日別アーカイブ: 2020年7月16日

言霊

陽射しが・まだ柔らかい内に、

蝉時雨の中、

自宅前の・小路に掃き掃除と、打ち水。

幼い頃の・夏休みの日課であったな・と、

思い出しながら、

診療所の前の歩道を・掃除していました。

家の前の掃除なんて、

当たり前だと・思っていました。

逆に、

家の前の道の汚れは、

その家に住む人の・人格を疑われると、

そう・思っていました。

細かな砂を・丁寧に・掃き掃除し、

打った水の・お湿りは、

はんなりと・

気持ちまで・潤いを与えてくれます。

良い・朝だ。

そんな私の前を、

70から80歳の間と・覚しき男性が、

声を大にして、

そんな事【市の仕事】だから、

余計な事すんな!

私ですか?

最近の若い奴は!

そんな台詞よりも、

最近の御老体は・と、

内心にて・思う機会が・たびたび・ありますので、

慣れっ子に・なりました。

対応は、

上手に・なったのです。

乾燥しておりますと、

コロナウィルスが・アチコチ飛び回って・おるでしょう。

こうして・水で、叩き落として・おきましょう。

市の職員も、

こういう時勢柄・お忙しいでしょうから。

お年を召された方は、

重々・お気をつけ・なさって。

言葉のかけ方・一つで、

相手の気持ちまで、

柔らかく・なります。

朝です。

1日の始まり・じゃないですか?

気持ち良く・行こうじゃないですか!