カテゴリー別アーカイブ: ただの日記

悟り

先のブログにて、

何故・今・【藤山寛美】なのか?

ソレは、

後進たちから、

何故・いつから・先生は・そんなにタフになったのですか?

その類の質問を・多く受けるからです。

私こそ・チッポケな人間は・居りません。

小心者で臆病者ナンです。

ついでに、

寂しがり屋の甘えん坊。

手に負えませんね。

でも、

歯科の世界ってのは、

私にとっては【役者の立つ舞台】ナンです。

だからこそ、

踏ん張ってきたんです。

ある方が藤山寛美について、

【寛美さんは、断崖絶壁に立たされた、チャンピオンのようだった】

と。

私は歯科医師免許を持つ歯科医師と云うよりは、

いつも患者さんに寄り添う【歯医者】で居ようと、

それだけは、

肝に銘じてきました。

ソレは・ある種の【戦い】ナンです。

役者世界ならば、

舞台の華は鮮やかな方が良いのは・当たり前。

ですから、

輝く歯医者であることが・大事ナンです。

患者さんに捧げた人生ですもの。

でも、

本当の自分は・違うんです。

そのギャップに苦しむ。

ソレが日常ナンです。

藤山寛美の言葉をご紹介しましょう。

ぼくがグチャグチャの広告なら、

わざと風に吹かれて、

電柱にでも・ひっついて

そこで乾くのをじっと待って、

また・あくる日、

ヒラヒラと飛んでいって、

落書きの紙にでもなりたい。

浪花の芸を極めた千両役者の本音と悟りに・グッときます。

男と云う生き物

もう今の時代、

覚えておられる方は稀有な部類かも・しれませんね。

私は松竹新喜劇の千両役者であった【藤山寛美】を、

心から・尊敬しています。

【役】になりきり、

千両役者の看板とおり、

千の【顔】を見事に演じきる姿は圧巻でした。

楽屋では、

また別の顔を持っておられました。

少年期、

随分と可愛がって頂いた記憶が、

私の人造りに影響を強く受けていることは、事実です。

近くのうどん屋へタクシーに乗車。

降りる際には、

1万円札。

藤山寛美が釣り銭など・もらえへん。

ソレが彼の流儀でした。

今、

私は歯科医師と云う仕事に従事しています。

多くの、

色々な、

患者さんがお越しになられます。

その時々で、

私も【千】の顔と対応で接しています。

患者さん・第1主義だからこそ、

患者さんにとっての私は、

絶対的な安定感を発散し続けなければ、

私は歯医者では・なくなるからです。

奥歯のダイレクトボンディング修復

最近、

ブログ更新ができていないことから、

先生、大丈夫?

そんな・メールを頂きました。

すみません。

忙し・過ぎたンです。

で、

先ほどの治療をご報告。

セレック・インレー修復が割れてました。

術前の写真は・悲惨で、

セレックに申し訳ないので、

今回はカット。

だから私はセレックが嫌いです。

残った虫歯の歯質を綺麗に取り除き、

ラバーダム防湿。

で、

できあがり!

私の手先が、

機械に負ける筈・ありませんよ。

社会勉強

先日のこと。

深夜、

大学から定宿へと戻っても、

昼間の緊張感が・解れません。

で、

常日頃から夜型と聞き及んでいた

〇〇先生に電話したのです。

で、

〇〇君、今・暇かね?

ちょっくら・社会勉強せんか?

と云う訳で、

深夜の街で、

待ち合わせしたのです。

でな、此処いら辺に、

シガー・クラブがあるそうな。

ほらっ・空港の案内所の置いてあった

味わいの新潟って・この冊子に・なっ。

君、そのスマホで調べてな、

一緒に・どうだぃ!

すると、

先生、禁煙したんじゃ?

ソレと、

私は、酒も煙草も・やりません。

君ぃ・ソレは・アカンな。

人間、余裕ってモンがいるんじゃ。

ソレと、

シガーと煙草は違うからなっ。

ほらっ・ヤッパリ社会勉強!

そんな・こんなで、

そのシガークラブのあると云うビルの前へと。

ちょっくら・君・中を偵察してくれぃ。

待つこと数分。

駆けよってくる〇〇先生から、

先生、チョッとヤバイ雰囲気がっ!・と。

ヤバイとは、どんなに?

ナンだか・押しの強い男のマスターが独りでヤッテる店で、

客は、誰もいません。

君ぃ・マスターは男に決まってるやろ。

女のマスターなんか・居るかいな。

押しが強い?

良いじゃないか!

対決やな。

ほな・行こか。

先生、酒も煙草も・やらない僕を連れて行くンですか?

黙って・付いて来い!

気にせず、

エレベーターのボタンを押す私。

寂れたビルの中廊下。

暗いですね。

で、

ありました。ありました。

重い木の押し扉。

気にせず、

店内に入る私。

お二人ですか?

はい。

カウンターとテーブルのどちらがヨロシイですか?

カウンターで。

(なんや・ふつう・やないか)

で、

ナンに致しましょう?

私はジントニックを。

先生~、私は呑めませんよ~。

マスター、

構いませんから、

呑みやすい・男のカクテルで・お願いします。

マジですか~!

これも社会勉強や。

で、

〇〇先生。

そっと・差し出されたグラスを手に取り、

恐る恐る、

グラスに手をつけたっ!

美味しい!

全然・コレならイケマス!

ほら・みてみぃ。

(酔いは・後から回って来るんですが)

マスター、

シガーを。

私はコイーバの・状態の良いのを。

承知致しました。

シガーの準備をするマスターを横目に、

〇〇先生、

何が恐そうな店じゃ。

良い店や・ないか。

先生、

マスターと先生の二人・観たら、

恐らく・誰も入れませんよ。

お二人とも・押せ押せ・だと・思いますが。

下戸の〇〇先生、

何故か、

別の2杯目に入っています。

ソコで、

君ぃも・シガー、ヤッてみてみぃ。

え~!

私は煙草も・吸ったことありません。

するとマスター、

シガーは香りと時間を楽しむモノです。

肺で香りを感じますか?

肺に吸っては・イケマセン。

ソレでは、初心者の方へ、

シガーの楽しみ方を伝授致したいと思います。

オモロイ店やな。

結果、

〇〇先生、

シガー1本・堪能したようです。

先生、これこそ・大人の男の時間ですね!

しかし先生、

暑くナインですか?

いつもネクタイにスーツで。

クールビズ・駄目ナンですか?

未熟者ですね。

 

 

 

 

祈り

5年生の病院実習の際に、

なついて・いた学生が、

もう半年先に迫った国家試験を前に、

不安感で、

切羽・詰まったンでしょう。

6年生の教室の前を歩いていた私の顔を見つけるや・否や、

先生、もうダメだ!

で、

私ですか?

代わりに・試験を受ける訳にはイキマセンから、

ポケットから、

ロザリオを出して、

お前に預けておくよ・と。

見事、

歯科医師免許を取得した際に、

コレを、

俺に・返しに来い!

と、

掌に、

私の御守りを置いてのです。

誤解しないで下さい。

別段、

私は信者獲得の布教者では・ありません。

ただただ、

教え子・可愛さ・だけ・ナンです。

現状、

歯科医師国家試験は、

資格試験の体を為していません。

もう、

選抜戦と云う状況です。

コレでは・良い臨床医など、

生まれないでしょう。

ガリ勉、ペーパードクター養成の青春期を、

歯学部の学生たちは、

無理強い・されてるんです。

医療人としての、

最大の条件は、

競争に【勝ち抜く】ことでは・ありません。

懐深く、

患者さんを・暖かく【包み込む】ことだと・思います。

だからこそ、

勉強もし、

技術の向上も、

自らの強い意志で、

自分に科すンです。

どうか、

後進たちが・立派な歯科医師に育ちますように。

決まり事

毎月の決まり事。

日本歯科大学・歯科放射線学講座の小椋教授と

晩飯を摂りながら、

キゥオター単位での仕事の目標をたてること。

と、

勉強会を召集し、

論文の進行状況を、

セッツクこと。

で、

俺たちって・借金の取り立て・みたい。

後進たちには・申し訳ありませんが、

人の人生において、

頭から全身にシャワーを浴びるくらいに、

仕事に没頭する時季って・必要ナンです。

そのような【洗練】を経験してこそ・

初めて、

診える【眼力】が・備わるンです。

私らの・仕事は、

後進たちから・煙たがられる事だと、

諦めているんです。

歯科医学は、社会貢献のためにあります。

私らが診れる患者さんの数など・

たかが・シレテます。

だから、

人を育てるンです。

日課

今朝も・早起きして、

大学出勤です。

早朝のキャンパスが夜中の雨に濡れて、

輝いています。

タイムカードをおして、

白衣を纏い、

先ずは、

創立者である【中原市五郎先生】の銅像を、

仰ぎ見るのが、

私の日課です。

で、

ソレから、

いつものように・モーニングコーヒー。

 

プロフェッショナルの心得

今の時刻は・午後の8時30分を、

少し・過ぎた処です。

読書の積もりが、

眠って・いました。

疲れが・蓄積してるんですね。

コンビニが買った弁当は、

食べる気持ちに・なれず、

プロテイン・バーとCokeを摂りました。

お金持ちと世間の批判を浴びる【開業医】ですが、

労働に対する疲労困憊は、

割には・あいません。

でも、

歯科医学が・好きナンです。

さっき熱めのシャワーを浴びたんですが、

今後は、

熱めのバスタブに頸まで浸かりました。

肩が痛みます。

何処に行くにも、

ボディーソープを持参する私です。

決まった銘柄しか・使いません。

コロンはレディー用の【BVLGARI】。

患者さんに密着する仕事柄、

加齢臭は・禁物ですから。

コロンが身体に馴染むには・

数年・必要です。

臨床医は、

態度、話し方、間の取り方、

そして、

体臭までも、

徹底的に【計算】し・尽くさねば・なりません。

ソレが・プロフェッショナルって・モンです・

明日の朝、

7時半には、

大学に出勤するためm再び床に入ります。

ただ、

3回は、

途中で・眼が覚めるでしょうが。プロフェッショナルの心得。

第2の故郷

ヤッパリ・新潟は良い処です。

第2の故郷と言っても過言では・ありません。

お昼には・見慣れた街の光景の中にいました。

で、

贔屓の書店で・ゆっくりと回遊し、

何冊か・抱えて、

馴染みの鮨屋へと。

あらっ・先生、

こんな昼間から・お珍しい!

カウンターに腰を落ち着けて、

真っ昼間から冷酒を一杯。

【〆張鶴】。

淡麗辛口が喉越しに快感。

で、

先生、いつもの【白身】から・始めますか?

贔屓の店は・判ってらっしゃる。

普段なら、

買ったばかりの書籍に、

早速・目を通したいノですが、

カウンター越しに、

職人の手当てを凝視する私。

先生、眼が恐いですよ!

そんな・真剣に見つめられちゃ、

手元が緊張するジャないですか。

せっかちな私です。

半時ほど、

新潟の秋の味を堪能し、

宿へと。

部屋に入るや・否や、

爆睡して・しまいました。

今は午後の7時まえ。

ゆっくりシャワーでも・浴びて、

伊勢丹のデパ地下で求めた弁当を食べながら、

読書でもと。

明日からは・数日間、

早朝から深夜まで、戦争です。

今日は・ノンビリとゆきますか。