私にとっての・歯科医学


今年に入って、

猛烈な・忙しさ。

年々、

能力が低下しているから、

目の前の事を、

消化する事で・精一杯なのでしょうか?

新潟へは、

平日に参りますので、

仕事がありますから、

なかなか・息抜きが・できません。

高松市では、

1日の過ぎるのが・速いこと、

この上なし・といった塩梅。

という訳で、

この頃は・週末を、

関西で過ごしています。

ゆっくりする・積もりが、

休みの度に、

この性格、習慣が・嫌になります。

朝寝坊・できないのです。

いつもの・決まった時刻に・眼が覚めるんです。

で、

結局は、

いつもの・通り。

ただ、

関西はカトリック教会が多いですから、

いろいろな教会へ出向いて、

日曜日のミサを受けています。

昨日は、

大阪城近くの、

聖カテドラル教会へと。

大きな教会です。

江戸時代、

この地に・細川家の武家屋敷が在った事から、

あの・細川ガラシャに因んだ

ステンドグラスや御像が観られます。

キリシタン大名として名高い・高山右近の御像も。

和風の香りが・漂う、

珍しい教会です。

良いミサでした。

賛美歌の・グロリアを唱う度に、

胸が熱く・込み上げてくる心地。

で、

つい、

涙ぐんで・しまうのです。

神さまの・御子であっても、

このような・苦しい・惨めな姿で。

人間の罪の赦しのために、

身代わりに・なって下さった。

それならば、

自分は・もっと、もっと、

頭を下げて、

プライドなど・かなぐり捨てて、

謙虚な気持ちで・過ごしましょうと、

そんな想いで、

私は・残りの人生を、

縁のあった歯科医学を、

大切にしようと。

ナンの取り柄もない私にできる、

唯一のことが、

歯科の治療ですから。