月別アーカイブ: 2015年4月

何気ない台詞から学ぶ

他人からしてみれば真夜中という時刻なのでしょうが、

今日も自然と、この頃になると目覚める癖がついてしまいました。

それこそ日中は、診察している他の時間は娘たちがベッタリと張りついています。

末の娘も小学生へ上がりましたが、それでもお昼前にはニコニコと診療所へと帰ってきます。

他人からは想像できない程の寂しがりやの私ですから、娘たちが常に一緒に居てくれているから

現在でも、こうして仕事に精を出せていられるのだと、

こうした娘たちの支えに感謝しつつ、

やはり私の歳ともなれば、孫の歳のような子供の通常の営みには頭がのぼせて仕舞うこと度々です。

静かに独りという時間は、必要なようです。

寂しがりやで、独りの孤独は嫌ですが、といって煩いのも嫌だと云うのは

甚だ勝手と云えるでしょう。

ですから私は、家族の寝静まる静かな時間に起きて独りの時間を、

とは言え、家族の寝息を肌で感じて決して寂しさは感じない時間を過ごすのが好きです。

今も海外の論文を一編、読み終えた処です。

このような積み重ねを日々続けることが、私らのような患者さんを診察する仕事の人間には

大切な、またもうひとつの仕事だと思っています。

但し歯科の文献に目を通す日常は、ある意味仕事でもありますから

心の栄養にはなりません。

ですから他に読書のために少しの時間も、自分のために用意していたのですが、

この頃の忙しさと、娘たちのかしましさに頭がのぼせ上がり、

一月、二月程は読書などをする余裕もなく、

また娘たちと書店へと出向いても、

娘たちへは本を買い与えますが、自分の読みたい本を選ぶなどと言った心持ちには到底なれない

いっぱいいっぱいの自分に焦りを感じます。

今、認めながら、ふと漱石の文体に触れたくなりました。

私個人的には、荷風の文体を好むのですが、

時に珈琲を、である時には茶を欲するように、

今の私の脳細胞が、漱石の文体の何かを求めているのでしょう。

後程に、書棚をひっくり返して、頭に栄養を注ぐ手当てをと思っています。

この間の、娘たちのつかみ合いの大喧嘩に、ホトホトまいっていましたが、

昨日、私の評価では常に冷静沈着なる、到底争い等とからは程遠いであろうと確信している

スタッフの宮田君から、娘たちのつかみ合いなどは、最後までほったらかしておくようにアドバイスを受け、

怪我でもしたらどうするものか?等と、今考えたら粗末な問いかけをしたら、

自分の兄弟なんぞは骨折したこともあると、自然に答えるのにとても驚いたのです。

それこそ、私の時代には、そのようなことは日常茶飯でありました。

叩いて、叩かれて、痛みを感じて、喧嘩の加減を覚えたモノです。

但し、若い女性から、このような台詞を聞くとは思わず、

男兄弟のなかで育った娘は、ある意味恵まれていると感じました。

今は男が草食と言われる体たらく。

女が強くなったと言われます。

私にはよく判りませんが、男と女の物事の取り扱いが同じで筈な訳はありません。

そんな処を、女ばかりの環境で過ごす娘たちからしてみれば

父たる私の奇妙な所作は、将来少しは役にたつだろうと、

何気ないスタッフの台詞から、また学ばせて頂く未熟な私でした。

子育てから学ぶ日々

末の娘の入学式を無事に終えました。

が、診療が終わってから走り廻る私です。

ー 三枝君、入学式おめでとう!名前シールどんなのにしたの? ー

???

東京都にて開業の大学時代の同級生の女医さんからの電話に

仰け反らんばかりに驚いた私です。

そう言えば、上の娘たちの鉛筆に可愛いシールで名前を記入していたのを思い出しました。

私の幼い時分には、男ならみんな【肥後の守】を持っていました。

所謂、日本流のジャックナイフです。

竹トンボを作ったり、いろいろと重宝したものです。

今なら、危ない!と、持たせる世間ではありません。

小学校入学前の男の子なら、鉛筆の柄の部分を薄く削りとり、

其処に名前なんか直ぐに書けたもんですが。

時代は変わったモノです。

アレが足りない!コレが足りない!と走りまわり

帰宅してからは、この名前シールに一生懸命、娘の準備に悲鳴を挙げていました。

今朝は、上の娘が、末の娘にセーラー服を着せているのを観て

ー あぁ、お姉ちゃんだな! ー

と、安堵した私です。

この頃どういう訳か?いつもより初診の患者さんが多いです。

ありがたいと感謝しつつ、心底喜べない事実もあります。

というのは、もっと早くみせて下さったら助かったのに!

という症例が多いのです。

丁寧に手当てさせて頂いていますが、

もっと早く処置していたら、もっと良い結果になったのに!と

とても残念な気持ちになります。

子供への手当てと同じだと感じる今日この頃です。

子供バトルの末に

昨夜は都合2回も、娘たちの壮絶な喧嘩が勃発しました。

第1戦は、夕刻に私の院長室にて。

段々とエスカレートし、遂には掴み合いに!

ー ハイハイ!これまで!終わり! ー

私の仲裁にて終わる筈はありません。

ー エーイ!うるさい! いい加減にしなさい! ー

ー 今、ママが居なくてパパは大変!お前たちも大変!仲良く! ー

が、其々が其々の言い分を口々に!

ー パパが病気になったら、誰がストーブ付けれるん?ご飯作れるん?お風呂は? ー

下の二人が揃って、上の姉の名前を言いました。

ー でしょ?だったら、お姉ちゃんの言うことには、素直にハイと言いなさい。 ー

ー お姉ちゃんも、言い方があるでしょ!おい!アレやれ!って言われたら素直になれる? ー

で、一安心が甘かった!

帰宅して、夕食の準備をしていたら、隣の子供部屋から凄まじい物音が!

ビックリして駆けつけると、

格闘技状態に、大慌てで止めに入るが、掴んだ手を互いが放さない!

座りこんで、泣いてしまいました。

子供たちには淋しい想いをさせて申し訳ないと思います。

パパは一生懸命と言っても、相手は子供であることが、今やっと解りました。

子供も一生懸命に、パパを支えようと頑張って気が張っているのでしょう。

何処かで息抜きさせてやらないと。

毎日、必ずダッコもギューも、買い物も、お風呂も、寝るのも一緒にと

私なりの一生懸命なんですが、

父親の出番と、母親の出番という役割分担が在ることを

この頃にやっと理解出来ました。

この頃は、とかく男女平等と言われますが、

男と女の役割は違うと思います。

子供を通して、お勉強させて頂いています。

で、喧嘩の結末ですか?

私があんまり泣くので、自然に治まりました。

末の娘の入学式にて

末の娘の入学式です。

私の方が緊張して眠れませんでした。

準備不足が無いだろうかと、数日前から何度も何度も要項を確認して、

でも見直す度に、忘れもの!で、またお店へと走り廻るの繰り返しでした。

大学生時代の実習の前の夜に夜更けまで、実習道具が揃っているのかの確認していた頃と

全く進歩していない自分を恥ずかしいい思いでいます。

誇らしげな大きなランドセルに背負われたような娘の表情に

嬉しさと、なんとも言えない心の淋しさを覚えます。

歯の治療への関心を

昨日は夕方に娘たちを学校へとお迎えに行き

その後に早々に診療所へ戻って手術を。

今から大きな手術を受ける緊張する患者さんでしたが、

娘たちから

ー おじさん、頑張ってね!パパのお部屋のテレビで観ているから泣かないでね! ー

一気に、緊張が溶けたようです。

そのあと新患の方がお越しになりました。

もっと早い時期に見せて頂いていたなら!と、

やはり歯の治療は皆さん、簡単に考えて、

で、あとで後悔することに。

特に神経を採る治療は、最初が肝心です。

誰が治療したかの方が、歯の手入れに気を使うよりも大きく後のモチに影響します。

インプラント治療は、素晴らしい治療ですが、

それよりも尚更、歯の最初の初期の処置に関心を持って頂きたいと思います。

森の小人

新学期が始まり、また明後日から小学校へと上がる末の娘の件で気が張っているのでしょう。

学校へと送り出すまでに、アレコレする手順に慣れようと

4時半頃から家事を始めるようになりました。

先ずは、神棚のお供えの水を変えて柏手を叩き、

やかんに火をつけて、その間にお仏壇の花の水を交換して、

で、仏様にお茶をお供えして蝋燭に火を灯して香を焚き、

お経のCDのスイッチを。

お経の流れる間に、炊飯器のスイッチをいれて、床の雑巾掛けを。

そこから朝食の準備と末の娘と私の弁当を作り、

フーッと一服しながら珈琲を。

勿論、珈琲は二人分いれて、もう片方のカップを眺めています。

で、お仏壇の前に座ってお経を唱えて、この辺りで6時過ぎに。

腹を減らした犬たちにご飯をあげている頃に、

真ん中のももちゃんが起きて来ます。

先ずは膝の上にダッコして、ギューと抱きしめてホッペが朝の習慣になりました。

放っておくと昼まで寝ている後の娘たちの寝ている所へと。

起きろ!起きろ!と足を引っ張り、

上の娘はボサボサ頭で、末の娘はダッコして無理矢理ダイニングへと。

テーブルの準備の間に、上の二人はお着替えを、

私はそれからちびっ子の着替えを手伝います。

娘たちが食事の横で、やっと私は新聞に眼を通し、

その後に、娘たちの歯の仕上げ磨きをする私です。

終わって、自分の着替えを急ぎ、気がついたら靴下に穴が空いていました。

エーイ、見えないからそのままでと、

車にみんなを乗せて学校へと。

朝は戦争みたいです。

ディズニーのアニメの白雪姫に登場する森の小人のテーマソング、

ー ハイホーハイホー!仕事が好き、朝から晩までハイホーハイホー! ー

今の私のテーマソングみたいです。

このお陰で、普段の文献読破の集中力が倍増しました。

空いた時間に集中せねばと、今までより深く読み込めていると感じます。

日中は、歯の仕事に楽しみを見つけています。

診察の間に、実験の続きや診療計画の作成なとで

アッという間に夕方になってしまいます。

娘たちを学校まで迎えに行ってが、余分な作業になりましたが、

家族はみんなで一緒なんだよ!ってことを肌で感じて貰うためにです。

そこから再び私は仕事に、その間に娘たちは宿題などを。

で、一緒にスーパーで上の娘の采配で買い物をしてから

私は森の小人の状況へと。

私は患者さんに対してもそうですが、

【絶対的安定感】という状況を重視しています。

これがないと患者さんから安心して貰えません。

私は確りと過ごして頑張っているからと、

患者さんはもとより、家族みんなに安心して貰いたいと思って過ごしています。

まったく世間の予想とは反して、セレブな生活からは程遠い、細やかな暮らしを送っています。

新学期

今日から新学期が始まります。

昨日は、衣替えやら新学期の準備に追われました。

末の娘の真新しいセーラー服に名札やリボンを縫い付けようと、

針と糸と格闘でした。

手術の際の縫合のようにはいきませんでした。

今朝は早くから、小学校近くの交差点での安全指導係の当番日で、

黄色い旗を振って、児童におはようと声がけする羽目になりました。

今日は給食もありません。

ですから、お昼と、今日は遅くまで手術があるので夕食のお弁当を早くから作っていました。

シンドイでしょう!と思われるかもしれませんが、

子供たちが支えてくれているので、私しか出来ないことをしてやりたいと思っています。

親類縁者の居ない私です。

私ら親子は仲良く肩を寄せあって過ごしています。

寂しがり屋の父親を寂しがらせないようにとコソコソ3人が話し合っているのを

昨夜に聞いて、ありがとうね!と、またもや泣いてしまいました。

料理もスッカリと手慣れてきた娘たちです。

掃除も選択干しから取り込みまで、

上の娘の采配で、私らがお手伝いとなりました。

私の横で寝る順番も決めたようです。

交代で、娘にダッコされて眠る私は何なんでしょうか?

朝の珈琲を未だに二人分いれる私に、不思議がって私を眺める娘たちです。

家人が店を開くときに、私は反対しました。

ー お前の仕事は、俺の横に居ることやろ! 院長室で座っとくだけで良い! ー

よく喧嘩もしましたし、些細なことで怒鳴りました。

が、心のなかでは頼りに頼りきっていました。

我の強い性格でしたから、よくこの私に此処まで逆らうのか!と憤慨も度々でしたが、

内心では、大きな子供のような気で、可愛くて堪りませんでしたから

なんだかんだでやって来れたんだと思います。

ママはパパが好きだから、元気になって帰って来るよ!

と、上の娘から諭されて、

真ん中の娘からは、背中をポンと叩かれて

甘えん坊さんと、末の娘からは呼ばれる始末。

仕事はできるのにねぇ?

と、言われた時には愕然としたる私です。

さぁ、頑張るぞ!

光のあたらぬ手帳

手術の前の一服です。

娘たちは、お弁当を食べはじめています。

見映えに方は、到底、家人のように可愛く出来ませんが、

みんなで美味しそうに食べてくれています。

朝、お一人程、診察して、その間で机のなかの整理を終わらせて

上の娘に明け渡しました。

古い手帳が出てきました。

同じものを昨年か一昨年、誕生日のプレゼントで患者さんから頂きましたが、

まったく同じモノをだいぶん昔に見つけていました。

【三枝文庫】と題された、なかは白紙の文庫本風の手帳です。

家人と知り合った当時に入手したモノです。

家人とは随分と歳が離れています。

当然、私が先にあの世に召されます。

その時に、私の遺品の中から見つけた時に、

長い期間を独りで暮らすことになる家人の、私との会話として支えに成ろうと認めていたモノです。

昔人間の職人ですから、照れ臭くて上手く口には出せない言葉が沢山ありました。

また、家人の欠点も一番よく判っています。

冷たい世間を独りで生きていかねばならなくなる家人の孤独感のために、

一緒に居るんだと感じて貰うために、

付き合った当時から何年か前までの間に、徒然に認めていたモノです。

見つかったら不味いと、隠していたを見つけて、

ハラハラと頁を捲り、

またもや大泣きした私です。

最早、これを家人が読める機会があるかどうか判りません。

本当によく喧嘩もしましたし。

ごみ箱の中に放り込もうとしましたが、

やはり拾い出してしまいました。

歯科への私の情熱は凄まじいモノです。

私の人生において全てをかけたのは、

キザな言い方ですが、歯科と家人でした。

子供たちに支えられて、歯科に没頭して過ごしています。

ー パパ!手術、頑張って! ー

子供たちから励まされました。

が、もう一人、そう言ってくれる人が側には居ないことを淋しく思います。

観音様のお顔を見て、よし!と、気合いをいれて頬を叩いて手術室へと向かいます。

新学期に向けて

早朝からアイロンをかけたり、娘たちのお弁当を作って、

先程から娘たちが朝食を採っています。

昼過ぎから大きな手術があり、今日は比較的早く仕事を終えて帰宅する積もりです。

今日は朝早く診療所へと出勤し、院長室の私の机を整理整頓する積もりです。

来週から新学期が始まります。

末の愛菜ちゃんも1年生に。

上の娘の机を真ん中の娘に譲り、愛菜ちゃんは小さなテーブルで、

それで私の机を上の娘に使わせようと考えています。

それこそ引き出しの中から書棚のなかはグチャグチャのトンでもない状況です。

この際に、ヤっておかねば来週から大変なことになるからです。

明日は終日、みんなで衣替えに費やすことなるでしょう。

で、今日は日中、ブログの更新は出来ないので、今、大急ぎで認めています。

娘たちとの接し方

大きな手術が終わって、来週の火曜日の手術の患者さんに対する最終チェックをするために患者さんを待っている間に、

新患の患者さんの電話での応対やメールに追われて、

で、患者さんに戻り、最後の最後のチェックが完了してフラフラになって院長室に戻ったら

3人姉妹が掴み合いの大喧嘩の最中でした。

それぞれが私の側で、言い分を言い立てます。

ー いいかい!みんな!パパの前に正座してパパのお話を聞いて下さい ー

ー パパがみんなを大好きなのは判る?知ってる? ー

皆が一様に頷きます。

ー 時々パパはみんなをバシン!と叩くでしょう?なんで!って腹が立つでしょう?ー

ウンウンと頷く娘たち。

ー 真代ちゃんが心臓の病気になって人の心臓が必要になった時にパパのをあげる。ー

ー そうしたらパパは死ぬやん! ー

ー いいよ!死んでも。 ー

ー ももちゃんの血が全部交換しないとももちゃんが死ぬんだったらパパのをあげる。 ー

ー パパは死んでももを生かせてくれるの? ー

ー パパはそれで嬉しいんだ! ー

末の愛菜ちゃんは泣いていました。

ー パパは命をみんなにあげる。それで幸せなんだよ。ー

ー 君たちは姉妹のために死ねないし、死んではならないし、恐いでしょ? ー

ー だから君たちは絶対に姉妹に手を出せないの!それは命を捧げていないから。ー

ー 君たちは上のお姉ちゃんには身体の大きさ、勉強、力でもお手伝いでも叶わないでしょ? ー

ー だからお姉ちゃんには逆らわないこと! ー

ー パパはママにもよく怒ったよ!パパは何時でもママのために死ねるからね!ママが悪い時は雷を落としたモノ! ー

ー 他所に出かけた時にお行儀悪い人っているよね?パパはみんなにあぁなって欲しくないの。ー

ー だから悪いことはガツンと怒るよ。これはパパの仕事でもあるんだよ! ー

帰宅してから、スーパーでの買い出しから冷蔵庫の整理に犬のお世話に食事の支度。

気持ち悪いくらいに協力的でビックリすると共に、

風呂の湯が貯まるまで、みんなが私にダッコです。

皿を洗っている間に、娘たちが洗濯をたたんでくれるでしょう。

で、みんな入浴し一緒に歯磨きして、犬の散歩で、みんなで床に入ります。

これが私の家族への考え方です。

気にくわない、横暴だと思う方も大勢に居られると思います。

私はみんなを社会に貢献できる、人から頭から遣われる人になって欲しくはありません。

ベッドメーキングもみんなでしますが、ママの枕もキチンと一緒に並べています。