仕事が終わってからでも、
案外しなければならない雑用多く、
夏休みを過ごす娘たちは、
端から観れば孫のようなモンで、
可愛いのですが、
接し方が判らない。
楽しみのツボが違いますから、
普段は
私は私の過ごし方を。
が、
しばらく前のある日のこと。
要するに溜まりに溜まった宿題に
母親が爆発したのでしょうね。
眼を赤くして、
上の二人、
中学1年のと小学5年のが
ヘルプを求めて来たのです。
こういう処は父親ってアマイでしょう?
ドレドレ?貸してごらん。
ママに怒られたの?
大きく頷き、
娘たちは娘たちの言い分を
これまた大いに訴える訳です。
この両者の間に仲裁に入る気持ちなど毛頭ありません。
私なんぞ、
即座に撃沈されてしまいますもの。
男が女性に口で勝てる筈など皆無でしょう。
で、
54歳の私は眼を閉じて、
瞑想するかの如く。
心を整へ、
ではなく、
心とおつむの程度を
小学5年、中学1年の女子にチェンジ!
で、
一気呵成に、
作文を書き上げる!
娘たちには、
チョッとは手直しなさいよと。
で、
更に言い聞かせるのです。
ママを怒らせるじゃあないよ!
皆が大いに迷惑するからな!
1度火が着いたら、
ありゃテポドンだからね。
流石に中学1年の娘はニヤニヤして頷いています。
小学5年のは、
なにやらスマホをいじってました。
で、
突然、
爆笑し、
パパ!これ!
皆が腹を抱えて笑っちゃいました。
火を吹くテポドンに股がる太った豚の
その顔には、
かの国の御曹司支配者のお面が被せられていました。
いやいや、
参りました。
そんな時に、
娘たちが囁いているのが
耳に入って来たのです。
これからママの機嫌が悪い時は、
互いが互いに、
今ママはテポドンよ!
そういう警報を出すのだそうな。
女の子って、
やはり男とは別の生き物だと
つくづく感じたのです。