昨日の朝のモラハラ特集と言い、今朝の【大人になれない子供亭主】特集と言い、
観ている私は、自分を責められている気持ちになりました。
今は社会人になった一番上の娘が、丁度、中学年の頃の反抗期に正にさしかかった時に
ー パパは身体は大人で心は子供!フン! ー
と、鼻であしらわれた事を思い出すと、
私はまったく進歩がないのだと悲しくなります。
しかしながら、当時はまだ付き合って間もない頃であった家人は
この娘のキツい台詞に、
ー アラ、男の人がいくつになっても子ども心を持っているなんて素敵じゃない? ー
確かに、そのように言った筈であったが、
月日の経過とは恐ろしいモノで、
テレビでの奥方たちの台詞と同じような意見に変わってしまったようです。
政治家にしても、世間の目は誠に厳しいモノがあります。
あの様な世間の基準値に達する人物が、この世に存在するのだろうか?と、
普通に感じてしまう私自体が、今の世間基準とはかけ離れた人間なのかもしれません。
私の学生時代に、母校である日本歯科大学前の富士見坂を
当時のキングメーカーであった田中角榮元首相を乗せた車が、朝と夕に駆け走っていました。
有名な話ですが、この道は一方通行でしたが、
朝と夕には、その方向が逆になっていました。
朝は神楽坂から国会方向へと、夕方は国会から神楽坂方向へ。
これは多忙極まりない元首相の通勤の都合に遇わせたモノでした。
おおらかな時代であったのでしょう!
今なら到底、世間からの批判を受けたに違いありません。
自分に厳しく生きるは、美しいと感じますが、
どうも最近は、他人に厳しくの風潮に嫌気がさします。
政治家は国の舵取りを確りとして下さる能力と胆力が一番の要で、
私のような仕事に就いている人間に於いても、肝心な能力があります。
テレビで云う処の模範的な大人の男像などは、
モシモの時に、戦える男とは思えない平和ボケした偶像ではないのかと想うのは
私のあがきなのでしょうか?