朝刊の折り込み広告にて芝生のセール品を見つけ、
今日の昼休みにでも、ここのホームセンターに購入予約の電話をいれようと楽しみにしています。
今年に入ってから、夏の猛暑を挟んで3回目の芝生敷きです。
今回で、庭一面が芝生で覆われるでしょう。
昔の私を知る人からは想像出来ないくらいに、私は仕事以外では外出しなくなりました。
自宅で、犬たちと戯れていると心が休まります。
今の自宅は、社会人となった娘が中学生の頃に越してきたモノですが、
その頃、休みになると生け垣に植えた小さな木々も、今では鬱蒼と繁るほどに大きくなりました。
思いがけず家族も増えて、小さな小さな家ですから、
これじゃ窮屈で、とても住めたモノではないと新たに家を新築しようと一時は図面まで引いて貰って、
さぁ❗建て直そうと言う処で、先の東北大震災を私は体験したのです。
あの光景は、生涯に忘れることは出来ないでしょう。
あぁ無常と、贅沢してはバチが当たるという心境になり、
新築処か、私は自身の持ちたるクレジットカードの類いの全てにハサミをいれたのです。
寒い時には暖を採れて、暑い時には心地よく涼めて、雨風がしのげて、腹八分で、
好きな仕事が出来る幸せに、本当に感謝するようになりました。
小さな家でも工夫すれば、それなりに快適に暮らせます。
犬たちにとっても、落ち着く我が家であることが、よく判ります。
末の小学1年の娘を、無事に社会へと旅立たせられる責任を果たせるまで、
歯科の仕事の現役で居られたならば、
ここは子どもに譲って、私は越後へ舞い戻り、
信濃川の風のなかで過ごす事を、自分への褒美だと、
そこまで一心不乱に頑張りたいと思っています。
その頃に、庭の木々、芝生を眺めて、娘たちは何を想うのでしょうか。