この頃・患者さんが多く、
患者さんの資料を前に、
治療計画を・ジックリ検討する時間が欲しいと。
エィっ!
いっそのこと・まとめて時間を作ろう!
という訳で、
勤務は・相変わらずの午前7時30分。
院長室と技工室を、
行ったり・来たり・しながら、
【考える】歯科治療の【基】創りに・専念しています。
通常通の診療は、
5日の金曜日からです。
この頃・患者さんが多く、
患者さんの資料を前に、
治療計画を・ジックリ検討する時間が欲しいと。
エィっ!
いっそのこと・まとめて時間を作ろう!
という訳で、
勤務は・相変わらずの午前7時30分。
院長室と技工室を、
行ったり・来たり・しながら、
【考える】歯科治療の【基】創りに・専念しています。
通常通の診療は、
5日の金曜日からです。
診療の内容によって、
私の診療チェアーの環境は、
大きく・変化します。
私愛用のシロナ社の歯科治療用チェアーの名前は、
トリートメント・センターです。
まさしく、
今日の根管治療の患者さんの治療に際しては、
私のチェアーは、
根管治療のトリートメント・センターと化した訳です。

ものすごく多くの【道具】が・要るんですよ。
患者さんの手前の・隙間に、
私が、
入り込む訳です。
で、
天井からは、
マイクロスコープを下げてきて、
私が・覗きこむ。

で、
数時間の【根管治療】が・行われるのです。
私はマイクロスコープしか・視てません。
器具は、
アシスタント・ワークに・なる訳です。
息がピタリと・合いませんと、
スムーズな・根管治療は、できません。
朝、
ポストから、
届いた書籍、葉書などの束を、
確認していると、
日本歯科大学・
校友会報が目に留まりました。
毎号の学長のエッセイを・楽しみにしていました。
で、
お目当てのコーナーは?
と、
頁を捲り、
ハッと!
身体が・凍りついたのです。

日本歯科大学新潟歯学部 口腔外科講座 初代教授であった、
加藤譲治先生の・懐かしいお顔だったのです。
今、拝見しますと、
先生のお顔だちの、
お若い事にも・驚いたのです。
当時の印象では、
ソリャ・恐ろしい恐竜のようなイメージで、
先生の白衣姿が・視界に入るや否や、
私は・後ずさり・していた・モノでした。
ソリャ・迫力満点の名医でしたね。
でも、
温情・熱い先生でも・ありました。
先生がよくプライベートで立ち寄る所が、
私の自宅の・まっ前でした。
ですから、
よく顔を合わせる機会が・ありました。
そんな時、
ニヤリと笑って、
ご自身の自動車のキーを、
ポ~んと、
私に放り投げ、
洗車・頼まぁ!
私ですか?
天下の加藤譲治教授の愛車ですよ!
炎天下・だろうが、
真冬日・であろうが、
汗だくになって・仕上げたモノでした。
終わった頃を見計らって、
オイっ・お疲れさん。
ホラッ。
ガレージの床に・並んで缶コーヒーを、
一緒に飲んだモノでした。
そんな時、
【鬼手佛心】という言葉を、
初めて・先生から伺い、
医療職の生き方など、
ボソボソと、
先生独特の語り口調が・懐かしい。
たまに、
男子用トイレでご一緒した際には、
私の尻を、
ポンと・叩いて、
遊びも・ほどほどになっ!
直立不動の姿勢で、
用を足した記憶も・懐かしい。
日本歯科大学の学生として、
加藤譲治先生の存在は、
誠に誇らしかったのです。
先生は58歳の若さで・お亡くなりに・なりました。
私も、
歯科医師として、
一生懸命に過ごしてきましたので、
先生の事は、
思い出す機会も、
多かったと・思います。
が、
いきなりの、
先生のお写真を前に、
思わず、
姿勢を正して・しまいました。
先生のお元気な頃の年齢は、
今の私よりも、
ズッと若かったのには・驚きました。
あぁ・私も・もっと・シッカリせねば!
と、反省しつつ、
若い世代への・影響力も考えて、
日々の・生き方も・見直そうと、
朝から、
身の引き締まる・想いに・なりました。
今日は、
朝からズッと・診療チェアーに、
座りっぱなし・でした。
本当に、
よく続くモンだと、
自分でも、
体力と根気に、
感心します。
マイクロスコープを・のぞいていると、
時間の経過が・判らなくなるんです。
それにしても、
コロナウィルス騒動。
エライことに・なりましたね。
ここまで騒ぐ必要ないと、
私は・思うンです。
すみません。
ただ、
大勢の人の集まる所や、
電車、バス、飛行機の乗車のマスク着用、
日ごろからの・手洗いと、うがいの徹底。
その習慣づけのキッカケに・なるでしょうから、
ソレはソレで、
満更でもない・かもしれません。
平安時代の日本人の平均寿命は、
なんと・30代です。
死因の大半が、
風邪。
そうなんです!
風邪って、
本当は・恐いのですよ。
医学、公衆衛生、住宅環境、食事の進歩が、
今の私たちの・当たり前を、
創ってくれたんですね。
日本という国に生まれた事を
感謝しなければ・なりませんね。
全国の小学校から高校までが、
コロナウィルス対策で、
春休みまで、
休校に・なるのだそうな。
4月になっても、
ウィルスの伝播が収束できなければ、
どう・するんでしょう?
親は、
仕事があるから、
相変わらずの・満員電車に。
その親が、
毎日、
家に帰って来るんですから。
親は親で、
子どもの留守番が・心配だと、
内心・不満と不安が入り混じっている模様。
大きな会社では、
一部、内勤制度を適用したとの事。
ふ~ん?
働き方改革で、
長が~い連休が、
この頃・増えました。
月給制の人は・嬉しいかも・しれません。
が、
日給制の人は、
収入が・その分・減るンです。
また、
連休が増えましても、
レジャー施設、ショッピングセンター、ホテルなどの勤務者は、
連休など、
縁が無い訳で。
不公平だと・思うンです。
以前・ストックホルムに参りました際に、
デパートの営業時間は平日は午後の5時まで。
日曜日は・休みでした。
業界問わずの・一律であれば、
それは・それで、
ま~・理解は・できるんですが。
私ら医療機関は、
病人のために存在する訳ですから、
閉める訳には・イキマセン。
ただ、
ウィルス・テロなども・想定した、
対策を、
系統的に創るキッカケに・なって欲しいと、
痛切に・思います。
患者さんに、
銀座の・天ぷら近藤の、
店主の・度まん前の席を手配して・差し上げたら、
今朝、
診療の予定ではないのに、
お土産を・持って来て下さいました。
皆さん、
私の好物を・よくご存知の・ようです。
つい、
廊下で、
紙包みを開き、
蓋を開けて、
一気呵成に、
3つ。
たて続けに、
口に放り込んだのです。

医師から、
甘いモノを控えるように言われています。
が、
コレを手にしたら、
もう・イケマセン。
【空也】の・最中。
餡と薄皮だけの・食い物なのに、
なんで・こんなに・旨いノでしょう!
シンプルな食べ物ほど、
技がモノを言うのですね。
天ぷら近藤にしても・然り。
素材に・粉で包んで・油で揚げるだけ・なんですが、
近藤文夫氏の手にかかった天ぷらは、
人生の味が・します。
空也の・最中も然り。
歯科治療という仕事を、
私は料理と・同じように、
受けとめてきました。
奥が深いのです。
しかし、
コロナウィルス。
困った事になりましたね。
ただ、
本来、
眼には見えませんが、
ウィルスなり細菌って、
私たちの生活環境には、
共存していることを・忘れては・なりません。
また、
テロリストによる細菌兵器の使用被害が起こるかも。
日ごろから、
バランスのとれた栄養補給と、
十分な睡眠。
心と体の健康増進に努める事が、
予防の第1歩である事も・事実です。
コロナ・ウイルス騒動は、
いつもと・違う様相です。
私ら・医療職は、
もっと感染力が強く、
もっと感染性の高い、
細菌や微生物を保有する患者さんと、
接する機会が・多い仕事です。
ソレが・十分に判っているからこそ、
私の診療所は、
現在のスタイルになりました。
院内感染を生じることは・絶対にないと。
皆さんは、
ご存知ないかも・しれません。
肝炎ウイルスの感染力の強さと、
保有者の多さを。
また、
最近、
梅毒、肺結核も、
爆発的に増加傾向に・あります。
医療機関という所は、
病気を治す所であると・共に、
感染源にも・成り得るのです。
今回のコロナウィルスの件で、
マスコミは、
国の対応策への不満を大いに意見しています。
が、
本当に・そうでしょうか?
誰が為政者であっても、
本当に・確実な対策が可能でしょうか?
国家間の経済関係や、
国内の旅行者に収入を依存する業者の現実を鑑み、
鎖国令を実行できるのでしょうか。
田中角栄首相時代のオイル・ショックの際の
トイレットペーパーが、
全てのスーパーや薬局から消えた・騒動を、
私は鮮明に記憶して・いました。
先の東北大震災の際の【備蓄】の心構えは、
オイル・ショックの騒動と重なり、
モシモの際の準備こそ、
医療機関にも・必要であることの教訓となりました。
マスコミが煽るから、
こういう時にこそ、
私は自己主張するんです。
患者さん毎に・マスクを交換し、
患者さんが、
マスコミから得た耳情報から、
私の診療所に対して、
絶対的安心感を持って・下さるようにと。

感染症対策の基本は、
徹底的な手洗いと、
十分な栄養の補給と、
十分な睡眠。
序でに、
外出毎の・クロロヘキシジン含有うがい薬での・うがい。
それで、
特別な微生物以外は、
ほぼ大丈夫。
あと、
大勢の人が封鎖環境に在る所への外出は、
できるだけ避ける事。
騒動も直に・収束するでしょう。
大切なのは、
収束してからの・備えです。
それこそ、
いつ東南海地震が来るのか・判りませんから。
もう・週末ですよ。
明日は・1日中、
絶対に、
休んで・いよう!
と、
思っているのですが、
恐らく、
診療所に居ると・思います。
明日で57歳に・なりますが、
私のような・中途半端な年齢の男って、
ダメですね!
若い・オネエチャンを追っかける元気より、
明日の健康のために・休養大事。
友人も・ソレなりに落ち着いて。
趣味という趣味も・無く。
人と会うのも、
毎日仕事が・人との関わりなので、
休日くらいは・パス。
昨日、
銀座の天ぷら近藤の女将から、お電話を頂き、
来月の予約は先生ご自身も?
嫌々、
私は貧乏暇無しで、
仕事をしております。
愚娘の社会勉強のために、
どうぞ・厳しく、
本物のプロの料理人からの食事を頂く【心構え】を
何卒・宜しくご指導お願いしますと。
不詳私は、
今でも、
近藤文夫氏が天ぷらを揚げる姿写真を、
机の横に・貼って、
眺めるのが常ナンです。
職種は・違いますが、
若い時分から、
このような姿を表現できる・歯の職人になりたいと。
そんな話しを・致しましたら、
喜んでおられました。
池波正太郎氏も・伊集院静氏も、
女・子どもは・
という、
一見、
差別的表現をなさいます。
が、
この表現を・差別と受け取る方は、
男たる者の責任の自覚に欠けたる人と・思います。
男だから・
男でしょっ・
男のくせに・
そのような空気の中で、
私は育ちました。
思えば、
何故・男だから・なの?
そう・考えた頃も・ありました。
でも、
ヤッパリ・男だから・ナンですよ。
天ぷら近藤の厨房に、
女性の職人が立って、
姿が絵に・なりますかね?
診療所に立つ際に、
そういう事を、
考えながら、
歯科医師修業を積んできました。
インプラント・
マイクロスコープ・
セラミッククラウン・
根管治療・
大勢の歯科医師が、
同じように歯科治療に勤しんでいます。
日本中に、
天ぷらを出す店など・何処にでもありますもの。
歯科治療も・同じナンですよ。
でも、
看板は・私ナンです。
最近・やっと、
一味も・二味も・違う
歯科治療を実践してんだよ・という、
気構えが、
背中に・自覚できるように・なりました。
だからこそ、
もっと・もっと・
工夫を凝らそうと。
天ぷら近藤の空気を、
愚娘が、
さてさて・どう感じるのか?
この数年間、
歯の神経を除去しないで済むには?
というテーマに・取り組んできました。
並行して、
総入れ歯・噛み合わせ・歯根破折、
いくつかのテーマで、
考える歯科治療を・実践しています。
その中で、
1番・大きなテーマが、
先の、
歯の神経を取らないですむ・事でした。
今日、
ようやく、
目処が・たちました。
この数年間は、
このテーマと心中状態で、
周囲からは、
変人に・見えたかも・しれません。
歯を殺したくない!
歯科医師になって、
やっと、
夢への1歩へ、
爪先をつける事が・できました。
モチベーションが・下がるってこと・
ありませんか?
しばしば・聞かれます。
在る・に、
決まってるじゃ・ないですか?
年末ジャンボに当たったら、
歯医者なんか、
辞めてしまおう!
そう・思いつつ、
宝くじ売り場へと、
いそいそ・と通う数十年・でしたから。
宝くじを買う時って、
何故だか・強気ナンです。
1等・前後賞共に、
当たる・確信を持って、
1万円を財布から・取り出し、
1000円・お釣りを貰い、
帰りに喫茶店で、
先ほどの・お釣りで珈琲。
そんなセコい・買い方で、
当たる筈はない・
家族から総出で、
軽蔑の眼差し、
兼、
せせら笑い。
しかし当の本人は、
至って・真面目に確信プラス・
正しい宝くじの買い方と、
戒めてるんです。
で、
来るべき大晦日。
正月明け1番に、
みずほ銀行へと向かう姿を想像し、
心臓がキュキュンと、
締め付けられるんです。
その後、
残った人生の過ごし方を大いに熟考し続け、
ヤッパリ歯医者の仕事していよう。
この間、
インターネットで、
ある若い男性、
30過ぎの方でしたが、
働かなくて過ごしたいと、
田舎生活を、
生まれ育った都心から移住したそうな。
働かなくて過ごしたい・って、
どういう心情なんだろう?と。
この青年の行動よりも、
心情の方に・驚いたんです。
仕事の意味とは、
流行りの・自分探しではなく、
自分創り・だと、
私は信じて揺るぎません。
そんな私でさえも、
時には、
ゆっくり・したい。
少しの休暇が・欲しい。
そんなの・ショッチュウです。
でも、
10日が限度です。
昨今の、
半強制的な・あまりにも長い連休で、
実証済みです。
歯の仕事が、
どれだけ・自分の存在を、
再認識させてくれているのかが、
もう連休の半分くらいから、
判りますもの。
モチベーションが下がる時ってのは、
大概が、
自分で判っている・筈です。
自分の力不足からの、
目の前の壁を越えられない時。
そういう時には、
仕事に関連しない書籍を浴びるように読んで、
思い切って、
大きく助走し・ジャンプしてください。
きっと、
次の段階へ、
進んでいる自分に、
気づく筈ですから。