孤高と・群れ


金融機関や・公的機関のビルの群れの・狭間に、

私の診療所は・ひっそりと・佇んで立って・います。

お昼時に・なりますと、

いっせいに、

ランチを摂りに・行くのでしょう。

大勢の・お勤め人たちが、

ビルから・湧き出るように・出てくる光景は・圧倒的です。

でも、

どうして・大の大人たちが、

一人で・行動しないのでしょう?

特に・今は、

ソーシャルディスタンスと云う・言葉を、

小学生でも・言えるくらいに、

気をつけなければ・ならない状況下。

夕暮れ時にも・なりますと、

診療所の裏手の・路地や、小路に面した・居酒屋には、

ヤッパリ、

テーブルを囲んでの・いつもの光景も・相変わらず。

どうして・真っ直ぐ・帰宅しないのか?

新型コロナウィルスが・怖くは・ないのでしょうか?

子供が・そのまま・大人になった・ような私ですが、

人様に・迷惑だけは・かけたくは・ありません。

また、

みっともない・真似は・できないのが・大人の男です。

青春期から・私は・群れることを・好みませんでした。

ゴルフを嗜みませんのも、

わざわざ・休みまで、

群れたく・なかった・からです。

淋しさと・群れないこと・とは・同じでは・ありません。

元来、

甘えん坊で・寂しがり屋の・性分ですが、

群れるより、

独りで・できる・ことを・美しく・思えるのです。

痩せ我慢・かも・しれませんが、

今は、

一人で・行動すべき・時なのではと。

そうは・お思いませんか⁉︎