日別アーカイブ: 2017年9月2日

ダイレクトボンディング修復

小臼歯は大阪にてインプラント修復なされた患者さんです。

セラミックの歯の噛み合わせ面に

対合歯との接触により、

セラミックがポイント状に深く磨耗しています。

その奥の歯は、

私がダイレクトボンディング修復したモノです。

この患者さんの治療を受け持って

まだ半年程度です。

まだまだ私はこの患者さんの【あや】を

完全に把握していません。

メンテナンスの過程で、

その個性を掴んで行こうと思っています。

ただ、

何かイヤな匂いが?

食い縛りの【け】が

イヤな匂いの原因です。

出来るだけ、

エナメル質と同じ挙動をする素材で

修復治療はと、

そう思ったのです。

この頃、

総入れ歯ばかりご紹介したようです。

今日はダイレクトボンディング修復を。

私の総入れ歯治療

総入れ歯を新調されてから

8年経過の患者さんがメンテナンスに

お越しになられていました。

コレが私の造る総入れ歯です。

ピタリと粘膜に吸着するのは

新調した際と変わりません。

メンテナンスで何を診るの?

奥歯の噛み合わせ面をわざわざ金属加工しています。

研磨のあと、

マイクロ粒子のガラスビーズを吹き付け、

噛み合わせ面を曇らせます。

噛んで当たっている部分が光るのです。

メンテナンスでは、

私が当たって欲しい処以外に

光る部分が在るか?ないか?

それを確認しています。

噛み合わせが安定していれば、

入れ歯の下の粘膜や骨は痩せません。