日別アーカイブ: 2017年11月1日

ある患者さんとのお約束

セクハラって恐いですよね!

チカンとか、

それ以上などは言語道断!

でも、

モノの言い方一つで、

セクハラって。

それなら私なんぞは、

セクハラ大魔王かもしれません。

なんせ根が正直過ぎるモノで。

でも、

何故か女性からイヤらしいと感じられたことは

皆無だと思います。

若い時分には、

イッパイ悪いことしたんですが。

で、

今日のインプラントの手術の患者さんは40代の女性でした。

手術を迎えるこの日まで、

梅雨時くらいからでしょうか?

プラークコントロールに勤しみ、

残す歯の根の治療をしたりと、

インプラントを入れるための

清潔なお口環境整備のために、

通ってきて頂いた際に、

いっぱい、いっぱい、

お話ししましたものです。

こうした会話の中から、

患者さんの生活のリズムなり、

好みなどを見つけて、

治療に活かせるのです。

治療から、

シッカリとした、

で、

快適な。

でも、

この年齢の女性ってのは

美に関する要望も多くお持ちの筈です。

だから、患者さんの持つ美しくの基準値を探すために、

いろんな、

歯以外のお話しをいっぱいしたもんです。

で、

なんかの拍子に、

つい、

ポロリと、

お願いですから痩せて下さい。

だって、

目鼻立ちもハッキリして、

お美しいお顔をお持ちでらっしゃるのに。

モッタイナイ!

歯は絶対に美しくなるんですよ。

お顔も、

親御さんの良い遺伝子を引き継がれておられるじゃないですか。

そのポロリの後の瞬間、

患者さんは大爆笑されたのです。

で、

絶対に痩せます!

先生に約束します。

私は痩せます!

先生はハッキリ言ってくれるから良かった!

失礼なことを言って、

逆にお褒め頂いて。

これは私の人徳?なのでしょう。

患者さんが帰院されたあと、

歯科衛生士の宮田君は言いました。

先生って特ですよね。

若い頃の肥やしが役にたったのでしょうか?

女性には、

みんな美しくいて欲しいものですよ。

上品な女性

診療所にご準備させて頂いております

二部屋の個室の待合室のチェア脇の

小さなテーブルの上。

私が読んでみて、

良かった!

と感じた書籍を数冊、

さりげなく置いています。

そういう処から、

患者さんの側に、

ご自身の大切な身体を触らせるに値する

歯科医師としての技術以外の部分、

【センス】とか【雰囲気】と申せば良いのでしょうか?

感じて頂きたいと思っています。

週刊誌などの雑誌の類いだけは置きたくありません。

読む書物から、

だいたい、

その方の好みなり、

お人柄などが想像できて楽しいですよね。

が、

つい最近、

大いに反省したのです。

私の患者さんの98パーセントは女性です。

ですから、

もっと考えるべきでした。

女性目線での書物選びです。

しかし私は草食系ではありません。

もしかしたら、

野獣系に属する、

昨今の絶滅危惧種かも。

女性目線での書物選びは難しいものでした。

イッパイ苦手な女流作家の書籍を読みました。

これはシンドカッタですよ。

だって、

池波正太郎の作風が贔屓ですもの。

文体が、

男と女性とは全く違いますし。

理論展開も大きく。

そんな気がしながらも、

ご紹介させて頂きます

この書籍は実に良いモノでした。

優しい気持ち、

穏やかな余裕、

綺麗な空気に包まれた気持ちで、

頁を閉じられました。

歯科医師が専門分野の勉強するのは当たり前です。

歯科医師が技術の取得に努めるのも当たり前です。

それだけでは、

絶対に駄目ですよ。

医療人としての

【立ち振舞い】なり【倫理観】、

また、

上手な治療は絶対に大切ですが、

上品な治療をと心がけねばならないと、

この女流作家の文体と感覚、考え方に触れて、

あぁ、なんと上品な方かと、

ヤッパリ日本の女性は美しいと。

 

 

 

趣味が高じて

毎日を

歯の細かな細工や実験で過ごしているのに

どうして?

って聞かれること度々です。

1日に1時間だけと決めて、

ご覧の通りです。

私の自動車好きは若い時分から相変わらず。

ただ、

古い車に手を加えてゆき、

新車の時よりも、

もっとセンスの良い走りと形に

生まれ変わらせるのが、

ワクワクするんです。

専門業者に依頼し、

チューンナップするとか、

内外装をドレスアップするってのは、

私の流儀ではありません。

特に、

オールド.アルファロメオと

フォード社のシャシーのモーターホームへのコダワリは、

歯と同じくらいうるさい質だと自認しています。

写真は、

納車の際には床一面カーペットであったのですが、

私は犬たちと乗るじゃないですか。

 

犬の抜け毛がカーペットに絡み付くにのが、

どうも苦手で。

犬は大好きなんですよ!

ただ、

抜け毛を常に掃除している私を

息子は呆れて観ているようですが。

不潔なのが嫌なんです。

潔癖症だと、

スタッフ、患者さん、家族みんなが

そう言いますもの。

車体後部のリビング部分のソファーを外して、

床をご覧のように!

私の診療所の内装のように、

ニューヨークのセントラルパークサウスにある

古いホテルのイメージで。

少しずつですが、

いつか仕上がるでしょう。

こういう時間が、

また明日へのエネルギーになるんですよ。

さて今日も朝から手術です。

頑張って、

患者さんが

美味しく召し上がって頂けるように!