日別アーカイブ: 2017年8月22日

歩こうかな?

40過ぎまでは、

自動車が好きでしてね。

そりゃ次から次へと、

車検を待たずに、

アレコレ乗り換えていたもんです。

本当に馬鹿ヤってたと反省しています。

それと共に、

欲しい車も無くなってしまいました。

どうしても乗ってみたいって魅力ある車が見当たらないのです。

そこからは、

ズッと同じのを乗り続けています。

普段の下駄がわり

ただ、

仕事のリハーサル、

手先のトレーニング?

工夫する気持ちを維持させるために、

みたいなものでしょうか?

古い自動車の修繕は続けています。

この間仕上げたモンは、

息子に盗られちゃいましたね。

そういう意味では、

私は素人ではないと思いますよ。

だから、

自分の使っているインプラントメーカーしか対応出来ない

なんて聞くと、

笑っちゃいますよね。

だって歯科医師が、

たかが

ネジの細工にメーカーがどうのこうのって

変でしょ?

インプラントの構造など簡単じゃないですか!

規格に合わなければ、

ネジでもドライバーでも、

チョッと手を加えれば済みますものに。

今の自動車って、

動く家電製品みたいになっちゃいました。

そう思いませんか?

もしかしたら、

もっと質が悪いかもしれません。

コンピューター基盤だらけですもの。

トラブル起きたら

治すのではなく、

全交換って姿勢の車造りに

これでは職人の養成など夢のまた夢であり、

コンピューターの頭で車造りを始めてるんで、

何処もかしこも、

同じ形になっちゃいましたね。

これでは魅力が無いのは当たり前ですね。

4駆は犬たちにボロボロにされて手離しました。

普段の足であったBMWの3シリーズも

10数年以上乗ってたことに気づいたのです。

今までは自分で診てました。

だってディーラーより自分の方がマシだと確信ありますから。

ただコンピューターの部分はダメです。

で、

汎用品ですから、

レストアする意味もない。

が、

欲しい車が全く見当たらない。

私がこうですから、

車が売れないのは当たり前。

自動車メーカーの怠慢だと思います。

もう歩こうかな!

 

倉敷市の銘菓 むらすずめ

幼い頃には、

相当な利かん坊だった事を覚えています。

然られて、

押入れの中に入れられた。

私ですか?

半ズボンからオチンチンを出し、

押入れの中じゅうに

オシッコをかけ回ったのを

鮮明に覚えています。

それからと云うものの、

二度と押入れに入れられる事は無くなりました。

先日、

倉敷市中央図書館へと

再び足を運び、

帰りに、

美観地区へと足を伸ばしたのです。

で、

懐かしいモノを見つけて、

再び幼い頃の記憶が甦ってきたのです。

幼い頃と云っても、

小学校へ上がるズッと前。

幼稚園の年少の頃でしょう。

何故わかるのかって?

幼稚園の年長組の年に、

新しい家へと引っ越したからです。

それ以前には、

当時、家業の業績がかんばしくなく、

町営の長屋、

それも二間で、

しかも風呂など無い暮らしでした。

良く覚えています。

自転車のハンドルに掛けられた小さな椅子に

チョコンと座って、

走る際の風を顔で楽しんでいました。

年に1度か2度、

銭湯の帰りに、

小さなパン屋が在ったんですが、

そこで、

出来立てのクリームパンを買って貰うんです。

本当に神様の味がしましたね。

こんな美味しいモノ在るのか!

客人が訪ねて来られた際には、

お茶と漬物を

お盆に捧げて持って行くような子だったそうな。

貧しい暮らし向きも

私は幼児期に経験しているのです。

何方かが、

お土産にくれたのでしょうか?

倉敷市の橘香堂の名物むらすずめ。

コレが当時の私には、

どこかが印象的だったのでしょうね。

粘土細工でも、むらすずめ。

むらすずめのコピー造りが高じて、

オチンチンの玉の皮を両手で引っ張り、

可愛いらしかったオチンチンを餡こに見立てて、

包みこみ、

マジックインキで、

皮にテンテンを記入する。

ほ~ら!

コレが自慢のむらすずめじゃあ!

商家でしたので、

みんなの方に向かって、

走り回っていた

恥ずかしい過去を

店の看板を前にして、

瞬間に、

鮮明に、

思い出したのです。

コレは絶対に買って帰ろうと、

お仏壇のご先祖さまの分と、

娘たちへの土産物として。

自宅に帰りまして早速に、

お仏壇にお供えして、

熱い一保堂のほうじ茶と煎茶、

で、

灯明とお線香。

なんかご先祖さまが喜んで下さっているような

そんな良い気分になれましたね。

娘たちですか?

普段は、

今時の子供には珍しくどら焼きが好きな娘たちなんです。

が、

私が幼い頃の思い出を語ったのが災いしたのでしょうか?

パパは本当にお下品な人ね!

昔と違って、

今はひとつひとつセロハンで包まれています。

誰ひとり、

食べようとはしてくれない

可愛そうなむらすずめなのです。

歯科医学への情熱

先の10月に新潟市のホテルにおいて、

日本歯科大学保存学第2講座の同門会が催されます。

残念ながら、

私は出席出来ません。

と云うのは、

講習会と重なっているからです。

で、

新海教授に電話にてお詫びがてら、

よもやま話しに花を咲かせました。

先生は大変、真面目で几帳面な方です。

几帳面さが一番の保存学の教授には

適任な方とも言えましょう。

私自身と息子の歯科治療の主治医でも在ります。

大学へ参りました際には、

必ず、

歯科技工室へと足を運ぶのが習慣となりました。

で、

作業中の模型の全てに眼を通すのです。

歯を削り、

歯型を採る作業を、

確認するためです。

これさえ押さえていれば、

誰が、

どの程度の、

質の高さを持っているのかが

一目瞭然であるからです。

私が1度大学を去った昔から、

修復医としてのレベルで、

新海教授を凌駕する歯科医師は出ていないようです。

先生に尊敬の念を抱くと共に、

残念な気持ちでもあります。

何時でも、俺たちに挑んで来い!

私らは、何時でも受けて立つからと云う

気概を持って、

後進の指導にあたっていますから。

心底から、

其れを望んでいますのに。

私はヤンチャ坊主でしたけれども、

今では、

ヤンチャ坊主なんて皆無でしょう。

優等生ばかりになってしまったようです。

ですから、

受け答えも良いですよ。

でも、

私なんぞに言わせれば、

物足りない。

命の歌じゃありませんが、

命をかけた情熱の歯科医師って処が

これから歯科医学の門を叩く若人には

絶対に持って貰いたいですね。

私と歯科治療

今日も新患の方がお越しになりますが、

この頃は、

県内の方が随分と増えました。

芸者処流行らずと云う言葉にも在りますから、

私は元来、

県外の方をターゲットとした戦略で、

歯科医院創りを行ってきたのです。

それが奏効し、

地元の歯科医院との競合に曝されなくて済みました。

私は私と云うスタイルを貫いておれますのも、

私しか出来ない治療を求める方々が

アチコチに居られるからでしょう。

山口県から電車を乗り継いで

総入れ歯を新調しにお越しになられる高齢の女性も居られます。

関西は当たり前。

海の向かい側の岡山県からの患者さんって

意外と多いのですよ。

インプラント治療って、

ホームページ的には、

既にポピュラーな治療ですから、

遠くからお越しになられるのは、

治療した後の、

噛み合わせや形を気にして、

修復部分からのやり直しの方が多いようです。

あと、根管治療でしょうか。

だから、

地元の患者さんが増えた訳が

全く意外なのです。

通常の企業なんかでしたら、

マーケティングして、

計画的営業展開を繰り広げるんでしょうが。

歯科治療ってジャンルは、

そういう意味合いにおいては、

尺度が違うのかもしれません。

現状の私は、

診療以外の処は、

研究と教育しか考えていません。

また、

それが在るから治療レベルを

上向きに出来てるんだと思います。

私は臨床家ですから、

歯全般において、

面白くてたまりません。

難しい症例ほど、

ウキウキ気分にさせてくれますし、

ギュッ!

と、心が引き締まりますね。

男女の差

仕事が終わってからでも、

案外しなければならない雑用多く、

夏休みを過ごす娘たちは、

端から観れば孫のようなモンで、

可愛いのですが、

接し方が判らない。

楽しみのツボが違いますから、

普段は

私は私の過ごし方を。

が、

しばらく前のある日のこと。

要するに溜まりに溜まった宿題に

母親が爆発したのでしょうね。

眼を赤くして、

上の二人、

中学1年のと小学5年のが

ヘルプを求めて来たのです。

こういう処は父親ってアマイでしょう?

ドレドレ?貸してごらん。

ママに怒られたの?

大きく頷き、

娘たちは娘たちの言い分を

これまた大いに訴える訳です。

この両者の間に仲裁に入る気持ちなど毛頭ありません。

私なんぞ、

即座に撃沈されてしまいますもの。

男が女性に口で勝てる筈など皆無でしょう。

で、

54歳の私は眼を閉じて、

瞑想するかの如く。

心を整へ、

ではなく、

心とおつむの程度を

小学5年、中学1年の女子にチェンジ!

で、

一気呵成に、

作文を書き上げる!

娘たちには、

チョッとは手直しなさいよと。

で、

更に言い聞かせるのです。

ママを怒らせるじゃあないよ!

皆が大いに迷惑するからな!

1度火が着いたら、

ありゃテポドンだからね。

流石に中学1年の娘はニヤニヤして頷いています。

小学5年のは、

なにやらスマホをいじってました。

で、

突然、

爆笑し、

パパ!これ!

皆が腹を抱えて笑っちゃいました。

火を吹くテポドンに股がる太った豚の

その顔には、

かの国の御曹司支配者のお面が被せられていました。

いやいや、

参りました。

そんな時に、

娘たちが囁いているのが

耳に入って来たのです。

これからママの機嫌が悪い時は、

互いが互いに、

今ママはテポドンよ!

そういう警報を出すのだそうな。

女の子って、

やはり男とは別の生き物だと

つくづく感じたのです。