騒々しい羽田空港の出発ゲートを過ぎ、
立ち食いの中華そばが出来上がるのを待つ私の後ろから、
三枝先生ですか?
と声をかけられ、
振り向けば、
真面目そうな1人の青年が立っていました。
???
先ほどの講演会に居りましたと、
私の目を真っ直ぐに観て自己紹介する青年は、
爽やかな歯科医師でした。
なんでも私の日々のブログも観て下さっておられるとの事。
気恥ずかしい想いになりました。
最近、
このようなシチュエーションが多いのです。
学生時代に私の講義を受けたとか、
実習の際に叱られたとか。
歳をとったんですね。
私は若い歯科医師を心から応援しています。
歯科医学の門を叩いて、
この道を一生の仕事と選んだ若者に
心からエールを送っています。
少しでも若い歯科医師のお役にたつことが、
師匠への恩返しでもあるからです。
いつでもいらっしゃいと。
搭乗のアナウンスの中、
ゲートへ駆け走る若者の姿に
美しいと感じたのです。