近いうちに高松市で学会が催されます。
当然の事ながら、ウチの医局からも全員参加します。
遠路遙々新潟からお越しになられるので、皆を歓迎して待ってる積もりです。
同じ医局の後輩たちは、サゾカシ私のことが恐いと思って恐縮するでしょうが、
他の医局に居る嘗ての同級生なんぞは、
ワザワザ私の診療所の電話番号を調べて電話を掛けてきて、
ー イヨッ、こんど高松に行くから宜しく頼むよ! ー
この頼むよ!と云うのが食わせもので、
大概が女の子の居る処で、此れが飲み屋盛り場の類いで在れば未だしも、
変な処を探してくれというものも少なくありません。
オマケがついて、キチンとした処をお願いします等と言われても、
変な処のどの辺がキチンとしているのか判りませんが、
男同士のつき合いと云うのは、この辺りを丁寧に対応しないと大いに信用をなくしてしまいます。
いろいろ聞いて調べて、準備万端と安堵するのもつかの間で、
夜、眠りについている私の携帯電話をコッソリ盗み観したる家人の眼に!
こうともなると家人の妄想は限りなく!
ー イカガワシイ!不潔!汚い!病気を持ち込まないで! ー
から果ては、
ー 神様、仏さまの天罰が当たるわよ! ー
私の云う言葉は全てがウソっぱちの扱いに!
昔、友人に誘われて韓国へと行った私が、何年も経ってから家人にパスポートをチェックされバレる羽目になった事がありました。
情けない事に、韓国に行ったものの、罪の意識で私は独りで免税店に行って、夜は独りホテルの部屋でルームサービス。
友人には情けない奴と馬鹿にされ、疎遠になってしまいました。
ー あなたの女遊びが再発した!! ー
と、仕事の合間にメールを寄越され
遂には私は爆発したのです。
後は野となれ山となれ!です。
私は疲れました。