キャパシティ


随分と・昔の話になりますが、

私は、虎ノ門の・ホテルオークラが・好きでした。

創業者の大倉喜八郎氏が、新潟県出身であることも、

越後贔屓の私の流儀に合いましたし、

帝国ホテルとは全く異なった匂いも、

私の好みに・一致していたからです。

ですが・ある時を境に、

私は全く・オークラを使わなく・なりました。

年末年始を・オークラで過ごした際に、

私は・ブチ切れた・からです。

キャパシティ以上の宿泊客を獲ったからでしょう。

芋洗いのような・客捌きに・呆れ果てた・からです。

しかし・これは・私にとっては・大変貴重な・教訓と・なりました。

自分の・器以上の・仕事を・しては・ならないと。

現在、

私の診療所は、

この教訓を・生かした・運営を・宗として・粛々と。

それが・ホスピタリティだと・考えています。