医師たる 者は

ゴールデンウィークの 最終日である 日曜日

今日の 昼過ぎ から

手術 の 患者さん の 予約が 入って います。

手術の 準備の ため

11時 頃 

自宅を 出る ことに なるでしょう。

日曜日 祝日 まで 働く なんて!

時代感覚 に 逆 行って ないっ?

他人 は 他人

私 は 私。

故 榊漠山 先生 に 生前 お世話に なりました。

先生 の 書 の 独特なる 味に 

書道界 は 衝撃を 受けました。

先生 から いただいた

葉書 に

ひと みな 直行

我 ひとり 横 歩き

先生 独特 の 字体にて 認めて おられました。

先生から 青春期 末期の 私が 可愛い がられた のは

私 が ヘソ曲がり と 

他人 から 評価されて いる よう?

それが 訳 かも しれません。

そもそも

医師 たる 者 は

病 に 苦しむ 人 の ために

【手当て】おこなう のが 職責 です。

病 に 休み 時刻 など お構い無し。

ただ

私 も 既に 還暦

人生 の たそがれ 時 に 入ろうと して います。

だから こそ

後悔 したく ない のです。

私 にしか できない【手当て】が あります から。

昨日も

ゆっくり ペースで 治療 して ました。

午後2時 スタートで

奥歯 の 歯型採り を。

終わった のは 6時 くらい だった でしょうか?

この 患者さん も 医療職に 就く 方 です。

一代 で 苦労 し

現在 の 基盤を 創られた 方。

私 の 治療の 前に

やはり

急患 片づけて こられた 模様。

そのような 方 だから

私 も 祝日 返上 しよう という 気持ちに

自然と なって しまうん です。

遠方 から の 患者さん も 同じ です。

何千件 もの 歯科医院を 

飛び越えて

わざわざ 私の ところ まで。

感謝 の 気持ちにて

手先 が 自然と 細か仕事に 動く 。

そう言えば、

昨夜

テレビ で【日本統一55】話 独占配信 を 見つけ

おう これは 是非に 観なければ と

ソワァーに 鎮座し

画面 に 観入り つつ

いつに なったら 日本統一で できるん だろう?

くだらない こと を 考え ながら

速く 56話 が 出ない かなぁ

そんな 馬鹿 な 私 なんです。

ヤッパリ 診療が 1番 好き やねっ

地震の 報道に 

心 大きく 乱れ

平静 の 心 を 取り戻す ために

長い 時間

祈り を 捧げて いました。

患者さん が お越しに なられたので

診療 を 開始。

気づいた の です

心 が 平静 に 戻って いる ことに。

私は 歯科医師に 

成りたくて 成りたくて

この 道に 入りました。

途中

大きな 寄り道も しました。

が、

反れた 道から

再び

人 の 正道へと

軌道修正 できた のは

歯科医学 の お陰 だった と。

男 は 仕事して なんぼ だと 思っています。

汗 涙 血のにじむ 想い を

歯を 喰いしばって

得た 結晶こそ 

本当に 尊い モノ。

得た 報酬なんか より

もっと 大切な モノが

血肉と なる。

そう 思って います。

得た 収入から

キチンと 納税という 国民の義務を 果たし

残った 僅かな 糧を

どう 遣おうと

それは 自分の 勝手 なんです

女性 の 紐 みたいな 男って 居るじゃない ですか?

そういう 奴に 限って

デカイ面して

道の ど真ん中を 歩くんです。

車だったら

それこそ

一般道でも 猛スピードで 飛ばす 奴。

アストンマーチンに 乗る 人に

そういう 類いの ハシタナイ 阿呆は 居りません。

大概が

黒の 軽自動車。

まだ

それならば

私の 趣味では ありませんが

黒 の アルファードの 方が

ガラの 悪さ でも 正統派。

で、

サングラス が ドンキホーテで 購入した モノだったら

爆笑モノ ですよ!

私も 正直

若い 時分は

いっぱい 悪い ことも しました し、

やんちゃ な ことも しましたが、

キザ な もの言い で 申し訳ありません。

生まれ 育ち と 知能指数 偏差値で

ホンモノ の 社会生活を 乱す 不心得者には

成ろう にも 成れ ないのです。

自分に 向いた 仕事 なんじゃ ないん です。

一生懸命

仕事の 方に 自分の 側を 合わせる んです。

耐えて 堪えて

そこから

見えて 来るもの

そこからが

始まり なんですよ!

私は そう 思うんです。

きんせんか

40代 初頭 の 頃

最初の 妻と 別居し

当時

中学1年生だった 長女が

大の パパっ子 だったので

新築した ばかりの 小さな家で

二人で 暮らし 始めた ことを

時々 思い出すのです。

予算は 小さな家で 精一杯でしたので

庭木 も 専門業者に お願いできず

ホームセンターにて 

廃価な 小さな樹木を 購入し

自分で 植えました。

そんなこと が キッカケで

讃岐の国は 日本一の 盆栽の 有名どころ。

チャレンジしよう と

無理したのです。

結果 は 全て 全滅

だって

私は 生粋の 商家の 育ち

土いじり など 無縁で 育ちましたから。

育ちって

本当に 影響する ことを

この時 

つくづく 思い知った の です。

昨年、

遂の 住み家 として

これまた

小さな 平屋を 新築した 際に

家人と 一緒に

植えた

チューリップの 球根

全く

開花など 期待して いなかった のですが、

家人の 母親は 田舎の 農家の 育ち

家人も 

知らず知らず の うちに

土の 扱い が 身に ついて いたの でしょうか?

風に 揺れる 

さまざま なる 彩りの チューリップの 美しさに

感動する 私は

家の 庭に 

花で と

家人に 託したのです。

花は 美しい。

仕事 の 疲れ

人間関係 の 疲れ

癒して くれて います。

花 と云えば

百合が 好きな 私が

さまざま 花に 興味を 持つ ように なった のは

確実に 家人の 影響でしょう。

ふと した キッカケ にて 知った

【きんせんか】

近所の ドラッグストアに 買い物に 行った 際に

店の 玄関前の 売れ残り の 整理 製品 だった ので しょうね?

一袋 80円で 売って いたのです。

憐れ に 思い

全く 期待しないで

庭の 花壇に

節分 の 豆撒き の ように

巻き 散らし たのです。

元来 の 種まき の 時期 とは 全く 異なる時期の 種まき。

キク科の 云わば 雑草に 毛が生えた 類いの 

誰からも 注目されない 花もどき。

そんな 花でも

これから 訪れる 梅雨 四国の 猛暑に

耐えれる モノ なら 耐えて

開花 して みろよ!

それでこそ

生物だ と

試す 気持ち にて 種まき と云う よりは

棄てる 気持ちで 撒いた 種。

おそらく

開花 しないでしょう

それなら

それで 構わない の ですが

咲いたら

誉めて やろう と。

愛でる という より

育てる という より

期待しないで という のが 成功の 秘訣と 

人生の 極意を 知った 私は 

この 憐れな 花を 試した のです。

そんな 話しを 家人に したら

珍しく

叱られた のです。

可哀想な 花 こそ 

一緒に 育てましょっ!

さてさて

家人の お手並み 拝見と いきましょうか?

ちびっこ との 会話から

この間、

知人の お子さん

小学4年生の 男の子 なんですが、

ゴールデンウィークが 始まったので

子供サービス なんでしょう

高松市に 饂飩ツァーへと

お父ちゃんが 連れて来た

その ついでに

旧知の 間柄である 私の 処へ。

アイスクリーム や お菓子を 渡して

その辺で

手なずける 作戦で 仲良しに なろうと。

ごそごそ するんで

おいっ 小僧!

ジッと せんかい!

お前 もう 大きい や ないか!

お父ちゃん の 方は 笑って ましたが、

この ぼうや オモシロイ ですよ!

おじさん 僕には ○○って 名前が あんねん。

○○君 って 呼んで や!

お前 や ないわっ!

私ですか?

速攻で 返したのです。

やかましいんや!

お前ら 親以外の 大人でも

みんなが 一生懸命 働いた お金で

道も 安全に 歩ける

公園でも 遊べる

学校にも 通えるんや!

一人前に なる までは

お前で エエのや!

そんな事 言われた 機会 無かったのでしょうね?

その ぼうや

ごめんなさい と 素直に 謝って きました。

子供って

相手を 認めると 

次々に いろんな こと 聞いて 来るものです。

おじさん 勉強したくない 時 どう したん?

将来 何に なって いいか 判らへねん!

そりゃ そうやなっ!

おじさんも 勉強 好かん かったでっ!

勉強せん時

成績 悪い 時

婆ちゃん から 竹の 物指しで ビシリっ

と 叩かれ、

嫌み いっぱい 言われたわなっ。

おじさん それで どう したん?

俺かっ?

自分に やましい 気持ちが あったから

そんなん 嫌やんか?

だから

勉強したでっ

将来の 仕事?

そんなん

今 考えんでも エエのや!

判る かいな!

ただし、

おてんとう様 の ど真ん中 を 歩きなさい!

他人の お役に たつ 仕事って って

そう 心で いつも 思いなさい!

成績 良ければ

お前が

自分で 選べるんやで!

そんな 会話の あと

この ぼうや

帰る際

野球帽 キチンと 脱いで

お辞儀して

ありがとうございました!

でしょっ?

子供って 素直で 判るモン なんです。

家人への サービスも 大事なんです よっ!

終日、

手術 大がかりな 修復治療で

疲れきった 私。

あ~ 速く 家に 帰りた~い!

そんな 心境にて 帰宅したら

家人が ニコニコ顔で 出迎えて くれたの ですが。

今晩は 準備して おきました ので お願いいたします❗

日頃 世話に なってる 家人に

お願いいたします と 言われて

断る 訳には 参りません!

何を 頑張るんや?

思いつつ

な~んだ!

兵庫県明石市 生まれの 私

明石焼き を 作れって ことねっ!

コレが 伝統的な インプラント全顎修復 だぁ! 

メタルフリー と もてはやされ

金属は 歯科治療の 敵 みたいな 扱い を

そんな 昨今の 歯科業界。

君は インプラント症例 どの程度 ?

君の インプラント修復 長期症例 何十年 あんのっ?

聞いて みたい ですよ!

さっき

手術 を 1本 終了。

次の 手術まで 30分 空いたので

夕方 セットする

上顎全顎の インプラント修復を 眺めて いたのです。

何十年もの 長期期間

強大なる 咬合力の 加わる 上顎の インプラント修復です。

フレーム部分は 絶対に 金属ですよ。

大型ビル や 高層マンション

鉄筋 鉄骨 抜いて ますか?

口腔内は

酸 アルカリ に 曝され

熱い 冷たい 食事に 曝され

そんで もって

インプラントを 支える 顎骨は たわむ ん ですよ!

で、

加齢的に

筋肉は 萎縮し

さまざまなる 過酷な 環境に 耐える インプラント修復。

伝統的な 手法とは

長い 年月に 耐えた 証です。

法隆寺 などの 太古の昔の 建造物

今時の 建築物など 敵いませんよ。

治療 も 同じ。

ゴールデンウィーク は 手術ラッシュ だぜぃ!

私は 思うンです。

私らの 仕事って

お金を 頂いた 上に

患者さん から【ありがとうございました】って 言われる

変な 仕事だと。

商家に 生まれ 育った 私だから

そう 思うのかも しれません。

普通だったら、

お金を 頂く側が ありがとうございました って 言う じゃないですか?

だからこそ、

医師たる者は

人生を 修練 研究に 埋没し

働くこと と 責務 とを

同じと 考えては いけない と 思っています。

全知全能は 全て 患者さんの ために。

本心 ですよ!

世間は ゴールデンウィーク 真っ只中。

長期休暇を 利用して

手術を 希望される 方が 多いのも 人情です。

よっしゃ!

医療職たる者の 定め です。

ブラック企業?

そのような 思いを 持つ方は

医療職には 不向きです。

ナイチンゲールの 心で と。

スタッフには

常々 口酸っぱく 

伝えて

見せて

それが 三枝デンタルオフィスです。

先生 歳 考えて ください!

弟子 からの ありがたい 言葉です。

が、

私の 身体中に 充満する エネルギー

圧倒的なのは 昔から 変わりません。

よっしゃ! 行ってきま~す!

本音 の お話し

カトリック信者の 私が

そんな こと 言うと イケマセンが

居ませんか?

エ~イ 俺の 前から 消えて くれぇ~い!

そんな 人が。

よく 神戸に 行くんですが、

磯上通り 組んだりを 散策して いると

少年時代の 知人 友人に 遭遇するんです。

アレ~ 尚登く~ん

そこまでは いいん です。

私も 相手も 懐かしく

カフェ で なんて ことに。

でもねっ

居る でしょっ?

親類なんかで 他人から 話題に 触れて 欲しくない 人って。

そういう ヤツに 限って

暇 取り柄なし 

でも、

プライドだけは 超1流で

何処にでも 出没する アホウ。

だから、

人目に つきやすい ん でしょうね。

ホラっ

尚登くん ち の ○○さん

俺っち の 人間じゃ ねぇよ と 思いつつ

他人に 親類の 悪口なんか 言えませんから

黙って 聞く 私。

この間 美容皮膚科に 行ったのねっ

そしたら

○○さ~ん

って

受付の 方の 声が 聞こえたのっ

エっ

と 思って

振り向いたら

尚登くん ち の ○○さん じゃないの

彼女 話しが 止まる 気配は 皆無で

ますます エスカレートする ばかり。

そんでねっ

ビックリ したんよっ!

だって

金髪!

金髪よっ!

服装も 派手で 

眼が 眩しくて 潰れるかと 思ってん なっ!

どうしたのっ?
あの 方?

みなさん 忠告 なさらない のっ?

コイツの アホウさ は

私自身も 認識済みで、

このての 話し

アチコチ から 頻繁に 耳に するので

対応に 慣れて しまった の です。

内心では

速く 消えて くれ~い!

の 心境 なんですが、

紳士の 鏡を 自称する 私が

そんな ハシタナイ ことは 言えません。

で、

実は、

あの 方

富士山に 登山に 行かれました際に

落石が 頭に 直撃しましてねっ

そこから 

脳髄に 影響が 出たって 

これまた ある 親類から 聞かされてん なっ

本当は 違い ますよ!
単なる アホウ 
三枝家 成瀬家の 恥さらし

親類ですから
仕方ないん ですけれども

この親が またまた 非常識の お手本みたいな

親類中の 厄介者

その娘 だから 仕方ない んですが

この アホウの 近況

頻繁に 耳に するんです。

この ゴールデンウィーク

神戸に 行くの よそう かなっ

患者さん が 喜んで くれる から

この 患者さん

チャーミングな 良妻賢母

一生懸命

私の こだわり に ついて 来て くださいました。

で、

いよいよ

今日が

最終日。

上の 前歯の オールセラミッククラウン修復の セット。

患者さん

感無量 でした。

私が 診療室から 出る 際に

後ろから

お声を かけられた のです。

先生 握手して ください!

老いた 私の 両の 掌を

コレまた

両の 掌にて

かたい 握手を。

イケマセンよ!

涙腺 緩く なった 歳なんですもの。

でも、

こういう ことの 積み重ねが

私の 歯科治療への 大きな 力の 源泉に なるんです。

いつも

自分の 仕事の 集大成である 歯に 声を かけるんです。

大切に 使って 貰うんだぞ!

患者さんの お役に たつんだぞ!

今日は 晩酌だぁ!

診療が ある日は

私は 飲酒しません。

いつ

急患の 呼び出しが あるかも しれませんから。

それに

私は 酒に 強く ありませんし、

アルコールが 無くても 苦に ならない 体質なんです。

県外に 出向いた際に

割烹の カウンターで

地酒を 郷土料理で 一献。

これは 

まぁ 自分への 褒美として。

開業医は 週末になれば

同業と つるんで ラウンジへと。

そんな 習慣 楽しみには

全く 興味ありません。

が、

今夜は

台所の カウンター越しに

家人が 料理するのを 刺身に

熱燗 ぬるい のが 好みなんで

一献

別段、

高級な 日本酒では ありません。

スーパーマーケットで 販売している

紙パックの 【まる】ですよ!

元来

高級なる 日本酒は 冷や で ヤる もの ですから。

家呑み は【まる】で 十分 なんです。

贅沢は イケマセン!

締まる 処は 締まる。

私は 商家の 出 ですから

仕事関係 立場上の 品格を 保つべき 処には

それなりの 出費を 惜しみませんが、

生活は 質素倹約を 美徳と 考えています。

私に とっては 珍しい 晩酌。

訳が 在るんです。

嬉しいことが あった から。

たまには イイで しでょっ?