忠告


【歯科診療はスピードだ】と宣言する方歯科医師も

いよいよ御目見えしたようです。

同じ治療で、

10分で終わるか?

30分で終わるかと言われたら、

10分を選ぶのが普通だと云う判断をお持ちの歯科医師のようです。

1日に数人しか診ない診療所は、

ほそぼそ食べていける程度で採算が採れているとは言い難い。

で、

スピードと治療の質のバランスを上手く図るには、

段取りが肝心だとか。

そもそも【段取り】と云う大切手な手段は、

仕事が早い、遅いに関わらず、

仕事の結果の全てを左右するほど、

肝心要な要所です。

仕事の善し悪しはは綺麗か、そうでないかで、

自然に観えてくるものですから。

スピードを言っちゃえば、

もう一流以下の職人でございます宣言でしかありません。

対でに、

私の処は採算は採れています。

死ぬほど、工夫していますもの。

治療スピードですか?

ゆっくり進めますよ。

患者さんの大切な身体ですから。

お身体に無理をかけないように、

症状の進展を診ながら、

確固たる患者さんの健康造りが私の仕事ですから。

が、

生意気ですみません。

親から授かった器用な手先に感謝しています。

私の作業はスピード感在りますよ。

ただ、

もっと、もっと丁寧にの気持ちが強すぎるんです。

それと、

人の能力など大したことないと云う事を

誰よりも知っているからこそ、

時間をかけた治療をして来ました。

京の都一流の料亭が急ぎ料理を提供しますか?

お客さんは忙しいサービスなど求めていません。

心を楽しんでいるからです。

しっかりとお客さんの心を掴めば、

スピードなんかが医者選びの肝心な理由ではありません。

ぶきっちょがどんなに時間をかけた治療をしても壊すだけ。

段取りと手先が器用な職人は、

チャッチャッと仕事は運ぶモンです。

デスクワークもそうでしょう?

残業する人が皆が仕事が良く出来る人ではないように。

医者が医者とは?

その自問自答を続け、

自己鍛練に命をかけていれば、

その【気迫】は自然と周囲に発散しているものです。

その【気】が患者さんを呼ぶのです。

この残念な歯科医師の年齢を知りません。

が、

不幸な歯科医師ですね。

男は生涯、命を背負う者。

若い先生方、

このようなウガンダ職人感を持った免状を持つだけの素人の

戯れ言に耳を傾けてはなりません。

私は敢えて強く申し上げましょう。

歯科医院の看板を下ろしなさい!