日別アーカイブ: 2017年1月6日

歯科医師の功績

医師の人に聞いてみて下さい。

本当の本音をお願いしますと前置きして。

「 歯医者を医者と思いますか?」

と。

その先生が正直な人物であれば、

「 違うと思います」

「 歯医者は衛生概念に欠ける」

「 歯医者は勉強しない」

そんな答えが帰ってくるでしょう。

私が歯科医師だから、歯科医師をかばう訳ではありません。

医師にも勉強しない人は多いし、

倫理観の欠片の無い人も多いことを

私は知っています。

頭デッカチの融通の利かない、

偏差値だけ高く、程度の低い臨床しかできないのを

気づいていない医師も大勢知っています。

歯科医師の医療への貢献度は、

実は大きいのです。

そのプロモーションが歯科医師は下手くそなんです。

私たちが治療の欠かせない全身麻酔。

患者さんにとっても、

手術の苦痛と恐怖から解放される画期的治療方法。

これは歯科医師の業績です。

1846年10月16日の事です。

歯科医師ウイリアム.モートンが、世界で初めてこの方法を試みました。

この日を世界麻酔記念日として、海外では祝われています。

コレが当時のその写真です。

_20170106_122841

歯科医師の業績はまだまだ在ります。

歯科医師のアイデンティティーを忘れてはなりません。

若い歯科医師の先生方へ。

自信を持って、

毎日の患者さんを大切に、丁寧に、

診察して下さい。

其処から学ぶことが沢山在りますから。

週刊ポストさん、ありがとうございます

週刊ポストにて歯科業界の実態という特集記事が出てからというもの、

新患の患者さんが増えているんです。

ただ、

私の診療所は1日に診察出来るキャパが少ないので、

内容によっては、

大変申し訳ありませんが、

先へとお待ち頂いています。

当たり前のことを、

当たり前にする。

ソレではイケません!

もっともっと工夫して、

患者さんのお役にたつ医療機関であれ!というのが、

私がこの道に入ってから変わらず持ち続けた気概です。

ある先生は、

週刊ポストはケシカラン!

週刊ポストはトンでもない事を書いてくれたもんだ!

三枝先生、あなたは自費診療だから出来るんでしょ?

う~ン?

反論しませんでしたが。

もう25年も前から、

私はタービンはお一人お一人、

滅菌して変えておりました。

ラバーダムは歯科医師免許を頂いてからズットです。

マイクロスコープも20年も前から使っています。

個室で1日数人の診療体制にした際も、

健康保険の診察はしていました。

この10数年は、

患者さんからのリクエストにお応えするために、

健康保険の治療が必要ないだけです。

健康保険の点数が低い?

私はそうは思いません。

1日の患者さんが減った?

歯医者が増えたからではありません。

患者さんはジッと観察してるんですよ。

私らの情熱を。

端から出来ないと諦めないで、

もっともっと頑張りましょう!

そして、

歯科の信頼を回復しましょう!

休みを作って映画へ行こう

1月7日公開のブラックファイルというタイトルだったと思います。

無理やり時間を作って、

この映画に行こうと思っています。

アル.パティーノが出演しているからです。

色んな意味で、

私はアル.パティーノが贔屓です。

上手い役者が減った昨今、

実に安定感ある演技に感心させられます。

プロの中のプロと言えるでしょう。

マリリンですか?

映画館前の駐車場で、

車内で留守番ってことは、

車に乗っても知らないでしょうね。

ソレでも、

車のキーを手にすると、

尻尾フリフリ、

車内へ一目散のマリリンです。

お気の毒さま。

初手術

今日の午後からの手術が、

私の今年の初手術です。

インプラントの手術ではありません。

歯を残すための、

マイクロサージェリーです。

初手術にこの症例を選んだのは、

私に思う処あるからです。

歯を残す。

歯の番人で在り続ける。

この意思表明です。

今年も、ダメと言われた歯をどれだけ残せるでしょうか。

まだまだ勉強だと。

温熱機で、

手先を温め、

手術を待っている処です。

今さら他人に聞けないこと

年末年始の休日には、

旧い車の修繕と、

この本にハマっていました。

歯科という医療の道に入って、

もうすぐ40年に成ろうかと云うのですから、

一般の方からすれば、

ソレなりの医療関係の知識は豊富ナノだろうと。

いやはやお恥ずかしい。

専門バカで教養に欠けたる自分を知ればこそ、

この頃は先人の遺された業績への過程などの

よもやま噺とか、

医療技術の進歩の過程などの書籍から

眼から鱗という機会が多いのです。

DSC_0351

で、

私が頻繁に口にするナイチンゲール。

その名前を知らない方は居られんでしょうし、

幼い頃に読んだ絵の肖像画を

何となく記憶されて居られる事と思います。

この方がナイチンゲール、ご本人です。

DSC_0350

ヒポクラテスの時代から今日に至るまでの

人類の病との関わりを、

今頃になって、

ホーォ!と、

そんな程度の私です。

過去からの軌跡を学ぶことは、

今の私が日常行う手当ての役に立つと、

私は頁を捲りながら確信しているのです。