日別アーカイブ: 2020年8月13日

朝の1番の患者さん。

私の顔を観るなり、

先生のお父さんへの・お供えです。

御饅頭と・串に刺さった餡ころ餅。

嬉しかったです・とても。

お盆ですから。

私は父とは、

決して良好な・関係では・ありませんでした。

最近、

愚息から、

親の死に目や・葬儀に行かないノなんか・信じられない。

そのような・彼なりの・意見を受けました。

本筋から判断すれば、

その通りです。

私は三枝家の長男ですが、

家長は・あくまでも、

存命中は・父だと・私は考えていました。

その・家長が、

先祖のお仏壇を放棄し、

娘夫婦の暮らす東北へと、

なんの前触れもなく・去って行きました。

長年・続いた商家の暖簾を下ろし、

税理士夫婦の娘に・全てを託して、

東北に行けば、

家も建ててくれると・信じて、

老後を娘夫婦に・託した事は・判らないでも・ありません。

が、

実際は・施設へと直行さされた・ようでした。

私は・他人との・争いを好みません。

父の判断は・父が責任を取れば良いのです。

ただ、

他家に嫁いだ人間に、

家の大事に・干渉された事は・遺憾です。

私は・親の財産など・要りません。

が、

騙し討ちを・平然と行う人と、

面を合わせる気持ちには・なれません。

愚息に、

お爺さんの戒名は・俺が付けた。

キチンと・父が供養している。

が、

遺骨が・無い。

墓も建てたが、

埋葬する骨が無いから、

写真を埋めた。

俺には・親父に由来する遺品1つも・無いから。

父は大店のボンボン息子でした。

絵画、骨董、

これは・かなりの品を収集していました。

また、

パテックフィリップ、

バセロン・コンスタンティン、

などなど、

高級腕時計のコレクターでも・ありました。

遺品1つでも・在れば、

埋葬できたのに・と云う私に、

愚息は、

アレを尚登にやれば、

アイツは・売り飛ばして・金に換える・

そう、

姉夫婦たちから・聞かされたようでした。

私が愚息なら、

その台詞を聴いた瞬間、

姉夫婦を・ぶっ飛ばして・いたと・思います。

が、

愚息は、違和感を持っていなかったノでしょうか?

私は・何よりも・筋目を大切に・してきました。

色んな人に・色んな目が在ることを、

もう・この歳ですから・判ります。

愚息は一人息子ですから・かわいいとは・思いますが、

隔世遺伝の結晶だとも・冷静に判断しています。

多くの・患者さんと・関わってきました。

何もない・家庭など、

ほとんど・経験しません。

多くの患者さんから、

相談なり、愚痴を聞いての・臨床生活でしたから。

今では、

父なりの・生き方に・理解を示せる心持ちに・なりました。

が、

三枝家の家長は・私です。

旧い人間ですから、

長男が・家の祭祀の責任が在ると・信じています。

私はカトリックですから、

私の死後、

ご先祖様の御霊の祭祀は・愚息へと。

その際に、

家の過去帳から・私が消える事が、

私の生き方に対する・ケジメだと・思っています。

その私の責務に、

平然と・唾を吐きかける姉夫婦との接触は、

私は未熟者ですから、

平然とは・できません。

ある有力者である患者さんが、

先生、

税理士事務所ひとつ・潰すくらい・簡単だから、

やりましょう!

色んな事・好意で・お調べ下さり、

そんな台詞を。

それでは・私がカトリックに改宗した意味が・ありませんから、

お気持ちだけで・ありがとうございます・と。

私も、

年々・変わってきてるんです。

諍いは・好みません。

そんなこと・思い出しながら、

お仏壇の中の・父の写真を・眺めていました。

これも、

お盆の・ひとつの過ごし方だと。

相変わらず

新型コロナウィルスの影響で、

母校は・未だオンライン授業にて、

大学構内に・学生諸君を・受け入れていません。

学生諸君に・感染させては・ならない、

この命題を・徹底している母校は・正しい判断下にあると・思います。

大人たちの方が、

経済優先主義で、

筋目正しい判断が・できていない社会情勢の中、

母校は・強い決断力に在ると・誇らしく・思います。

私自身も、

2月からは、

大学に出勤していません。

オンラインでの・指導が中心です。

世間は・お盆休み。

何処かへ・行きたい!

ストレス解消したい!

良く判ります。

が、

高齢者や基礎疾患を持った方々や、

児童を・やむなく預けなければならないご家庭のために、

みんなで・辛抱しましょうよ。

お互い様の・精神で、

優しい気持ちに・なりましょう。

私は・相変わらず・診療です。

上の前歯4本に、

ファイバーポストを製作する・1過程です。

もちろん、

接着歯学の基本は・ラバーダム防湿。

どんな時にも、

基本路線は・変わりません。

私の日常は、

あくまでも、

相変わらず・です。