新学期


今日から新学期が始まります。

昨日は、衣替えやら新学期の準備に追われました。

末の娘の真新しいセーラー服に名札やリボンを縫い付けようと、

針と糸と格闘でした。

手術の際の縫合のようにはいきませんでした。

今朝は早くから、小学校近くの交差点での安全指導係の当番日で、

黄色い旗を振って、児童におはようと声がけする羽目になりました。

今日は給食もありません。

ですから、お昼と、今日は遅くまで手術があるので夕食のお弁当を早くから作っていました。

シンドイでしょう!と思われるかもしれませんが、

子供たちが支えてくれているので、私しか出来ないことをしてやりたいと思っています。

親類縁者の居ない私です。

私ら親子は仲良く肩を寄せあって過ごしています。

寂しがり屋の父親を寂しがらせないようにとコソコソ3人が話し合っているのを

昨夜に聞いて、ありがとうね!と、またもや泣いてしまいました。

料理もスッカリと手慣れてきた娘たちです。

掃除も選択干しから取り込みまで、

上の娘の采配で、私らがお手伝いとなりました。

私の横で寝る順番も決めたようです。

交代で、娘にダッコされて眠る私は何なんでしょうか?

朝の珈琲を未だに二人分いれる私に、不思議がって私を眺める娘たちです。

家人が店を開くときに、私は反対しました。

ー お前の仕事は、俺の横に居ることやろ! 院長室で座っとくだけで良い! ー

よく喧嘩もしましたし、些細なことで怒鳴りました。

が、心のなかでは頼りに頼りきっていました。

我の強い性格でしたから、よくこの私に此処まで逆らうのか!と憤慨も度々でしたが、

内心では、大きな子供のような気で、可愛くて堪りませんでしたから

なんだかんだでやって来れたんだと思います。

ママはパパが好きだから、元気になって帰って来るよ!

と、上の娘から諭されて、

真ん中の娘からは、背中をポンと叩かれて

甘えん坊さんと、末の娘からは呼ばれる始末。

仕事はできるのにねぇ?

と、言われた時には愕然としたる私です。

さぁ、頑張るぞ!