大人の男 の 街


母方 の 親類縁者 の 【長老】宅。

還暦の 私に

ひさちゃん と 未だに 呼ぶ バアちゃん が

お昼の 準備の 最中。

家人は バアちゃんと 共に 厨房へと。

オッチャンは 昨夜

家人サービス の ため

夜の 古都を 引きづり廻した ようす。

私は 早々に ホテルで

独り を 満喫。

そんなん で オッチャン

御歳 94歳。

疲れ たんでしょう?

横で

座布団 枕に ウトウト の 最中。

八坂神社 付近 は イイです ネッ!

私 なんぞ

この街 では 未だ はな垂れ小僧 ですから。

昨夜

家人から メールにて 送られて きた 写真がコレっ!

オイ オイ

オッチャン どこまで 脚 延ばし てん ねん!

夜更け の 三年坂。

古都の 良さは 日が 暮れて から。

もう 随分と 長い間 ご無沙汰 でした。

銀座の 並木通り

私は 嫌いでは ありません。

エネルギーを 感じ ますから。

でも

祇園には かなわない よう です。

オッチャンの 広い 敷地の 伝統的日本家屋。

「尚登くん あんさん の ために 離れの 1棟 空けとく でぇ!」

「大阪 多い ね や ろぅ?」

「ほなら 此処で あ~ちゃん と お泊まり しぃ~!」

キタの新地 では 大きな顔を して ました。

銀座は たしなみ より 金ばらい が 最優先。

古都の しきたり では

その場 での 支払いは ありません。

忘れた 頃に

請求書が 届くの ですが

昨日の 支払いは

オッチャンが 受け持つ のでしょう。

古都の 花街は

キャッシュフリー なんです。

ただ

一見さん は お断り ですが。

信用を なによりも 重んじる の です。

だから

紳士 淑女しか 遊ばない 街なん です。

女性を 口説く 雰囲気は ありません。

そういう の 私は 好きです。

だから

私は クラブ や ラウンジが 嫌い なんです。

「せん せ~い ボトル 入れて くださるぅ~!」

そういう お店 私には チョッと。

今回の 収穫。

良い シガーバーを 見つけた こと。

あとの

ヤヤコシイ こと。

皆さんに お委せ しようと。

書面での ヤリトリ。

代理人を 立てて の ヤリトリ。

そんな 表面だった こと。

関西文化圏には 一部だけ。

あ うん の 呼吸 にて

物事が

知らぬ うちに

誰が どうなって 進んだ のか?

判らず 仕舞い で

ジ▪エンド。

大人の 街なん です。