カテゴリー別アーカイブ: ただの日記

歳とれば・こそ

私は・商家の生まれです。

幼い頃、

祖父に、

問うた事を・覚えています。

戦時中、

どのようにして・商いを・営んでいたのかと。

私が幼稚園児の頃であったと・記憶しています。

現代の幼稚園児が、

このような疑問点を・持つでしょうか?

この祖父も・姿を・位牌へと変わりは・しましたが、

朝夕につけ、

私は毎日、

会話し続けています。

疑問視することが、

答えを探すことが、

工夫することが、

人生の大きな意味で在ることを、

ヤットコサ・判る歳になりました。

 

 

心・平らに

普段から、

不要な外出は・しない私の日常は、

いつもと・変わりません。

普段から、

行き交う人々が・眼に入らない私は、

通りに・人数が減ったのかすら・判りません。

いつから・でしょうか?

ただ、

携帯電話が、

引っ切りなしに・かかるように・なりました。

マトモな神経の持ち主ならば、

不安で・堪らないのが・普通でしょうから。

せめて、

元気の源のような・私に電話をと、

思い出して・下さるノであればと、

いつも通り、

ワッハッハ!

と・バカ話に興じて・います。

その会話の最中、

画集に・眼を通すのが、

常と・なった事が、

最近の私なりの・変化でしょうか。

人それぞれに、

心の落ち着けようが違います。

今は、

テレビ、インターネットなどは、

観ない事を・お勧めします。

 

 

医療職が・今すべき事

全く・話しに・なりませんよね。

テレビで、

歯科治療が【感染リスクが高い!】って、

報道されたら、

もう、

爆笑モンでしたよ。

パフォーマンス・し過ぎだ・と。

手術用ガウン、

帽子、

フェイス・ガードの内側にマスク。

で、

グローブ着用。

歯科用チェアーは、

ほぼ・防護用ナイロンシートで・被いまくり。

コロナウィルス騒動が・終わってからも、

はいっ・

ズッと・その体制で・診療し・続けて下さいね!

歯科医師は、

普段から、

さまざまな病原菌やウィルス感染の脅威に、

曝されています。

今、

そのスタイルが・妥当だと・思うンでしょっ?

だったら、

常日頃も・どうぞ!

私は・医療職です。

パーフォーマーでは・ありません。

日常を、

平静に、

粛々と。

帝国連合艦隊司令長官・山本五十六元帥の言葉じゃないですが、

【常在戦場】

常日頃からの・備えが・大切なのでは?

あんな狭い・部屋で・ねぇの!

それこそ・濃厚じゃん。

で・待合室は、

大勢のための・腰掛け・在るじゃん。

コロナウィルス騒動で、

患者さんが・恐がって・来ていないのが・丸判り!

診る人が、観れば、

全部・判るンです。

【考える】事ですよ!

医療職として、

今、

何を・すべきか・を。

 

個室診療ですから・ご安心下さい!って?

生き様・さまざま

戦時は海軍士官であった・婦人科の叔父から、

戦艦大和を旗艦とする・帝国連合艦隊・最後の、

沖縄特攻の模様を、

まるで私が・ソコに居るかの如く、

幼い頃から・繰り返し・繰り返し・聞かされました。

天・全方向からの・バリバリとの機銃照射の雨嵐。

身体をよじらせ・交わし、

足元の船体を・ぶち抜く水雷による・揺さぶり、

で、

ドカンと・めくれ上がる床から・ジャンプする私。

飛び散る・肉弾。

吹き上がる・血潮。

鼓膜が・ヤラレ、

無音の世界の中、

ただただ、

肉弾木っ端になった部下に代わって、

ひたすら機銃を撃ちまくった青春期の叔父の姿を、

私は・自分の事のように、

鮮明に・身体中に刻み込めラれました。

高校時代に、

何故・幼い頃の私に、

そのような酷い話しを・したのか?

と、叔父に問うた事が・ありました。

万死に一生を得て、

復員し内地に戻った・叔父は驚愕したそうな。

昨日までは・鬼畜米英。

が、

瞬間・疑ったそうです。

ジープの米兵と仲良くする女性の歓喜する姿。

新聞を観れば、

もう・アメリカこそ復興の大神さま・さま。

これは・なんだ!

叔父の・正直な心情だったと・思います。

大勢の部下を守れずに、

自分だけ・生き残っていた事を・恥ていました。

政治に関わらず、

不特定多数と関わらず、

自分の世界を・手の届く範囲にだけ狭め、

人を殺す商売をしてきたから、

頂いた寿命は、

人を取り出す仕事をしよう。

産婦人科医なら、

患者さんとの・関わりだけで済むからだと。

尚登、

戦争を知らない世代が・為政者になった時、

戦争を知らない世代が・軍の司令官になった時、

右から左へと・簡単にターンできる日本人は、

必ず・戦争を・おっ始めるぞ。

イデオロギーより、

経済で、

戦争は・起こるモンだ。

その時・お前は・どうする?

青春期に問われた・問いに、

私は答えを・考えながら・過ごしてきました。

交戦時こそ、

艦橋に立つ・艦長であれ。

ソレが私の・生き様だと・思う歳になりました。

 

本当に困った時の歯科医院

今日の・日曜日。

転んで、

前歯が欠け、

激痛に苦しむ方の・急患処置。

なんで・ウチに?

先生ところは、

絶対・大丈夫だと・聞いてたんで。

ウチは・健康保険の治療は・してないけれども?

知ってます。

歯は・大事ですから、

先生・痛み・直ぐに取れますか?

治療は・痛くないですか?

欠けた処は綺麗に・なりますか?

治療は・痛くもないし、

痛みは・直ぐに・取れるし、

見た目も・綺麗に・なるよ。

それより、

君ぃ~・コロナウィルスを保菌してない?

冗談だよ。

はぃ・検温して、

はい・あ~ん・して・喉を診せて、

ソレから、

これで・うがい!

ねっ!

こういう時期ですから、

メンテナンスの患者さんは、

コロナウィルスが収束するまで、

歯科医院はウェイティングすべきだと・思いますが、

緊急時のために、

休診ってのは、

私には・違和感・在ります。

ただ、

スタッフは自宅待機中で、

診療所を・私・独りで・守っています。

これは私の医療観ですから、

違う方は・ご自身の信念を・どうぞ。

 

歯医者が・危険だって?

数日前のニューヨークポスト紙に、

現在、

1番・コロナウィルスに感染し易い・職種ナンバー10が、

公表されたそうな。

で、

1位・歯科医師

2位・歯科衛生士

この記事に、

若手歯科医師たちは、

恐れ・おののいて・います。

はぁ~ん?

そんなこと・もう何十年前から、

判りきった事じゃないですかって・な処が、

私の想いです。

世界中を震撼させた【エイズウイルス】の脅威。

その真っ最中に、

私は・北アメリカの歯科の現場を経験しています。

末期感染者の状況に接し、

脳天を・ガッツ~ん!と、

ヤラレ・ましたモノでした。

若かったですから、

恐いって・云う感情よりも、

戦場に立つ戦士が、

歯科医師である・というプライドめいた使命感を、

胸に焼き付けてくれた・キッカケにも・なりました。

自分が感染者との自覚ない人が、

患者さんとして来院されたならば、

その人に・覆いかぶさり、

手当てするのが、歯科医師です。

アマ~い・ですよ。

そのような経験から、

さまざまな工夫・葛藤を繰り返しながら、

私の診療所のスタイルが・出来上がったのです。

私の診療所には、

さまざまなる【仕掛け】が・あります。

飄々と、

構えているように、

心がけていますが、

自由診療のみでの何十年を、

甘く視ては・イケマセンね。

全ては・患者さんのために。

ダテに・高い治療費を頂いている訳では・ありません。

弟子も・多く・社会へと旅立ち、

現場の第1戦で、

奮闘しています。

次々と、

指示しながら、

三枝イズムを・伝えています。

今が、

歯科医師の職種としての、

倫理観が・試されている・勝負所です。

潰れたくないから・診療所を閉めれない、

経営を圧迫させたくないから・診療所を閉めれない、

そんな時では・ないでしょ!

工夫する【頭】と、

医師としての【倫理観】が無いなら、

クラスターの【源】とならないように、

診療所を閉じるのが・社会のために・なります。

 

医療職

歴史を・振り返って観ると、

大きな1本の・源流が在ることに・気づきます。

今、

私たちが・出来ることも、

自然と・見えてくるものです。

コロナウィルス感染に対して、

異常に恐がる事は・ないノですが、

知らず知らずのウチに、

自分が・他人に感染させ、

その方が・たまたま、

基礎疾患をお持ちであったり、

免疫力の低下した方だったり、

高齢者だったり、

自分の無自覚から生じる行動が、

致命的な症状の原因 Continue reading

楽天家

家族から、

声が・大きいから・恥ずかしいと、

よく言われて・きました。

声の小さい男に・仕事の出来る人は・いません。

家族から、

思った事が・直ぐに・顔に出ると、

言われて・きました。

正直者の・証しです。

家族から、

慎重過ぎて・張りつめた気が・伝染すると、

言われて・きました。

不条理な世間の荒波の中、

慎重さを・身につけるのが、

男の性であり、義務でも・あります。

ウチでは・散々の低い評価に・甘んじて・いますが、

ただ、

私は・大いなる【楽天家】でも・あります。

この天性の性格によって、

私は・歯科医学の山を、

グイグイと・登って・きたのです。

難症例に・挑む際にも、

この楽天的性格によって、

1歩・踏み出す・勇気が湧き出て・くるんです。

松下幸之助氏が、生前、

新入社員の面接において、

必ず・問うた台詞。

君は・自分が運の良い方と思うか?

で、

運が良いと・答えた人だけを・採用したそうな。

私自身も、

かなり強運の持ち主である事を自負していますし、

ソレは、

ご先祖や・天が、

味方して下さっていると、

頑なに・信じて・います。

これほどの・楽天性が・なければ、

医療職など・務まりませんよ。

ソコに、

私の・デカい声と正直さ、

その防御策としての・慎重さが・在るんですが、

これは男の性ですから、

女性・子どもには、

理解できないのかも・しれませんね。

 

へそ曲がり

私は離婚経験者ですが、

古くからの・患者さんから、

先生が、細か過ぎて・ジャないの?

先生が、潔癖症過ぎて・奥さんが大変だったからでは?

からかわれる・ンです。

そんな筈ないじゃ・ないですか。

日本男子たる者、

仕事・在ってです。

ですから、

診療所では、

私は・確かに細かいかも・しれません。

否、

細かい・です。

序でに・潔癖症です・はい。

認めます。

でも、

ウチじゃ、

だらしない・モンなんです。

そりゃあ・そうでしょう?

年がら年中・神経ピリピリしてたら、

身が保ちませんモノ。

だから、

ウチの中で、

大型犬と・同居できるんじゃないですか?

毛だらけ・デスもん。

しかし、

変な・もので、

診療所だけは・ダメですね。

本来の潔癖症が・ついつい。

でも、

患者さんにとってみれば、

良いんじゃ・ないですか?

私の診療所は、

私なりに、

練りに・練った・アイデアで、

工夫しています。

一般的な歯科医院の動線など・汚いって、

私の物指しが・思ってますから。

今日も・新患の方が・お見えになりました。

驚いて・おられるが・伝わりましたが、

皆さんが・驚かれますので、

内心で、

よし・よし・しめしめ・ってな処です。

私は皆さんと一緒って・できない質なんです。

へそ曲がり。

 

 

 

平常心

インターネットを観ると、

まるで、

世界中が・パニック状態になったような、

不安な想いに・なりますが、

診療所から1歩・街へ出て、

グルリと・周囲組織を見渡すと、

普通に・人々が往来しています。

電話から・伝えられる・新潟の光景も、

普通だ・そうな。

都内で開業する・戦々恐々の、

医療現場の最前線に立つ臨床医から聞かされる・本当の光景。

豚カツ屋も・ラーメン屋も、

人々が・列を作って・並んでいる・そうな。

マジかよ!

インターネット情報と・全然・違うジャン。

で、

やはり、

惑わされては・ならない・と。

こんな時こそ、

平常心を保ち、

常識という・物指しの・本領発揮。

手洗い、

うがい、

マスクの着用、

不要の外出をしないこと、

医療知識のない一般の方には、

そのレベルで良いですから、

協力しましょうね。