少年時代はプロ野球全盛の時代でした。
王、長島両選手の時代であった頃です。
【読売巨人軍は紳士であれ】
と云う言葉が妙に少年心を熱くしたものでした。
青年期は白州次郎氏に憧れました。
氏も紳士の代表格と言えるでしょう。
無頼漢、変屈者の代表格と評する人も居られますが、
私にとっては、
白州次郎氏は決して届かない見本のような人です。
【みんなと一緒】と云う生き方は到底、
私には出来ません。
八木重吉氏と云う詩人が居られました。
いきどおりながらも
うつくしいわたしであろうよ
なきながら なきながら
うつくしいわたしであろうよ
うつくしいわたしって何だろう?
心に笑顔のある人かも。
責任ある行いを実行する人。
そういう人を紳士だと思うのです。