私が大学院に入った当時、
大きな医局でしたから、
色んな医局員の先生方が居られましたね。
此処で、
世の中の不条理を徹底的に経験できましたから、
今になってみると、
良い通過点だったと思いますよ。
当時の私のような新米歯科医師には、
アシスタントは付いてくれませんでした。
一人で、
何から何まで・しなきゃならない訳です。
バキュームを片手に持ちながら、
歯を削るってことも、
此処で自然と身に付きました。
ラバーダム防湿の多数歯露出法も・一人でできますよ。
今日は一人で診療しています。
全く苦になりません。
コレも、
あの医局での時代があったから
普通にできることなんです。
役にたたない事などありません。
症例を経験する度に、
新たな発見があります。
人生も・同じナンじゃないでしょうか?