普段であれば爆睡中の時刻なんですが、
今夜は色々な方からのお電話が多く今に至っています。
当然ベッドの上にはマリリンが横たわって待っています。
で、私もベッドへと潜り込んだら、
大きな舌で、
私の顔を舐める舐める。
就寝前にはキチンと洗顔してるんですが、
私の顔がそんなに美味しいのでしょうか?
起床時も同じです。
私の朝は、マリリンに顔中を舐められることから始まるのです。
平成14年に治療が終了した患者さんが7年振りに再受診にて。
当時は、殆んどの歯がグラグラして居られました。
歯周病の治療を進め、
そして歯列の矯正は兵庫県川西市の畑 豊歯科医にて。
下の前歯以外は、
前医の根管治療を全てやり直し、
メタルボンドクラウンにて修復した
大掛かりな治療でした。
歯は一切、連結していません。
全て孤立歯で、保存しています。
今日の再受診の訳は、
下の奥歯の脇の歯茎が腫れたことからです。
この患者さんは、とてもプラークコントロールの良い方でした。
私の患者さんに対して、
リコールの葉書、お電話などはしない主義です。
治療期間の際に、凡そのリコールの間隔はお伝えしていますが。
何故リコールの連絡をしないのか?
それは、健康つくりは医師と患者さんの両者の
共同作業だと考えているからです。
来て頂けたら、
私はベストを尽くします。
しかしながら、
来て頂く以上、私は治療費用を頂きます。
この、私がお願いして来て頂くことに抵抗が在るからです。
患者さんにもご都合がお在りでしょうし。
ご不自由が在れば、再びお越しになられるでしょうと云うのが、
私の考えです。
レントゲンを拝見し、
私は安堵したのです。
残念ながら、
腫れた歯茎の処は、歯石が随分と沈着していました。
が、
私の治療痕跡はシッカリと。
骨のバランスも良好ですし、
被せた多くの歯のクラウンの境目もピタッとしています。
歯科治療のコンセプトは歯科医によって異なります。
この患者さんに代表される私の治療のガイドラインは
間違いないと確信したのです。
この患者さんへは、
綺麗に歯の根の表面を私自らの手で、
綺麗に研磨し、今日の治療は終了しました。
旧友と久し振りに電話での会話。
【男にも更年期障害ってなモンがあるようだねぇ】
から始まった解剖学の教授となりし彼の講釈を聴く私。
無気力気味、身体の疲労感、孤独感。
で、
無趣味ゆえの時間の持て余し。
私らの歳で、
趣味に夢中になれる人を羨ましいと。
阿呆カラスの我々は、
人の一生の10人分位は楽しんだから。
もう遊びようが無い。
此れではイカン!と、
無理して何かしようと無い知恵を搾ってみても、
夜更かしは次の日の仕事に堪えるから控えよう。
眼が商売道具。疲れ過ぎないように休めよう。
子供に仕送りの最中。チョッと我慢しておこう。
家に居てもすることが無い。
家から出ても、
結局は金のかかる事ばかり。
其れは自分の首を絞めるのと同じだから、
馬鹿馬鹿しくてとてもじゃないが止めとこう。
私はビックリしたのです。
私の想いと全く同じであったからです。
【犬でも飼ったらどうや?】
世話する女房に叱られるやないか!
50も過ぎた教授様の女房に叱られるには参りましたが、
【犬の世話は君がするのや】
そんなに可愛いモンかね?
【少なくとも人間の女よりは犬が良いわな】
【あの山口先生も、今では女は卒業して犬だぞ】
え~!犬って凄いんやな!
彼は坂東人の癖に、
私との会話では何故だか関西弁を。
歳を経ると女性は、何処までも果てしなく強くなります。
彼の云う【男の更年期障害】からが、
男と女の明確な境目になると。
今度、長崎で学会があるそうな。
【よし!其処で会おう。】
で、
【犬も飛行機に乗せて連れて帰れ】
怒られるぞ!きっと!
【最初はオネショとウンチで苦労するがな、きっと良かったと思うよ】
想えば、
汚れなき彼に、
悪い遊びを教えたのは私です。
犬ならマシだと思いませんか?