50も半ばにもなりますと、
人生を階段に例えるならば、
途中の踊り場を過ぎて、
既に上段への脚をかけているのが判りますから、
階段の先の方角を仰いでみたり、
振り返ってみたり。
反省も多く、
後悔する機会も多いですよ。
でも、
必死で登ってきたと云う自負だけは在ります。
ですから、
他人からどのように観られているのか?
そんな事には全くの無関心です。
性格がどうだ?
考え方がどうだ?
ご批判は重々に在るでしょう。
だからどうした。
嫌なら近寄るな。
俺も嫌なら近づかん。
ただし、
好きな事だけと云う考えも私は受け入れません。
世の中は不条理の連続です。
耐える強さ。
交わす知恵。
折り合いをつける度量。
それらは好きな事だけでは身につきません。
塩梅と云う言葉が在りますが、
この塩梅と云う便利な知恵を如何に用いるのかが
男の知恵だと思います。
と言っても、
非武装などと云う絵空事など議論にもならず、
戦う際には、
それこそ命懸けで戦いますよ。
まだ登り階段が残っていますから。