月別アーカイブ: 2019年4月

元気かい・

最近、

羽田空港と東京駅、品川駅を利用する機会が多いンです。

その際に、

突然、

見知らぬ若者から、

三枝先生って・声をかけて頂く機会があります。

どうやら、

日本歯科大学の卒業生で、

都内なり近県にて勤務されていたり、

地方から講習会を受講するために上京した際にだったり。

また、

私の講習会の受講生だった歯科医師。

はたまた、

私のブログの読者の方も、

意外と結構・多いンです。

声をかけて頂いて、

知りませんもマズいですから、

知ったかぶりで、

元気かい!と。

で、

近況を聞かせて頂いて、

電車を乗り遅れて。

でも、

とても嬉しいですよ。

で、

握手してくださいと。

シッカリと握手して、

また何処かで会いましょうと云う塩梅。

常々、

教官たちに口酸っぱく言ってるんです。

お前たち、

日本歯科大学の教官って立場の重さを

十~分に認識せぃ!

手本にならねばなら~ん。

煙たそうに聞いてますが、

私は・そう思ってます。

経験する・

私が大学院に入った当時、

大きな医局でしたから、

色んな医局員の先生方が居られましたね。

此処で、

世の中の不条理を徹底的に経験できましたから、

今になってみると、

良い通過点だったと思いますよ。

当時の私のような新米歯科医師には、

アシスタントは付いてくれませんでした。

一人で、

何から何まで・しなきゃならない訳です。

バキュームを片手に持ちながら、

歯を削るってことも、

此処で自然と身に付きました。

ラバーダム防湿の多数歯露出法も・一人でできますよ。

今日は一人で診療しています。

全く苦になりません。

コレも、

あの医局での時代があったから

普通にできることなんです。

役にたたない事などありません。

症例を経験する度に、

新たな発見があります。

人生も・同じナンじゃないでしょうか?

平成最後の診療

昭和62年に歯科医師国家試験に合格し、

歯科医師免許を頂戴しました。

平成3年5月14日に、

日本歯科大学大学院歯学研究科臨床系研究課程を修了し、

歯学博士・甲504号を授与されました。

専攻は【歯科保存学】です。

インプラント治療との出会いも、

この頃です。

ブローネマルク博士やアルブレクソン博士、

インプラント治療の産みの親とも言える歴史的偉人との

出会いに恵まれたのも、

この頃です。

平成の時代が、

私の臨床家としての発展の時代でもありました。

今日の最後の治療は、

感染根管治療です。

症例としては難症例ですが、

歯科保存学で締めくくることに、

運命的なモノを感じています。

歯科保存学で始まった私の歯科医学。

歯周病治療へと移行しながら、

大きくインプラント治療へと進み、

今では、

日本歯科大学で総合診療科の臨床教授として、

幅広いジャンルを委せて頂ける幸運に恵まれました。

令和は新しい時代です。

次なる目標は、

歯科補綴学。

歯科保存学を熟知した歯科医師だからできる

歯科補綴学を修めることが、

新しい時代での私の目標となりました。

夢を追い続けること、

少年の気持ちで、

チャレンジし続けること、

転んでも、

壁にぶち当たっても、

私は必ず起き上がります。

私にとっての【青春坂】は永遠に続くでしょう。

背中を押される気持ち・

ビックリされるかも・しれません。

診療所の院長室には、

ご先祖様の大きな・お仏壇がドスンと、

鎮座しています。

自宅から私の命の診療所へと、

随分と前に引っ越しして貰いました。

自宅で留守番するマリリンたちは、

暇を持て余していたのでしょうね。

お仏壇にお供えする御饅頭。

美味しそうに見えたんでしょうね。

帰宅する度に、

お供え物が無くなって、

序でに、

お花もひっくり返る始末。

コリャ駄目だと。

お仏壇のなかには、

沢山の御位牌が列んでいます。

私が生まれた時には既に佛さまになったご先祖様もいます。

ですから、

お顔は知りません。

逆に、

幼少期から学生時代に、

嘘八百ついて、

お小遣いを引っ張り出した、

祖父母と叔母の御位牌の戒名を観ては、

申し訳ない気持ちと、

あの・尚登が、

ソレなりの歳になって、

人並みに、

否、

一生懸命に歯を食いしばって、

仕事している姿を、

観ては、

どんな気持ちで、

見守ってくれているンだろうと、

患者さんの診察の度に、

院長室のドアを開ける度に、

お仏壇の方を振り返って、

ひと仕事してくるぜ!

ご先祖様的には、

私の命の診療所に居ることが、

絶対に静かに、

落ち着いて、

安らかではないか?

私の応援しなけりゃなりませんから。

でも、

喜んでいると、

私は信じているンですよ。

こんな私ですけど、

歯の仕事に就いて本当に幸せですから。

寄り添うこと

日曜日だけは早起きする娘を観て、

幼い頃の自分と重ねています。

そりゃそうだと。

朝食後、

早々に娘のアッシー兼お財布くん。

文具店やアレやコレやと・引っ張り回されてダウン。

夕刻からは解放され、

長年の患者さんの誕生日会へと。

75歳のお誕生日です。

年齢の数と・同じ本数の薔薇の花束と

写真撮影ようのブーケを用意して。

私は大勢の患者さんの生き方から

大いに学ばせて頂いてきました。

良い意味でも・悪い意味においても。

で、

昨日75歳のお誕生日をお迎えになった女性患者さんは、

現役バリバリの事業家です。

既に・後継者にも恵まれておられますが、

ご本人は、

未だに未開拓の分野にチャレンジし続けておられます。

時々、

死ぬのが恐いと・弱音をポロリと。

互いに似ているねと。

そんな私に弟子が、

先生、患者さんにソコまで・するんですか?

と。

私的には違和感ないのですよ。

神さまが私に寄り添って下さるように、

患者さんと伴に寄り添うのが、

家庭医の務めですから。

今日も1日仕事です。

私にとっての歯科治療と云う仕事は、

生きると云うことです。

息を吸うことと同じナンです。

患者さん無くして・私の人生に意味はありません。

明日は、

現天皇陛下御退位の歴史的な日ですから、

静かに感謝の気持ちで、

テレビに釘付けにさせて頂きます。

明後日の新天皇陛下御即位の日も、

日本人として目出度い歴史的な1日ですから、

またまたテレビに釘付けさせて頂きます。

新天皇陛下のお誕生日は私と同じナンですよ。

そんな勝手な身びいきから、

お祝いの気持ちでいるンですよ。

2日からは再び診療です。

そんな感じで、

患者さんがお越しになられるのを

院長室から。

 

 

 

幸せな歯医者

ホームページでは観てたんですけど、

本当に私は・此処で診療を受けてルンですね?

初診の患者さんが、

治療が終わってホッと一息。

そんな際に、

つぶやかれた台詞でした。

そのような患者さんは

とても多いンですよ。

ついでに、

多くの圧倒的な三枝ファンに支えて頂いて、

私の好きな歯の治療が楽しめてるんです。

昔、

スタッフが言った台詞は、

歌手の方のファンみたいに、

先生の患者さんって、

独特デスよね。

そうかも・しれません。

私は幸せな歯医者。

今日もバリバリと。

世間では今日からゴールデンウィーク。

私の診療所では、

今日は手術が2症例。

そして、

最近お越しになられた患者さんへの

私の診断をお伝えする時間。

お一方・メンテナンスで拝見して、

夕方から初診の患者さん。

恐らく昼休みはとれないでしょう。

医療人に休みなど無縁。

疲れる・休みたいなどと考えたら、

罰が当たりますよね。

歯周病の治療

私の診療所に於いては、

歯周病の治療は確実に解決済みです。

診察し原因を分類して、

カテゴリー別に、

私のガイドラインに則り、

着々と治療を進めます。

ただ、

どのような状態にあっても、

私の診療所の最初の入り口は、

徹底的なプラーク・コントロールです。

具体的には、

私のアドバイスのもとに、

一生懸命に歯磨きして頂くことです。

時々、

今更、歯磨きなんて!

ズッとヤッてきたわい!

そんな意固地な方も見受けられます。

歯周病は治せますが、

自己流を貫く素人には、

私は手当てできません。

何事も素直さが、

若葉の新芽を育てるもとではないでしょうか。

ほぼ全般の方は、

ありがたいことに、

歯を大切に考えて下さいます。

歯周病は解決できるのですよ。

 

私も1から勉強

大学内で、小さな・小さな勉強会を発足しました。

麻酔科の大橋准教授と放射線講座の小椋教授が音頭をとり、

新進気鋭の准教授たちが集まりました。

研究論文を次々に

世界中へ向けて発表することを主旨とし、

戦う集団で居ようと云う

チャレンジ精神の火の玉軍団とも言えましょう。

1月に会の方向性を話し合い、

3月からスタート。

4月の現段階で、

会から、

既に英字論文を海外の論文誌に4編発表しました。

1月に2本のペースです。

小椋教授の目標としては、

今年の論文発表は、

なんと!36本ナノだそうな。

人生のある時期に於いては、

スピード感ある・背中を圧される環境に

身を置くことは、

人の成長に大きく役立つと考えています。

プレッシャーとの戦いこそ、

人の成長の糧だと考えています。

後から振り返って、

現状を思い返す時に、

あぁ、あの時期があったから

今があると思ってくれることを信じて、

私、小椋教授は、

あえて嫌われ役になっているンですよ。

でも、

若手の先生方の方は、

清々しい表情をしています。

私も若手に混じって、

アレやコレやと、

歯学全般に渡って、

1から勉強し直しています。

専門分野を越えて、

一緒に論文を作製することの醍醐味を

縁のできた、

小椋教授に指導して頂いています。

 

 

 

 

教える立場って難しい!

50歳も半ばを過ぎた私ですが、

日本歯科大学の藤井学部長から、

しょっちゅう叱られます。

学部長の仰ることは筋が通っていますから、

私に反論できる余地はありません。

チャレンジ精神旺盛なる私は、

それでも・めげず、

新たなる叱咤のネタに挑むのです。

学部長の本音を見抜いているからです。

私は学内での叱られ役。

なにか・しでかすヤンチャ坊主。

ま~た三枝先生!

でもね、

しでかす私のルールも、

学部長は判っているんでしょう。

私のルールですか?

患者さんファーストです。

学生さんファーストです。

日本歯科大学ファーストです。

そこから外したことは一切ありません。

仕事をすれば、

必ず、

誰かから批判の的になります。

それで、

事なかれ主義に反れては男が廃るでしょう?

私の大学は誠に懐深い処だと思いながら、

次は・何しようかしら!

そんな気持ちで、

私なりの教育を。