早い決断を


家族で出かけようと、

出発時刻は1時にと、

確かに家人の口から聞いた筈だったのですが、

時計を見ると、

どうしても1時には出かけられる準備は進んでいません。

君、出るのは2時になるんじゃ?

帰ってきた台詞は、

2時と約束したら3時になるわよ!

平然と言うんです。

待ち合わせ時刻に出かける準備をすると云う性格?習慣に、

几帳面なる私は何度、額の血管が切れそうになったことか。

文句でも言おうものなら、

プロのピアニストの奏でる鍵盤の如く、

ベラベラと理屈、屁理屈の大合奏。

男は口では女には勝てません。

自分のいい加減さもを指摘された時も定台詞は、

沖縄の生まれ育ちだからしゃあないやん!

其れがいい加減さの理由の事実なら、

早々に沖縄へ帰れ!

と、

内心にて思って来ました。

そのような環境を過ごしましたから、

私は沖縄と云う処に良い印象を持てません。

喧嘩にでもなろうものなら、

南国の女は凄まじいですよ。

私が静かさを求めるのは、

もう煩さに辟易しているからです。

あんたの世話には一切ならん!

と怒鳴られたことたびたび。

で、

私の車を平然と乗って出かけて行く。

その辺を指摘すれば、

子どもへの虐待!

子どもが可哀想だと思わない父親の自覚失格人間。

店についても同様です。

この建物は私のものなんだが?

と問うと、

外で働いて稼いでやるわよ!

女は何でもするのよ!

こういう始末ですから下手に話しなど出来ません。

毎朝は自己診断の低血圧とかで、

機嫌悪いこと、この上なし。

多いんだそうです。

こういう人。

私は限界点に至り処置しましたから、

良かったですが、

私自身を振り替えってみて、

決断が遅かったように、

今になって、そう思います。