森の小人


新学期が始まり、また明後日から小学校へと上がる末の娘の件で気が張っているのでしょう。

学校へと送り出すまでに、アレコレする手順に慣れようと

4時半頃から家事を始めるようになりました。

先ずは、神棚のお供えの水を変えて柏手を叩き、

やかんに火をつけて、その間にお仏壇の花の水を交換して、

で、仏様にお茶をお供えして蝋燭に火を灯して香を焚き、

お経のCDのスイッチを。

お経の流れる間に、炊飯器のスイッチをいれて、床の雑巾掛けを。

そこから朝食の準備と末の娘と私の弁当を作り、

フーッと一服しながら珈琲を。

勿論、珈琲は二人分いれて、もう片方のカップを眺めています。

で、お仏壇の前に座ってお経を唱えて、この辺りで6時過ぎに。

腹を減らした犬たちにご飯をあげている頃に、

真ん中のももちゃんが起きて来ます。

先ずは膝の上にダッコして、ギューと抱きしめてホッペが朝の習慣になりました。

放っておくと昼まで寝ている後の娘たちの寝ている所へと。

起きろ!起きろ!と足を引っ張り、

上の娘はボサボサ頭で、末の娘はダッコして無理矢理ダイニングへと。

テーブルの準備の間に、上の二人はお着替えを、

私はそれからちびっ子の着替えを手伝います。

娘たちが食事の横で、やっと私は新聞に眼を通し、

その後に、娘たちの歯の仕上げ磨きをする私です。

終わって、自分の着替えを急ぎ、気がついたら靴下に穴が空いていました。

エーイ、見えないからそのままでと、

車にみんなを乗せて学校へと。

朝は戦争みたいです。

ディズニーのアニメの白雪姫に登場する森の小人のテーマソング、

ー ハイホーハイホー!仕事が好き、朝から晩までハイホーハイホー! ー

今の私のテーマソングみたいです。

このお陰で、普段の文献読破の集中力が倍増しました。

空いた時間に集中せねばと、今までより深く読み込めていると感じます。

日中は、歯の仕事に楽しみを見つけています。

診察の間に、実験の続きや診療計画の作成なとで

アッという間に夕方になってしまいます。

娘たちを学校まで迎えに行ってが、余分な作業になりましたが、

家族はみんなで一緒なんだよ!ってことを肌で感じて貰うためにです。

そこから再び私は仕事に、その間に娘たちは宿題などを。

で、一緒にスーパーで上の娘の采配で買い物をしてから

私は森の小人の状況へと。

私は患者さんに対してもそうですが、

【絶対的安定感】という状況を重視しています。

これがないと患者さんから安心して貰えません。

私は確りと過ごして頑張っているからと、

患者さんはもとより、家族みんなに安心して貰いたいと思って過ごしています。

まったく世間の予想とは反して、セレブな生活からは程遠い、細やかな暮らしを送っています。