日別アーカイブ: 2017年8月13日

本物のもてなしとウソつきのホスピタリティ

日頃では、

既に床に就く時刻ですが、

興奮して眠れません。

こりゃ眠れんわな!

それでも、

悲しい私の習慣は、

夜も暗いうちに起きると云う

朝寝坊の方々のために、

爪の垢なり鼻くそをコロコロ丸めて

丸薬【三枝目覚丸】として売り出してやろうか!

馬鹿はさておき、

特製粉末青汁入りのインスタント珈琲を自作し、

ただ紙コップにインスタントコーヒー、粉ミルク、砂糖、

で、

大正製薬の【からだ環境  青汁】と云う粉末を一気に入れて、

ポットの湯をそそぎ1、

インスタントコーヒー付録の紙スティックで

かき混ぜた代物です。

気持ちの問題だと人は笑うでしょう。

が、

気持ちの問題が何事にも大切なのです。

カフェインの効能が仇となるか?

珈琲を呑むと云う行為の持つ

心鎮めの効果が勝るのか!

コレは博打的チャレンジですね、キット。

座卓に座って、

珈琲の準備に追われて気がつきませんでした。

夕食のご飯は、

わざわざ土鍋で炊いて下さいました。

熱々の立ったお米に

佃煮風仕立てのちりめんじゃこをふりかけ、

で、

冷出汁をサラッと注いで、

無我夢中に、

一気呵成に喉奥に送り込み、

で、

旨い!のため息。

旨いと讃えつつ、

食い意地はった私は、

どうせなら出汁をかけずに、

白米で食べたかったと大いに後悔したのです。

が、

ハシタナイので、

我ながら我慢の子でありました。

部屋で、

信長とセミナリヨと題する書籍、

娘の宿題のまとめ、

採取した微生物の調べものの書籍に埋もれて

なんでしょう?

水戸黄門さま道中記にて見かける昔のお弁当包み。

嬉し、楽しみ、気が利くことに感動し、

丁寧に包みを開いて、

私が感動極まったのです。

先の土鍋で炊いたご飯で作った小さなおむすびが3つ。

ここにホスピタリティを見たのです。

 

4

お盆の夜は更ける

馳走になり、

大いに満腹。

極楽心地にてお盆を堪能しています。

部屋にて、

昨日、安土にて購入した書籍に眼を通して

これまた大いに満足の心地です。

縁が在って、

カトリックの勉強を始めた私には、

この国古来から信仰される神々と仏さま、

そして、

織田信長の時代に西洋から伝来したキリスト教の混合に

興味を抱いて、

書籍に眼を通し、

また、

この地区は山上信仰の中心であったことから、

その辺りに関心を持ち、

散策しました。

伝道師たちは、

結局はマリア観音と謳う昔の人に

落胆しつつ、

信仰の布教に一層励んだのでしょう。

そんなこと、

あれこれ想像を巡らせて、

お盆の夜は更けるのでありました。

思いは募る

沢には音が在ることを

すっかり忘れていました。

で、

何故か牧野富太郎博士を思い出したのです。

幼い頃に手にした博士の伝記を

何度も何度も

読み返したものでした。

市井のしがない開業歯科医でしかない私が、

日々の診療から、

歯科医学の現状と自分の毎日に

大いに疑問を抱き、

決して肉眼では観ることができない

微生物に興味を抱くことになり、

こうして遠方にまで、

アチコチ足を運ぶようになりました。

虫歯菌に食され代謝の結末となった

朽ちた象牙質を

逆なる発想にて微生物の代謝にて解決しようと

思い立ち、

今では母校の多くの方の助力にて

一歩一歩、

私の謎解きは進んでいます。

歯への興味は尽きません。

縁側に腰かけ、

思いは募る一方です。

昭和の時代

沢を目指して、

飛騨の山奥へと。

大日岳を望む高原を前に仰ぎながら、

朝食に豚汁を。

人が暮らしを営む街であるのに、

この水の清々しさは

いったいどういうことでしょう!

で、

幼い頃を彷彿とさせる【店構え】

 

家のお仏壇のお土産にと、

ついつい木戸をくぐったのです。

菓子を選ぶのが、

これほど楽しいとは。

n

そんなこんなしながら、

時間は過ぎて、

贔屓筋のお宅にご厄介になるために

車を先に進めます。

囲炉裏と冷たい麦茶、

そして冷えた梅の甘露煮にてのお出迎え。

今夜の私の宿は、

離れの茶室の隣に設えた部屋であるそうな。

古里のもてなしに、

あぁ昭和に浸った、

ただひたすら、

昭和に浸った、

幼い頃に囲まれた人々の顔を思い出し、

ひたすら浸ったのです。

 

犬たちとの暮らし

中学1年の娘の夏休みの課題と、

私の研究テーマと歴史好きが

たまたま重なっていました。

私の後をノート片手にメモを録る娘です。

本当に良い話し相手になってくれました。

昨夜は不覚にも

娘より先に夢の中にいた私です。

早朝、

犬の鼻を鳴らしてのトイレの催促に

コレは大変!

跳ね起きて、

車外へと、

犬たちにいざなれて。

蜩もまだ鳴いていない時刻。

森に包まれた暮らしに憧れ、

静かに石に腰かけ、

犬たちの様子を眺めて、

街喧騒から逃げ出したことに

良い選択であったと。

娘ですか?