月別アーカイブ: 2020年8月

歯の声を聞け

昨夜は・遅くまで、

大学での・講義録を書いていました。

関連資料を・手にすると、

ついつい、

ソッチが・おもしろく・なって、

書くのは・ソッチ除けに。

こんな・繰り返しです。

歯科技術って・本当は、

進化なんか・していない・んじゃないか?

それほどまでに、

過去の・巨星たちは・凄かった!

歯科医学に対する・情熱でしょうね。

歯は・無機質の塊では・ありません。

キチンと、

活きてるんです。

その声に、

誠実に、

耳を・傾けませんと、

歯から・大きな・しっぺ返しを・喰らいます。

歯って・そういうモノなんですよ。

 

根管治療とファイバーポストの成否が歯根破折を決める!

まぁ・なんという事でしょう!

そんな台詞を、

家のリフォームの模様を放映する

ビフォー・アフターって・テレビ番組で・頻繁に・聞きましたね。

あの場合は、

良い意味合いでの、

まぁ・なんという事でしょう!

でした・けれども。

新患の患者さんの口腔を診察しつつ、

心内で、

私が・思わず・感じること。

まぁ・なんという事でしょう!

兎にも角にも、

今どきの【根管治療】と【ファイバーポスト】の酷い事。

なんで・こうなるの?

この台詞は、

萩本欽一さんの・台詞だったでしょうか?

歯の治療は、

ある意味・建築物と・同じなんです。

外観からは・見えない処の【手当て】で、

予後が・大きく左右・するんです。

ラバーダム防湿法や・マイクスコープを使っているからって、

精度とは・全く・無関係ですからね。

歯根破折の最大の原因は、

根管治療とファイバーポストの【不備】です。

私は・断言します。

ヨッシャ!再開か!

新型コロナウィルスからの感染から、

附属病院の患者さん、

御父兄からお預かりした・大切な学生諸君を、

絶対に・守るために、

日本歯科大学は・独自の路線を貫いています。

私自身も、

診療所からリモートで、

あるいは、

診療できない分の仕事の補充として、

論文に専念する・半年間でした。

しかし、

歯科大学と云う性質の特徴柄、

実習や・実地は・避けては・通れません。

感染防止対策を熟考し、

ようやく、

動き始める・準備が・整ったようです。

私は・自分で・運転して、

新潟市を往復します。

行路は、

徳島県の鳴門大橋を渡って、

淡路島を・南から北へと貫き、

淡路海峡大橋を渡って、

垂水から・舞鶴道を北へと向かって、

日本海側へ。

神戸市、大阪市、京都市などの大都市は・避けて、

山を越えてと・思っています。

舞鶴、敦賀からは、

慣れた北陸自動車道を・ひたすら・駆け走る。

遠くて・大変じゃない?

疲れないンですか?

よく続きますね?

私を・ソコまで・至らしめルのは、

後進たちや・学生諸君が・かわいい・からです。

良い歯医者に・育って欲しい!

そういう情熱が・湧き出てくるのは、

藤井学長先生、中原学部長先生が、

広い視野と・心で、

私を・ノビノビと・させて下さる環境を・

創って下って・いるからです。

日本歯科新潟は、

若きエースを冠に、

大改革のチャレンジダッシュに取りかかり・ました。

私は・素晴らしい事だと・考えています。

チャレンジすることで、

大きな摩擦熱が生じ、

その熱が、

必ずや・情熱の炎と・なりましょう。

日本1の伝統校が、

歯科会のフロンティアであった証を・示し始めたようです。

ワクワク・するじゃ・ないですか!

ダイナミズムの大きな・うねりが、

新潟から・始まろうと・しています。

学部長先生から、

先生・くれぐれも熱中症と交通事故に気をつけて・お越し下さいと。

このような心遣いが、

私のエネルギー源なんです。

組織は・トップの姿次第で、

その【体】が・変化します。

そういう意味で、

私は・大いに安堵しています。

で、

私も・気合いを・1発・入れねば・なりません。

 

ラバーダム防湿法

毎日の歯科治療において、

ラバーダム防湿法は・欠かせない・治療手順です。

歯科治療においては、

唾液や・呼吸から、

切削露出した象牙質や・歯髄を、

感染させないように・守るためです。

ラバーダム防湿法を行わない根管治療など、

絶対に・受けては・ならないと、

考えています・じゃなくて、

そもそもが、

歯科保存学の基本の基本が・ラバーダム防湿法ですから、

しない理由が・判らないのです。

私は広告は・イタシマセン

ドクターX・大門道子の、

イタシマセンじゃ・ありませんが、

私は・広告は、

イタシマセン。

医師たる者が、

いらっしゃい!いらっしゃい!

と、

広告会社に・お金を払ってまで、

集客する姿を、

ハシタナイと・思うからです。

誠実に、

丁寧な・手当てに、

勤しんでさへ・居れば、

自然に、

患者さんは・お越しになられます。

また、

歯科治療と云う・仕事の特徴から、

大勢の・患者さんを・手当てできません。

私は・己の器を・認識しています。

ですから、

歯で本当に困った時に、

真剣に・歯を大切に・考えて下さる方のために、

私は・診療所の門を開いています。

新型コロナウィルスの影響で、

何処の歯科医院も、

患者さんが・激減したそうな。

私ですか?

もともとが、

極々・小規模で・やって参りましたから、

減ると云うモノでは・ありません。

私は・いつも通りの・マイペース。

ですから、

歯科医院過剰の競争に、

巻き込まれなくて・済んでいます。

ありがたいこと・です。

 

 

インプラント治療における・修復方法

最近、

若手の歯科医師や、

歯科技工士さんから、

既にインプラントを埋入した模型を持って来られて、

相談を・受ける機会が・増えました。

で、

あんまり・感心しませんね。

インプラント治療における修復方法って、

沢山・あるんです。

が、

流行り・でしょうか?

インプラント体に直接・アバットメント一体型のクラウンを、

スクリューで固定する方法が、

ベラボウの・増えました。

私が・絶対に・しない方法です。

オッセオ・インテグレーション・インプラントの生みの親である

ブローネマル博士や、アルブレックソン博士の著作や論文・

全く・読んでも・ないんでしょう。

骨結合型チタン製インプラントの歴史なんぞ、

たかだか50年程度。

その出発点まで・さかのぼって、

文献検索くらい・すべきでしょ。

UCLAタイプのインプラント修復の経過。

既に25年程度前に、

結論出てる・じゃないですか?

今のインプラント治療って、

考案者の想いから、

随分と・脱線しているような・気がします。

歯科医師って・職業。

本来、

機械好きの・職人みたいな・モンじゃないですか?

なんか・最近の若い歯科医師。

チョッと・違うんですよね。

見せたくて堪らない・根管治療

スタートが休暇だったり、

忙しく・してたりで、

お~い・チョクラと、

レントゲン写真を・スキャナーで、

デジタル化・してくれ~い!

頼んでも・返事は・ありません。

と云っても、

機械オンチの私は、

そんな芸当は・絶対に・イヤで・仕方ありません。

ですが、

最近の・私の根管治療後の・レントゲン写真。

見せたくて・見せたくて・仕方ないンです。

あ~あ・我ながら・上手いなぁ!

感心仕切り・などです。

誰も・誉めて・くれませんから。

自分で・自分を讃え、

ヨッシャあ~・気合い・入れっぞ~!

バンバン・肩を叩いて、

診療室に・向かって・いるのです。

侘び・も・良いもんだ

お盆も・過ぎ去りました。

御霊は・無事に、

黄泉の国へと・就いたでしょうか?

と云っても、

また、

秋のお彼岸に・帰ってきてくれるので、

お彼岸こそは、

秋風の中、

墓石に・コップ酒をお供えして、

私も・向かい側に胡座をかいて、

ジックリ、

差し向かい・酒とでも・いきましょうか。

お盆の・暑さ。

年々・厳しくなって・いませんか?

肌と・頭皮を・刺すような【陽射し】

仏さまには・申し訳ありませんが、

サッサと・済ませて、

お仏壇の前で、

ゆっくりと・させて貰いました。

と云っても、

私は毎日・診療していましたが。

お休みを・頂いたのは、

昨日だけ。

相変わらず・読書していました。

利休の生涯です。

読み応え在りの・1冊でした。 Continue reading

三枝デンタルオフィスの感染防止対策

もう・疲れ果てたん・でしょうか?

新型コロナウィルスの・シツコサに。

でもね・イケマセンね。

此処で・気を抜いたら、

社会が・壊れて・しまいます。

三枝デンタルオフィスの【感染防止対策】は、

毎週毎に・ハードルを・あげています。

患者さんの・眼に触れない処は、

完全に・完成したと・自負しています。

今週から、

さり気なく・さり気なく、

水際での【実際に効果のある】対応で。

三枝デンタルオフィスは・意味なきパフォーマンスを・

好みません。

至福の治療

午後から・大きな手術が・あります。

午前中は、

午後に向かって、

ウォーミングアップ程度で、

身体を・仕上げようと・考えています。

ですから、

朝の治療は、

クリーニングが・お一人。

個人トレー製作のための・歯型採りで・お一人。

で、

先週・手術した患者さんの抜糸で・お一人。

お昼休みに、

手術室をセットアップして、

午後の1時からが・今日の本番です。

心を・

真水のように、

水面に・波ひとつ・無い・心境に・至らせ、

脳裏にも・思考を無の状態に、

ソコで・初めて・麻酔に着手するのです。

メスを手に取る際には、

私は・自己の存在を・忘れます。

自分に返るのは、

縫合が終わり、

手術帽を脱いだ・瞬間です。

この時、

ド・ド・ド・と、

身体全体を・疲労感が・襲ってきます。

院長室へと・戻り、

ドカッと、

チェアーへと尻餅ついて、

葉巻に火を点け、

最初の呼気を・大きく吐いた時、

あぁ・満足した!と。

この緊張感と・弛緩の波は、

私にとってみれば、

麻薬のようなモノかも・しれません。

辞められない・のです。