日別アーカイブ: 2016年6月23日

無趣味ゆえに

私が読書を好むのは、

決して知識の吸収を欲するからでもなく、

教養を身に付けるためでもありません。

何処かへと出向く手間のなく、

特別な高額な費用が必要なわけでもなく、

体力を消耗する訳でもなく、

自分のペースで時を過ごせるからです。

テレビや映画等のような眼から入って来る映像は

想像力を満たしてはくれませんし。

日常の生活から逃避する最も手軽なモノが

読書位にしか思い付かないからです。

【歯】以外のことは皆目判りません。

【歯】の神秘に魅了され、

其れだけに自分の全てを傾けてきました。

そんな私が、他の気晴らしの方法など判る筈もなく。

脇で寝そべる犬とは足の甲で接して、

静かに読書で過ごす。

で、

疲れたら眠る。

仕事以外での、コレが私の毎日です。

お務め

私は毎朝のお務めを致します。

先祖の御仏壇の花の水を代えて、

熱い煎茶とほうじ茶をお供えし、

蝋燭に火を灯し香を焚き、

長い経本を頁を捲ります。

御先祖様の名前を心うちで諳じながら、

お経を唱えています。

御先祖様と繋がっていると、

私は実感できるのです。

今日も1日、無事に過ごさせてくれるrと、

私は信じて疑っていません。

何故なら、

私がこの世での仕事が終わりし後は、

子供たちみんな、

孫が居れば勿論、

その先々まで、

私はすぐ側で護ってやる積もりですから。

見えないモノは信じない。

証明できないモノは科学ではない。

と、言われるのかもしれません。

が、

ソレは今の科学の能力が足りないだけかもしれません。

毎日のお務めから私が確信致しましたのは、

やはり眼には見えないけれども存在するモノがあることです。

 

お中元商戦もたけなわなのでしょう。

私の診療所へも多くのデパートからカタログが届いています。

休憩時に封を開け、

頁を捲っていくのですが、

年々、想う処が大きく膨らんできます。

欲しい!商品が無い。

贈りたい商品が無い!

感謝の気持ちの表れがお中元をお贈りすることです。

感謝の気持ちは、送り主のセンスの表れでもあります。

観れば観るほどに、贈りたくなくなるのです。

デパートの包み紙が違うだけで、

大型のショッピングセンターでも買えるものばかり。

旬のお品にしても、

【一流】デパートの心意気など微塵も感じられません。

兎に角、商戦時期だ!乗じて薄利多売で乗りきろう!

てな、安直な気持ちがカタログから伝わってきます。

こんな体では私は使いたくありません。

専門店で、気の利いた心の想いをお品に添えようと思います。

医療に於いても全く同じですね。

【心】を、

【熱い想い】を、

【優しさと労り】を、

技術にソレラが伴いませんと、

今のデパートの体たらくのようになるでしょう!

 

仕事の【流儀】

何か物事を達成しようと目的を持ったとき、

誰しも計画をたてるのが普通だと思います。

で、目標なり、段取りなどを決めて進めてゆくのでしょう。

経験上、そんな机上のモノは空想でしかありません。

で、

私は曲がりくねった道があることも、

大きな壁が在ることも、

予め予想して、

物事を進め始めます。

方向転換やバイパス形成は想定住みです。

兎に角、前へ前へと勧めることを

何よりも重要視しています。

其れが私の仕事の【流儀】です。