月別アーカイブ: 2022年6月

患者さん への 絶対的 安定感のために

88歳の 母。

小さい頃は あんなに 可愛いかったのに

ドスの効いた 顔に なって

苦労してきたんかねぇ~?

でも、

仕事のできる 男の顔や!

誉めてるんだか?

くさして るんだか?

半径800キロから 患者さんを 集めること。

そんじょそこらで 真似できる 代物では ありません。

患者さんへ いたわりの 気持ちで。

自分自身に 対しては 鞭打つ 生活を コツコツと。

医療人とは そういう モン なんです。

自然と 厳しい 顔に なったのでしょうね。

患者さんを 視てて つくづく 感じます。

運のある 方って おられるんですね。

最近 診療に着手した 患者さん。

この間 大きな手術したんですが、

運 良く 歯槽骨の損傷が 致命的では なかったのです。

こういう些細な 状況って、

レントゲン や CT 画像では 視れないのです。

やっぱり 手術で

直接 骨を 確認して 把握できるんです。

抜糸して

その際の状況で、

次の 根管治療の アポイントメントを 頂いていました。

が、

昨日 アポイントメント帳に眼を通したら、

アラアラ なぜか 5日 早く アポイントメントが 変更されていたのです。

スタッフに聞くと、

患者さんが ご心配して アポイントメントを 早くに 変更されました と。

私は 根管治療の際に ラバーダム防湿は 必須です。

手術して 歯槽骨を削除形成しなければ ラバーダム防湿が できない 症例でした。

手術直後は 歯は 動揺します。

歯根膜が 外科的侵襲を 受けるからです。

根管治療を 行う際に 仮歯を 外すんですが、

動揺歯の仮歯の撤去は 再び 歯根膜の 大きな力が 加わります。

歯に ダメージを 与えるんです。

そこんとこ 考えて アポイントメントを 入れたんですが、

患者さん的には 私に 協力してくださって

気を 効かして くださったたんでしょうが。

一瞬 ヤバいな!

そんな 嫌な 予感が したんです。

昨夜、

診療が 終わって

実験資料を 作っていた時、

正に その 患者さんから お電話を 頂いたのです。

先生 仮歯が 外れたんです。

次の 月曜日まで 放置して 大丈夫でしょうか?

私ですか?

内心で、

ラッキー!

だって 仮歯を外す ダメージから 回避されたんです。

しかし、

つくづく この方って、

ツイてる 方 なんです。

アチコチの 歯医者で 、

高額 な 治療費用を 支払ったにも 関わらず、

ますます 状況は 酷くなる 一方。

初診の際に、

正直 頭を 抱え込みました。

が、

手当ての 度に、

裏返しの カードが 表に 反る ような 状況に なるんです。

こういう方が、

飛行機が 墜落しても 奇跡の生還を 遂げる 方なのでしょう。

いずれにしても、

私の患者さんは 心配性の 方ばかり。

ですから、

私の 顔も 任侠道の 頭 のような 顔に なったんです。

全てを 背負う。

そういう 仕事ですから。

男は ダメね!

診療所に お越しになられる 女性の患者さん 方々。

鋭い ですよ!

私の 顔を 視るなり、

????????

で、

先生 ズルい わ!

私も 連れてって!

圧倒的な 女性パワーに タジタジ なのです。

と いう訳で、

今朝は 休診を頂いて

四国中央市の HITO 病院の 美容専門外来へ。

78歳 と 79歳の お嬢様がた と 共に。

私の場合、

初診は 診査のみ でした。

2回目の 受診の際に

医師から 説明と これからの 診療手順の計画を 聞いて

3回目の診察から

順次 アンチエイジング治療へと。

ですから、

お連れさせて頂いた お嬢様がた

当然 おんなじ ステップでと 思い込んで いたのです。

が、

待てど くらせど

診察を受けに ゆかれてから 私の待つ個室に 戻って 来られません。

ヤバい!

午後からの 診療に 間に合わないかも?

と 思った頃、

軽やか ステップにて、

せェ~ん せェ~い 終わった わ.よっ!

せっかく 来て

若返り しなきゃ ダメ でしょっ!

 

痛がり 恐がり の 私は、

施術の2時間前から

表面麻酔薬のシールを シッカリ貼って 準備万端。

そのくらい 注射が 恐いんです。

他人には 容赦なく 注射するんですが。

ただ、

そんな 私ですから、

私の 注射は 痛くないって 言われます。

しかし、

いきなり 施術には 舌を巻いて しまいました。

痛くなかった ですか?

 

痛いわ!

でも、

若返りには そのくらいの ことは 当たり前じゃない!

もう せェ~んせェ~い。

男は ダメね!

で、

どう?

私の シ ワ ?

 

お綺麗に なられましたね というのが 精一杯だったのです。

ホスピタリティー実現への 方略

私は 頑固職人です。

ですから、

悪い面も 多く 認識しています。

それでも、

職人堅気を 貫くためには、

頑なに 筋目を 通す 強い意志が 必要だからです。

そんな私が、

唯一、

耳を傾け、

意思とは 関係なく 云うことを

素直に 採り入れるのは

大学時代からの 親友である

群馬県在の 浅見知市朗博士の 意見です。

なぜか? 判りません。

が、

私が 浅見博士には 全ての局面において

叶わないと 素直に 認めているからでしょう。

昔 彼から 意見されたことが ありました。

よぉ 三枝よぉ!

お前のブログ

文章が 硬てぇんだよ なっ!

高校時代に 文学部志望で、

物書き志向だった 色が 残ってるぜ!

ダメだ!

患者さんや 学生さんたちは

お前に 医療人に対して

癒し や 優しさを

先ずは 求めているんだぜ!

特に

お前は 他人からの 嫉妬を受けやすい。

ただ 反面 憧れの 対象でも あるんだよな。

語尾 云々 全て 考えて 書きなさい!

 

私ですか?

判った。ありがとう。そう研究するわな。

 

私を知る人 から すれば

私の 素直さに 仰け反るでしょう。

さほどに、

私は 浅見博士の 見方を 認めています。

 

診療所は 常に 進化し続けなければ なりません。

その ソフト面の 要は スタッフに あります。

ですから、

スタッフを採用する際には、

私は 厳選に 厳選を 重ねます。

キャリアとか、

履歴書は、

全く 関心ありません。

人を 視るのです。

その上で 採用した後は、

さまざまなる スタッフ教育を 続けます。

言葉使いから 所作 などなど。

今までの 経験から、

○○君には、

作文 読書から 新人教育を 開始しました。

読書は 人を 育てます。

文章を書くことは 人に 考える 物差しを 与えてくれます。

そのような中、

昨今、

司馬遼太郎原作の 坂ノ上の雲 を 手渡したのです。

○○君は 私が 最初に授かった娘と 同い年。

世代的には、

このミッション きつい でしょう。

携帯電話が 進歩し過ぎて、

コミュニケーションの方法が

全く違う 今の 日本人。

戦後政策によって、

日本人が 日本人の原点を 忘れさせた 歴史教育。

おもてなし と へりくだる を

ごちゃ混ぜに 受けとる 商人根性の劣化。

幼子が 将来 ウーチューバーに なりたい などと

のたまうのを 黙認どころか 喜ぶ アホウな親たち。

価値観の とらえかたが

この 何十年かで 全く

変わってしまいました。

しかし、

医療人の 医療人たるべき 姿勢は 変わっては なりません。

幕末から 近代に かけて

日本は 民族の存亡の危機に 2度は 遭遇していました。

最初の危機は 日露戦争。

次の危機が 第2次世界大戦 太平洋戦争です。

大きな 犠牲の上に

現在の 日本の繁栄は あります。

歴史から 大きな犠牲を 識ることは

必ず 感謝の気持ちを 育むのです。

そのような 環境下で 初めて ホスピタリティーの心が

生まれ 育つと

私は 信じています。

懐かしい 再会

昨日、

仕事にて 大阪市まで。

途中、

用を足そうと サービスエリアに立ちよった際に、

眼が 釘付けに なったのです。

オールド アメリカンを 象徴する

キャデラック の コンコースの最終モデル。

コレぞ キャデラックです。

で、

もっと 驚いたのは、

私が 新車購入した 日本最後の1台 そのもの だったこと!

何で 判るのか? って?

私が 印字した 刻印が ハッキリと 残っていたからです。

遠くから、

そ~と、

現オーナーは どんな人だろうと

視ていたら、

若い 綺麗な ご婦人、

否、

お嬢様でした。

この車、

最初が 私で、

最後が この方なら 幸せだなと

安堵しつつ

再び、

ハンドルを握って 一路 大阪市まで。

歯科医学は 今こそ 原点に戻るべし

 

私は 歴史書を読むのが 好きです。

日本人としての 血潮が 沸き立つ想いで

文字を 追っています。

国の 成り立ちを 識ることは

人としての 誇り 思考 の 源になるような 気がするのです。

歯科医学においても

同様のことが 云えるでしょう。

昨今、

さまざまなる 治療という名の 破壊症例に 遭遇します。

歯科医学における テクノロジーは 進化しているにも 関わらず、

現実的には 治療結果は 劣化しているように 思えます。

過去の 著名な歯科臨床家たちの 卓越した【技】は

現在の テクノロジーでも 及ぶことは できません。

不便であることが、

歯科臨床家の 知恵と工夫の 成長の【種】となり、

優れた 治療成績を 生んだのです。

マイクロスコープ と ニッケルチタンファイルを 使った 根管治療が

現在 歯科界のトレンドとなっています。

私は ここに 原点に帰れと モノ申す 姿勢です。

根管の 特殊で 複雑なる 解剖学的形態は

マイクロスコープによって 手に取るように

視えるように なりました。

そのような意味合いにおいて

マイクロスコープは 根管治療の 必須機材と云えましょう。

で あるからこそ、

手用リーマー ファイル、マイクロエキスカ などを使った

歯科医師自身の 指先の 【指頭感覚】による

根管の 【拡大 形成】が 成功の 決め手と なるのです。

根管治療を 機械に頼るなど

私は 全く 理解できない 立場を 表明する者です。

歯科医師は 自然科学に 身を置く者です。

解剖学を 識るからこそ

腕が 痛もうが、

肩が 痛もうが、

指先に 全知全霊を 集中させて、根管に挑む。

それが 歯科医師の 務めだと 考えています。

先週の金曜日に 活けた 花。

今朝、

診療所に入り 窓を開け

振り返ると、

つぼみ が 綺麗に 開花していました。

診療室は 北側に面しているために

直射日光が 入りません。

元来、

歯科の診療室は 北側に設置すべき なんですよ。

歯の色調を 正確に 測定、認識するためと、

薬品等が 直射日光の影響を受けやすい ことが その理由なんです。

診療室に 植木を設置したことが ありました。

が、

緑には やはり たっぷりの陽射しが 必要だったのです。

直ぐに 枯れて しまいました。

そのような経緯と、

忙しさに かまけて

診療室から 植物が消えて 数年が経過していました。

でも、

人には 花が 必要なんですね。

先月から、

思い立ったように、

花を 活け始めたのです。

人に 花が 必要であるように、

歯科治療においても 華が 必要なんです。

根管治療の 最中です。

右肘を 支えているのは、

採血の際に 腕を置く アノ 台座 なのです。

この頃、

自分で 申し上げるのも なん なんですが、

働き過ぎ なのです。

見かねた のでしょう。

スタッフが 然り気無く 台座を す~と、

置いてくれたのです。

こういう 心配りの 中で

私の 歯科治療は 粛々と 進められているのです。

華ある 歯医者で あるために。

患者さんの 笑顔が あるから こそ

今朝、

セット予定の 上顎無歯顎の患者さんに 対する

インプラント修復。

メタルセラミックブリッジにて 対応しました。

まだ 40代の女性ですから、

まだまだ 人生は 長いのです。

今 流行りの ジルコニアセラミックは

数十年の 臨床経過報告が ありません。

ですから、

私は 流行りとは 無関係に

確かな【実績ある 修復方法】を 選択することに

躊躇は ありません。

歯型を 採ってから、

さまざまなる 行程を経て 完成した 修復物です。

最後の チェックには 背筋に 汗を流す 想いが します。

セットの 後

ですか?

患者さんの 笑顔があるから 頑張れるんですよ!

総合歯科診療の 真髄

 

先般、

ご報告させて いただいた

この 凄まじい 無知なる 結晶の賜物とも云える

歯科医師による 治療と名を借りた 破壊的行為。

分析に 分析を 重ねて、

昨日、

上の 修復物ではなく 破壊発生装着を

一気呵成に 取り外し、

仮歯に 置き換える 作業を 遂行したのです。

患者さんの これまでの【苦しみ】

お前ら 判ってんのか!

と、

恫喝したい 想いにて、

手先を

静かに 速やかに 動かしていました。

仮歯 いわゆる プロビジョナルレストレーションによる

 

咬合の 再構成です。

向かって 左側の チンチクリンな 寸足らずの セラミックブリッジが

前医による 破壊装着。

向かって 右側のプロビジョナルレストレーションが

知恵の結晶の賜物です。

修復物って、

同じ 口腔内条件であっても、

これだけ 形の【差】が あるんですよ!

序でに、

前医の 装着した 前歯のインプットブリッジ。

このような

アバットメントとクラウン 一体型のモノ。

ヤメテ 欲しいのです。

運悪く、

頭が悪い。

腕も悪い。

工夫に欠ける。

その 三条件を満たした 歯科医師 歯科技工士の 共同作業は

患者さんの 神経筋機構に 強い 【締め付け感】を与へ、

それは 苦痛 以外の 何者でも ないのです。

総合的見地からの【診断】から 初めて、

総合歯科診療が 可能なのです。

たかが 仮歯ですが、

ここに至るまで さまざまなる 【仕掛け】を 仕組んでいるのです。

ちょっと だけ ヒントを ご披露させて 頂きました。

歯科診療。

奥が 深いんですよ!

 

歯の 痛み

この ごく数年、

興味深い 兆候を 診る 機会が 増えました。

虫歯でも なく、

歯周病の歯への 咬合性外傷でも なく、

感染根管でも なく、

歯が 痛む。

それも 痛くて 咬めない ほどに。

さまざまな 診査を経て、

肩 頸 腕 の 筋肉と 骨膜 由来の 痛みが

歯の痛みとして 現れて いるのです。

新型コロナウィルスは

近年の 社会生活を 一変させました。

巷は

既に

慣れか? あきらめ か?

多くの 人で 溢れて います。

しかしながら、

マスクの着用は そのまま である処を 視ると、

潜在的には、

新型コロナウィルスへの 警戒心は

未だ 皆の 心のうちに 張り付いて いるのでしょう。

良識ある人は、現状も 超警戒態勢での 暮らしを 送っています。

先が 見えないことへの ストレスは

確実に 人の 自律神経系に 影響を 与えているのです。

無意識下で 凝り固まった 筋肉。

それが 歯の痛みとして 現れて いるようです。

歯は 【情念】を著す 臓器です。

歯を くいしばって 頑張る とか、

奥歯に 心地よい 感触 とか、

表現豊かな 日本語は

歯の 咀嚼 以外の 【独特】の役割を 著しています。

その 診断と 治療方法は、

単に マウスピースを装着する と云う 単純な モノでは ありません。

そこに 総合歯科診療の 醍醐味が あります。

 

余裕綽々 の 毎日

仕事も 好調。

体調は 絶好調。

多忙と云えば 年々 その度合いは 増すばかり。

多くの 諸問題も 降りかかってきますが、

それらは

私にとっては 【男の修行】

全て 消化し、

栄養に するだけの 度胸は 身に付いた 今までの経験が

活かされて いるようです。

懐かしい 小説が 映画化される そうな。

青春期に 胸を ときめかし ながら 頁に 張り付いた 小説。

舞台は 私の好きな 新潟県長岡市。

主演も 私が 1番好きな 映画俳優の 役所広司さん。

司馬遼太郎氏原作の 【峠】

診療の合間での 細切れ 読書法は 健在ですよ。