先日のこと。
深夜、
大学から定宿へと戻っても、
昼間の緊張感が・解れません。
で、
常日頃から夜型と聞き及んでいた
〇〇先生に電話したのです。
で、
〇〇君、今・暇かね?
ちょっくら・社会勉強せんか?
と云う訳で、
深夜の街で、
待ち合わせしたのです。
でな、此処いら辺に、
シガー・クラブがあるそうな。
ほらっ・空港の案内所の置いてあった
味わいの新潟って・この冊子に・なっ。
君、そのスマホで調べてな、
一緒に・どうだぃ!
すると、
先生、禁煙したんじゃ?
ソレと、
私は、酒も煙草も・やりません。
君ぃ・ソレは・アカンな。
人間、余裕ってモンがいるんじゃ。
ソレと、
シガーと煙草は違うからなっ。
ほらっ・ヤッパリ社会勉強!
そんな・こんなで、
そのシガークラブのあると云うビルの前へと。
ちょっくら・君・中を偵察してくれぃ。
待つこと数分。
駆けよってくる〇〇先生から、
先生、チョッとヤバイ雰囲気がっ!・と。
ヤバイとは、どんなに?
ナンだか・押しの強い男のマスターが独りでヤッテる店で、
客は、誰もいません。
君ぃ・マスターは男に決まってるやろ。
女のマスターなんか・居るかいな。
押しが強い?
良いじゃないか!
対決やな。
ほな・行こか。
先生、酒も煙草も・やらない僕を連れて行くンですか?
黙って・付いて来い!
気にせず、
エレベーターのボタンを押す私。
寂れたビルの中廊下。
暗いですね。
で、
ありました。ありました。
重い木の押し扉。
気にせず、
店内に入る私。
お二人ですか?
はい。
カウンターとテーブルのどちらがヨロシイですか?
カウンターで。
(なんや・ふつう・やないか)
で、
ナンに致しましょう?
私はジントニックを。
先生~、私は呑めませんよ~。
マスター、
構いませんから、
呑みやすい・男のカクテルで・お願いします。
マジですか~!
これも社会勉強や。
で、
〇〇先生。
そっと・差し出されたグラスを手に取り、
恐る恐る、
グラスに手をつけたっ!
美味しい!
全然・コレならイケマス!
ほら・みてみぃ。
(酔いは・後から回って来るんですが)
マスター、
シガーを。
私はコイーバの・状態の良いのを。
承知致しました。
シガーの準備をするマスターを横目に、
〇〇先生、
何が恐そうな店じゃ。
良い店や・ないか。
先生、
マスターと先生の二人・観たら、
恐らく・誰も入れませんよ。
お二人とも・押せ押せ・だと・思いますが。
下戸の〇〇先生、
何故か、
別の2杯目に入っています。
ソコで、
君ぃも・シガー、ヤッてみてみぃ。
え~!
私は煙草も・吸ったことありません。
するとマスター、
シガーは香りと時間を楽しむモノです。
肺で香りを感じますか?
肺に吸っては・イケマセン。
ソレでは、初心者の方へ、
シガーの楽しみ方を伝授致したいと思います。
オモロイ店やな。
結果、
〇〇先生、
シガー1本・堪能したようです。
先生、これこそ・大人の男の時間ですね!
しかし先生、
暑くナインですか?
いつもネクタイにスーツで。
クールビズ・駄目ナンですか?
未熟者ですね。