子育てから学ぶ日々


末の娘の入学式を無事に終えました。

が、診療が終わってから走り廻る私です。

ー 三枝君、入学式おめでとう!名前シールどんなのにしたの? ー

???

東京都にて開業の大学時代の同級生の女医さんからの電話に

仰け反らんばかりに驚いた私です。

そう言えば、上の娘たちの鉛筆に可愛いシールで名前を記入していたのを思い出しました。

私の幼い時分には、男ならみんな【肥後の守】を持っていました。

所謂、日本流のジャックナイフです。

竹トンボを作ったり、いろいろと重宝したものです。

今なら、危ない!と、持たせる世間ではありません。

小学校入学前の男の子なら、鉛筆の柄の部分を薄く削りとり、

其処に名前なんか直ぐに書けたもんですが。

時代は変わったモノです。

アレが足りない!コレが足りない!と走りまわり

帰宅してからは、この名前シールに一生懸命、娘の準備に悲鳴を挙げていました。

今朝は、上の娘が、末の娘にセーラー服を着せているのを観て

ー あぁ、お姉ちゃんだな! ー

と、安堵した私です。

この頃どういう訳か?いつもより初診の患者さんが多いです。

ありがたいと感謝しつつ、心底喜べない事実もあります。

というのは、もっと早くみせて下さったら助かったのに!

という症例が多いのです。

丁寧に手当てさせて頂いていますが、

もっと早く処置していたら、もっと良い結果になったのに!と

とても残念な気持ちになります。

子供への手当てと同じだと感じる今日この頃です。