月別アーカイブ: 2020年7月

新型コロナウィルス対策

猛暑・到来の兆しの・今日この頃です。

あまりの暑さに、

スーツを

遠慮したいのですが、

やせ我慢な質で、

上着を取ることが・デキません。

この・やせ我慢な質は、

さまざまな・処に、

発揮するのです。

ただ、

正統派であることの・証明だとも・思っています。

春が来れば、

夏が来れば、

気温の上昇に伴って、

新型コロナウィルスは収束されると云う、

ソレらしい話しとは・真逆に、

感染者は・増加する・一方です。

対して、

街は、

新型コロナウィルスの慣れたのでしょう?

普通に・戻っている塩梅。

しかし、

へそ曲がりで・やせ我慢な質の私は、

以前よりも、

相当に・警戒レベルを上げたのです。

患者さんには・見えませんが、

ソコに、

本筋の・意地って・もんが・あるんですよ。

 

心の色模様

先月の今日、

父の初命日で、

私なりの・供養をしました。

で、

もう・ひと月も経ったの・ですね。

月命日の今日、

お仏壇の中に置いた・小さな立て掛け額縁の中の・父の笑う顔を見て、

想う処・大いに・在り。

さまざまな・色模様の・想いです。

いろんなモノを、

呑み込む・歳に・なりました。

その中で、

私は日々を・過ごします。

歯科医師として、

考えられる・全てに・挑む心の準備は、

既に・整っています。

いよいよ・これからが、

本気で・勝負だと・感じています。

 

 

良い歯医者って?

このような【特別な時期】

に・おいても、

遠方からの・患者さんが、

途絶える・ことは・ありません。

道中・くれぐれも、

感染に注意してくださいねと、

何度も・何度も・繰り返すのです。

飛行機や新幹線の中よりも、

他人との会話の方が、

危険だと、

私は思っています。

普段よりも、

手洗い、うがいを、

心がけ・ましょう。

私は・ソレで十分だと・考えています。

私の診療所の中で、

感染することは・ありません。

なぜなら、

私が・命がけで、

診療所を・運営しているからです。

新型コロナウィルスの出現で、

私も・不安感に押し潰されそうに・なります。

もっと・もっと、

優れた予防策は・ないものか?

いつも・いつも・考えています。

私の机上の【祈りの小冊子】

1日に、

何度も・何度も・

眼を通します。

私は【良い歯医者】に・なりたかった・からです。

総合歯科治療

無歯顎の下顎です。

全体に・インプラントを埋入しました。

別の・患者さんです。

全顎的な・歯周外科手術と・インプラントの埋入手術を行いました。

 

修復治療と・外科手術の・ハーモニーから、

予知性の高い・歯科治療が・可能なのです。

それでも、

歯科治療の・基本は・噛み合わせです。

この入れ歯の・人工歯の歯並びと、

この入れ歯の・人工歯の歯並びを、

比べてください。

上の入れ歯は、

奥歯が・シッカリと・噛み合っています。

対して・下の入れ歯の・奥歯。

隙間が・ありますから、

ガタガタして、

安定する筈・ないじゃ・ないですか?

この頃の、

私の仕事です。

 

新型コロナウィルスとの共生

新型コロナウィルスの脅威から、

診療所を・護るために、

全く、

何処へも・出かけていません。

が、

どうやら、

行動パターンを変更すべき・時の・ようです。

HIVが出現した際には、

そりゃ・恐かったですよ。

ただ、

感染経路が・明白でしたので、

医療機関としては、

確実な・対策は採れましたし、

これが、

三枝デンタルオフィスの・感染症に対する

水際作戦の・大きな武器と・なりました。

しかし、

新型コロナウィルスについては、

私でさへも、

頭を抱えています。

少なくとも・診療所は・大丈夫です。

が、

私は・何処へも・行けない。

これは、

苦痛です。

関西や都内のホテルのティールームにて、

ゆったりと、

珈琲を飲むと云う・心の余裕。

静かな割烹の・暖簾をくぐり、

カウンターで、

舌鼓。

その至高の幸福感。

あ~・行きたい!

でも、

公共交通機関には・乗りたくない。

なぜなら、

本当に車内、機内の換気の具体的な有効性を、

どの会社も・公開していないからです。

空港、

駅ビルも・同様です。

来い・来い、

乗れ・乗れって・言ったって、

安全性の絶対的な【方法】を、

全く・公開していませんもの。

体温をモニターする?

あういう機器の・当ての無さ、

科学を識る者は・信じていません。

検温?

熱が出た時には・遅いんですから。

上辺だけ一方で、

商いしてきた・軽薄な・時代は、

今、

大いに・反省し、

大きくチェンジしなければ・なりません。

新型コロナウィルスと共生する社会に・ならざるを得ないと、

国の動きから・察せます。

経済を・止められませんから。

でも、

どうやって、

自分の身を・護ろうか?

本気で・思案の時が・来たようです。

ノストラダムスの大予言

ノストラダムスの大予言。

翻訳者の方が・お亡くなりになったとの報道に接し、

氏のご冥福を・お祈りしつつ、

私は・ある思い出を・思い出したのです。

小学校の高学年の頃、

日本中は、

ノストラダムスの大予言で、

大騒ぎに・なりました。

昔ですから、

平和な時代だったンですね。

同級生のA君。

俺は、勉強は・辞めた!

人類は・滅びるんだ!

楽しく・生きる!

彼は、

そう・宣言したのです。

で、

時代は・過ぎに・過ぎ、

数年前、

新大阪駅からタクシーに・乗りました。

運転手は、お爺さん。

私に・話しかけてくれるンです。

所謂、

気持ち良い・運転手さんです。

が、

瞬間、

私は、

固まって・しまいました。

彼は、

A君だった・からです。

彼は・私に、気づいていません。

自分が・お喋りするので・夢中でしたから。

どうやら、

所帯も・持たず、

アパート住まいで、

ズッと、

タクシー・一筋だったようでした。

趣味は・パチンコと昼寝。

酒は、

毎夜、毎夜の自宅飲み。

紙パックの焼酎・一筋なんだとか。

人の人生の・送り方に、

何が・正解で、

何が・不正解かは、

判りません。

私の・生き方も、

決して・他人には・お勧めデキませんが、

タクシーの行き先は、

リッツカールトン。

ランバンのスーツに、

ココマイスターのダレスバッグで、

ホテルマンから、

いつものように、

ドアを開けて・貰いながら、

彼の方が、

もしかしたら、

幸せかも?

そんな想いが・した事を、

思い出したのです。

なぜなら、

小学校の時代から、

自分で・望んだ道とは・言へ、

時間と・ノルマに・追いたてられ、

決して、

中身は・少年時代とは変わっていないのに、

違う・自分を・見せねばならない矛盾。

定め・か、どうかは・判りませんが。

フーテンの寅さんが、

あんなにも、

ロングランであったのは、

大人の男たちって、

辛い・立場だからに・違いありません。

医療職の定め

学生時代の親友って、

本当に・ありがたい存在だと・思います。

飾らなくて・良いンですから。

医療職って、

やせ我慢・しなきゃ・成り立ちません。

だって、

患者さんを、

手当てする・仕事なんですから。

ビクビク・デキないでしょ?

温かく、

大きく、

包み込む・包容力。

で、

シャープさも、

チラリと、

それとなく、

患者さんに・伝わるように。

新米の頃、

そんな技など・持ち合わせてませんから、

随分と、

患者さんから、

肩身の狭い・想いを、

感じて、

未熟さに、

ワァ~!

と、叫びそうに・なったモノでした。

私、24歳の、

歯科医師1年生の頃のスナップ写真です。

トロントにて。

お隣は、

ドクター・ルッツ先生です。

歯科医師国家試験に出題される、

ルッツの3条件・の、

あのルッツ先生です。

コンポジットレジンを基礎的に研究した大家です。

隣の私って・なんですか!

度胸なし、

自信なし、

風格なし、

恥ずかしい・ですよ。

ただ、

私は・必ず、

その分野、分野の1流と云われるプロフェッショナルに、

近づきました。

遠くから・眺める。

そういう気持ちは・ありませんでした。

その気持ちと、

歯科医学への・情熱の継続。

ただただ、

それだけの・半生で、

57歳に・なりました。

見た目とは・裏腹に、

孤独感と・戦っているんですよ。

相談相手も、

そう簡単には・いません。

私と同じ境遇の人間など、

ほぼ皆無でしょうから。

本当に・数少ない・友人に、

電話しながら、

自分で・答えを・見つけるしか・ないのですよ。

医療職。

そうやって、

成長して・行くんですよ。

人の力

医科病院の放射線科にCT撮影を依頼。

難しい症例の際には、

ここまでは・よく在る・話し。

最近のインプラント用コンピューターソフトの精度を把握すべく、

メーカーにCTデーターを渡して、

3D化しての、

手術を迎えたのは、

昨日の午後。

昨日の手術は・難しい症例です。

解剖学的に、

インプラントを埋入デキる部分に、

大きな制限が・ありました。

四面楚歌と云う言葉が・ありますが、

舌動脈・下歯槽神経・オトガイ神経、

そして、

幅の狭い・顎堤。

無歯顎の患者さんですから、

バランスの採れた・インプラント・ポジションでなければ、

最終修復物は・安定しません。

ところが、

3D化されたCT所見では、

オトガイ孔・以後の顎堤に、

インプラントの埋入デキる場所は・ありません。

こう言う際の私ですか?

全く・焦っては・いません。

そもそも、

3D化されたデーターを、

私は・全く信用していませんから。

下顎の骨を・イッパイ・視てきました。

素人眼には・誤魔化せても、

下顎の骨の【形態】の・違和感。

これは・肌感覚で・判ります。

コンピューターソフトは、

まだまだ・超精密では・ない・のだと、

画像を視れば、

判りますよ。

こういう際の手術は、

粘膜を切開して、

実際に、

骨に触れて、

実際に、

骨を視て、

基本に・還る事に・尽きます。

骨の表面を、

よ~く観察すると、

ここに、

インプラントを・入れてくれぃ!

そんな声が・聞こえてきます。

まだまだ・AIには、

負けませんよ。

 

入れ歯?インプラント?

巷では、

私の事を、

インプラント治療の専門家と、

観られている・ようですが、

私は・特別には・意識していません。

ただ、

インプラント治療の黎明期を識らない・世代の、

インプラント治療は、

極めて・危険であると・考えています。

入れ歯より・インプラント治療の方が、

断然・良いと公言する・歯科医師は、

入れ歯が・下手だと云う事を公言しているのだと、

私は・判断しています。

歯科医師と・お会いする機会が・多いです。

そんな際に、

その歯科医師が、

大学を卒業して・間もない大切な時期に、

何処で、

誰に、

指導を・受けたのか?

ソレも、

どのくらいの期間を。

そういう処に、

関心を・持ちます。

で、

大学卒業後の、

辿った・経歴。

そういった部分が、

歯科医師の・品定めには、重要かと。

大学院は、

単に、

研究者としての、

スタートラインに立つノウハウを・学ぶ場でしか・ありません。

博士号取得者は、

やっと、

研究者として、

箸の持ち方を・覚えた程度でしかない・と、

思っています。

が、

少なくとも、

研究者としての・眼を持たない歯科医師よりも、

持っていた方が、

マシだと・思いますが、

歯科医学は、

そう甘くは・ありません。

歯学博士号取得者が、

その後、

何処で、

誰に、

導いて貰ってきたのか?

そのような過程こそ、

歯科医師を創る・決め手に・なるのだと・思います。

インプラント治療は、

歯科治療の・革命的な治療ですが、

革命が・時には、

人類を苦しませる事がある事を、

歴史は・物語っています。

中国共産党の毛沢東主席の・文化大革命も、

その1例でしょう。

私は右翼的思想も、左翼的思想にも、

賛同できません。

何事も・バランス感覚が・大切だと・考えています。

昨今の、

新型コロナウィルスへの、

三枝デンタルオフィスの対応は、

私なりの・バランス感覚で、

コントロールしています。

話しを元に・戻しますが、

入れ歯治療VSインプラント治療。

これは、

私の適応症診断が・全てであると、

確信を持ち、

絶対的な自信で、

症例を選別しています。

上手く言えませんが、

そのくらい、

適応症の差・と云うべきものが・あります。