上品な女性


診療所にご準備させて頂いております

二部屋の個室の待合室のチェア脇の

小さなテーブルの上。

私が読んでみて、

良かった!

と感じた書籍を数冊、

さりげなく置いています。

そういう処から、

患者さんの側に、

ご自身の大切な身体を触らせるに値する

歯科医師としての技術以外の部分、

【センス】とか【雰囲気】と申せば良いのでしょうか?

感じて頂きたいと思っています。

週刊誌などの雑誌の類いだけは置きたくありません。

読む書物から、

だいたい、

その方の好みなり、

お人柄などが想像できて楽しいですよね。

が、

つい最近、

大いに反省したのです。

私の患者さんの98パーセントは女性です。

ですから、

もっと考えるべきでした。

女性目線での書物選びです。

しかし私は草食系ではありません。

もしかしたら、

野獣系に属する、

昨今の絶滅危惧種かも。

女性目線での書物選びは難しいものでした。

イッパイ苦手な女流作家の書籍を読みました。

これはシンドカッタですよ。

だって、

池波正太郎の作風が贔屓ですもの。

文体が、

男と女性とは全く違いますし。

理論展開も大きく。

そんな気がしながらも、

ご紹介させて頂きます

この書籍は実に良いモノでした。

優しい気持ち、

穏やかな余裕、

綺麗な空気に包まれた気持ちで、

頁を閉じられました。

歯科医師が専門分野の勉強するのは当たり前です。

歯科医師が技術の取得に努めるのも当たり前です。

それだけでは、

絶対に駄目ですよ。

医療人としての

【立ち振舞い】なり【倫理観】、

また、

上手な治療は絶対に大切ですが、

上品な治療をと心がけねばならないと、

この女流作家の文体と感覚、考え方に触れて、

あぁ、なんと上品な方かと、

ヤッパリ日本の女性は美しいと。