弥彦山 2013年10月10日ただの日記h.saegusa 讃岐に暮らす者は 屋島の姿に 安堵の気持ちを 覚えるに違いない。 越後の人にとっての 屋島は、 さしずめ、弥彦と云った処であろう。 越後の広大な平野に 足を踏み入れてみて 驚くのは 弥彦の山は 何処に居ても 視界の中に。 弥彦の姿は あたかも 子供を見守る 親の姿と云えよう。
越後の海 2013年10月10日ただの日記h.saegusa サンポートからの瀬戸の凪は 誠に心穏やかな一時を 与えてくれる。 さしずめ、疲れた心を癒してくれる 安息場であるとも云えよう。 越後の海は大陸へと続く。 遥か向こうの大陸から 何かがやってくると期待させる 希望の海である。 私は時に 大陸からの風を 全身で受ける為に 海辺へと 向かって行く。 過去も、今も、 普遍を吹き飛ばす為に 身体を風に曝す。 大きな空と大きな海から いっぱいのエネルギーを蓄えて 身体の向きを 人里へと変えれば 背中を 広い厚い風が 押し、押し もう一度頑張れと もうひと押し。
歯を噛み締めてから 2013年10月10日ただの日記h.saegusa 人は長い人生のなかで 様々な逆境に出会う。 自己を鼓舞させ 道なき道を 頭を垂れて 前へ前へと 足を一歩づつ 進めていかねば ならないのが 人生である。 その様な時に私は かの越後の覇王.謙信公の 産まれ育った山を 思いだし、 奥歯を噛み締めて 足を進めて 歩くのである。