日別アーカイブ: 2017年1月23日

俳優の松方弘樹さんを偲ぶ

俳優の松方弘樹さんがお亡くなりになったそうです。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

という処までが、常識の範囲内なのでしょうが、

私はもっともっと残念至極!

やるせねぇな!

時代劇が創れなくなる危機意識に駆られるのです。

下手なチャンバラなんか観てられません。

なんせコッチは観る時代劇のプロですからね。

遠山の金さんも良かったですが、

ヤッパリ【大江戸捜査網】でしょう。

【隠密同心心得の状】のナレーションで

クライマックスを迎えるシーン。

【死して屍、拾う者無し】で、

チャンチャンバラバラが始まる訳です。

結末は判っているのに、

あー!後ろから!気をつけて!

と、叫ぶ私。

で、

松方弘樹さんがチョッと顎を斜めにもたげ、

あの瞳を大小させながら、

最後に口元をムッと結ぶんです。

あ~良かった!

と、安堵する私。

あの時代の時代劇は、

小道具も良かったですよ。

今の時代劇なんか、アレハ何なんですか?

目の肥えてないスタッフが増えたのか、

予算を制限されているからなのかは判りません。

本当に良い俳優さんでした。

 

 

歯科の仲間って

歯の治療において、

自分の診断通りの順調な経過をたどる症例って、

患者さんには申し訳ないのですが、

当たり前の事ですから。

ところが、ウム?と、

考えさせられるツマズキに遭遇すると、

俄然、燃えて来ます。

それが患者さんの方は全然気づいていなくても、

治療するサイドでは、

自分の思惑とは違うなって感覚はあるんです。

難問ほど、

考え、

悩み、

苦しいですよ。

24時間ズッと頭から離れませんもの。

関連する文献を読み漁り、

関連の専門医に問い合わせたり、

出来る限りの方略に尽くします。

ただ、

人に聞いたり、

文献での解答得る事は

ほとんどありません。

結局は、

自分で工夫するしかないように思います。

臨床的判断基準って云うんですが、

その繰り返しから、

段々と、

棒高跳びのポールの高さが高くなるように、

そんな感じでしょうか。

私のヤってる工夫って、

若い先生には、

チョッと視では、

気づかないと思いますね。

東京開業の小出 明医師などは若いのに、

私のブログにチラッと掲載した症例写真の

肝心要のメッセージ処を彼はキチンと、

感じとってくれている稀なる優秀な歯科医師です。

だから私は小出君を評価しています。

本当に彼のような【歯の番人】は

少数派ですもの。

若い先生には門戸開放の私ですが、

診る方のレベルの差は凄まじいほど大きんですよ。

これを歯医者の腕の差と呼ぶんだと思います。

小出君が私に追いついたときは、

私はもっと先へと行ってます。

で、

後ろ向いて、

おーい!ここだ、ここだ!

と。

私と師匠との関係みたいになれたらと。

歯科の仲間って良いですね。

 

治療も生活も安全、安心

昨夜はシッカリと熟睡しましたね。

寝つくまで結構と大変なんです。

マリリンが蒲団の中に入って来て、

顔をクッツケて鼻先で顔をつついたり、

掌や顔中を舐めまわり、

大きな手を差し出して、

もっと遊べ!

もっと構ってくれぃ!

一通り付き合って遊んでやるのですが、

もうコレで終わり!

キリがありませんから。

私が眠りにつくまで、

恐らく私の髪や顔を舐めてんだと思いますよ。

犬の嫌いな人から観れば、

なんと汚ならしい、不潔!

と言われる事でしょう。

朝、シャワーにまで、

マリリンはお供する始末。

ここまで好かれたら悪い気持ちになれません。

若いオネエチャンにウツツをぬかすより、

ズット安全、安心、健康的だと思っています。

インプラント VS 部分入れ歯

最近の歯科医師は、

歯が無い部分を見つければ【インプラントしましょう】

歯を抜けば【インプラントしましょう】

と、嬉しそうに言うのだそうです。

世間で私は【インプラントの先生】だそうです。

【高松インプラントセンター】を開設して

20年以上経過していますので、

其れなりにインプラント治療には【一言】は

持っている積もりです。

インプラント治療と部分入れ歯などの入れ歯治療は

適応症が全く違います。

インプラント治療の方が良い症例。

入れ歯の方が、絶対に良い症例。

その種分けの眼が、

歯科医師の能力と経験からくる診断力だと思います。

インプラントの良い点、欠点を含め、

口腔という複雑な器官を熟知すればこそ、

その種分けが出来るようになるのです。