日別アーカイブ: 2017年3月6日

最初の一歩

ケツに火が点いてから大慌て!

と云う台詞が在ります。

歯の治療の受診時期と医者選びは、

この台詞通りじゃないかと、

日頃、感じています。

チョッとした虫歯の治療だから、

近所でサッサと治してしまおう!

コレが後からズシン!と、

効いて来るんです。

下手くそな手先にかかったら、

虫歯の治療から、

神経を採る治療へと、

続いて、

歯が折れて、

ブリッジにしたら、

両脇もグラグラ始めて、

また抜歯。

入れ歯は嫌だと、

インプラントで神経を麻痺。

そんな悲惨な患者さんが大勢、お越しになられます。

小さな小さな虫歯の治療。

この段階で、

キチンと食い止めましょうね。

上の前歯の間に変色した変な詰め物、わかりますか?

中は虫歯だらけでした。

虫歯検知液を使って、

虫歯の取り残しは、ありません。

虫歯の部分だけを削って、

ラバーダム防湿。

これにて唾液による感染防止と、

呼吸する息の湿気を排除し、

清潔な歯面に、

接着剤が最強の強さを発揮できるような乾燥環境が出来ました。

で、

ダイレクトボンディング修復です。

長持ちして下さいね。

成長

【青丹よし】と云う枕詞を、

生駒山トンネルを抜けてのなだらかな小径を下りながら

視界に入って来た光景から、

直ぐに脳裏に浮かんだ嘗ての都は

春直前でした。

師匠である内藤先生の鞄持ちと云う表向きの、

先生のご厚意にて、

また奈良県歯科医師会の執行部の方々のご厚意に、

楽しい有意義な休日を過ごせましたこと、

厚く御礼申し上げます。

先生のご講演の意図がひしひしと伝わります。

私は本当に良き師匠に恵まれました。

で、

休憩の際のひとこま。

先生、先生、

三枝は最近、青汁とノコギリヤシのサプリメントを愛用してるんですよ!

と、

コレは今回私と同様に鞄持ちを仰せつかった山口前准教授の言葉。

!!!!!

三枝君、君は年寄りかね?

小便近いのかい?

と、内藤先生。

てっきり先生は既にお使いだと思っていましたが。

と、私。

馬鹿言うんじゃあないよ!

僕はドチラも必要ありません!

昔、私は思っていました。

ある年齢に達した大人の男は寡黙なモノだと。

が、

自分たちが其の歳になってみて、

初めて判りました。

少年期、青春期から全く変わってません。

ただ、

休憩室から一端出ると、

3人が3人、

違う表情に変身していました。

ソコの処は、

成長したんでしょうね。