日別アーカイブ: 2013年12月24日

無菌的治療方法 その4.

 三枝デンタルオフィスでは
削った歯の完全防備の為に
様々な作業を行っています。

 そのために、
詰め物や被せ物の中が
後々になってから傷む事はありません。

 生きている歯の治療に於いて、
歯形を採る段に
仮歯を外して歯形を採りますが、
この時、麻酔注射は要りません。

 何故なら、痛くないからです。
歯科保存学の最先端治療で
歯の象牙細菅は完全に封鎖されているからです。

 冠や詰め物は歯科用セメントで
歯とくっ付けられます。
 
 但し、どんなセメントでも
永年使っていると
口の中の水分を吸収して膨張したり、
噛む圧力や
熱い物を食べたり冷たい物を食べたりでの
口の中の温度の差によって
物性が弱まり、
唾液の侵入を許してしまいます。

 この時、
象牙細菅が完全に封鎖されていると
断然有利であることはお判かりでしょう。

 歯の治療に於いて
押さえておかなければ為らないポイントは
幾つかありますが、
細菌感染に対する防御は
最も大切な処です。