インプラントを治療の中心に臨床生活を過ごして来ました。
インプラントは確かな治療方法です。
ただし、適切な症例選択と確かな手技が必要です。
歯を失って、
色々な歯科治療を受けて、
それでも【本当に困った】患者さんばかり診察させて頂いた四半世紀です。
現実には【もし】と云う事はありませんが、
もし歯を抜かなくて良かったならば、
インプラント治療の必要はありません。
歯を失う原因の大半が歯周病であると云う説は
既に過去のものです。
抜歯の第1番の原因は【歯の根の破折】です。
この原因が【歯の根の神経を採る】ことが発起点になるのです。
歯科医学は進歩し続けています。
仮に進行した虫歯であっても、諦めてはなりません。
徹底的な【保存】治療が、
患者さんの歯科への信頼を取り戻せる大きな武器となるでしょう。
私の診療所では、通算17ヶ月、
神経を殺さず、採らずの記録更新中です。