カテゴリー別アーカイブ: ただの日記

修復治療の・噛み合わせ位置

大がかりな修復治療や、

両側の奥歯全体の修復治療。

噛み合わせの位置は、

歯科医師が、

学問的根拠・経験などを基に、

決定しなければ・ならない局面を迎えます。

後進たちから、

その方法について・しばしば・質問を受けます。

患者さんの・顎位置が、

筋肉・骨格・靭帯・生理学的に、

安定していなければ、

正しい・顎位は求めラれません。

私は、

しばしば・スタビライゼイション型のマウスピースを利用します。

で、

調製しながら、

顎位の安定位置を捜すノです。

私の指に・注目して・下さい。

ここまで・消化できたら、

次のステップです。

さぁ・考えて下さい。

歯科治療は・考える臨床ですよ。

歯科治療への関心の高まり

1口腔全体の修復治療が・多いのが、

私の診療所の大きな特徴です。

言い換えれば、

相当・重症な患者さんが・多いノです。

下顎の修復治療の途中経過です。

全て・インプラントによる・修復治療です。

メタル・セラミック・クラウンにて・修復治療を行います。

セラミックを築盛する前の、

補強のための・金属製のフレームです。

この金属製のフレームは、

修復治療の後は、

2度と・見る事はできません。

が、

とても・とても・修復治療の長持ちに、

大きく影響します。

見えない部分にこそ、

工夫を凝らすことは、

建築の世界でも・同じでしょう?

根管治療も、

外観からは・見えませんが、

大勢の方々が、

私の根管治療を希望されて、

お越しになられるように・なりました。

それだけ、

歯科に関心が・高まってきたのだと、

私は喜んでいます。

ピンチがチャンス

コロナウィルス感染を恐れた・一般の方々は、

歯科医院を【濃厚接触】の危険性が高いと・判断し、

歯科治療を敬遠する傾向にある昨今です。

一理ある・かもしれません。

が、

全ての歯科医院が・危険な場所では・ありません。

私の母校の普段からの、

感染予防への地道な仕事は、

世間の知らない・処です。

安全に・歯科治療が受けられる処だと、

私は自信を持って・声を大にして断言できます。

かく言う・私の診療所が、

同列であることも・声を大にして・言えましょう。

患者さんの大幅減によって、

歯科専門職が・失職している事実が・あります。

有能なる人材確保のチャンスが到来したと、

今日から・新しい人材を、

受け入れたのです。

感染リスクが濃厚では・なく、

濃厚なるホスピタリティで、

私の診療所は・進化し続けてゆきます。

教育

おうっ!

コイツ・勉強し始めたなっ!

そう・感じさせられる後進って、

直ぐに・判るンです。

何故?

毎日のように、

質問のメールなり・電話が入るからです。

【大まかさな・解釈】を、

私は許しません。

【完全消化】でなければ、

シツコク・シツコク・問い詰めます。

暗記だけでは、

医療行為は・できません。

一句・一句の文字を、

自分の血と・肉になるまで、

消化してこそ、

実際の治療で、

初めて・使えるのです。

人は、

【目覚める時】が・あります。

その時、

どれだけ・自分を沸騰させる事が・できるか!

全ては・ソレにかかっています。

 

仕事の結果

日曜日ナンですが、

診療所で、

文献や、資料を・まとめて、

原稿を書いています。

今朝、

ポストに、

出版社からの書籍が・届いていました。

これも・仕事の結果です。

毎日・毎日、

コツコツと。

でも、

確実に・成果は出来上がってきます。

継続すること。

私に・できる事は、

それしか・ありません。

備え

昨日、

ある方と・お話しさせて頂きました際に、

こんなこと・申し上げたのです。

診察の際に、

患者さんの手首を触れて・脈をとり、

両顎の関節部分を・両の中指で触れて、

顎の動きを感じる。

これが・私の歯科治療の・最初の行為ナンですが、

最近では、

検温も・加わり、

歯科治療と医科が、

より重なりあってきたように・思います。

コレは、

間違いなく、

コロナウィルス感染への配慮がキッカケになりました。

ピンチがチャンスと云う・言葉を思い出しましたし、

ただ1日のために・100日でしたっけ?

兵は馬を養う。

そのような・大きな気づきを、

最近の生活から・学んでいます・と。

コロナウィルス感染を恐れた、

世間から、

歯科医院から患者さんが離れ、

また、

治療する側の歯科医院でも、

スタッフなどは家族から感染の危険を案じられ、

職場を離れ、

また歯科医師も、

患者さん・スタッフ双方の人離れに・呆然とし、

経営に苦しみ、

自身も感染に対する恐さから、

防御策に・頭を悩ませている様子を、

テレビなどの・放送、

業界からの情報で・日々・耳にします。

クドイようですが、

歯科治療を始め・医療行為と云う仕事は、

平日においても、

あらゆる微生物からの・感染リスクがあります。

ですから、

今、

初めて、

特別な状況下に・置かれている訳では・ないのですよ。

私の診療所は、

平日と・特別に変わっていません。

お越しになられます患者さんは、

その辺りは、

絶対的な安心感を持っておられます。

ただ、

私が気遣いますのは、

診療所への往復の際の、

感染リスクなんです。

もう昨日などは、

マスクをつけていない大勢の方を

往来で・目にしました。

ひとり・ひとり・ご自身の行動の適否を、

今、

見つめ直す時期かなと。

もしもに・備えて・という気持ちで、

大人は・模範を示さねばなりませんね。

 

医学を学ぶ者の心得

電話機能が、

圧倒的に進化したモノですから、

コミュニケーションが、

快適環境に・なった事を実感します。

トヨタ自動車が、

静岡県裾野市で建設中の・新しく情報都市に、

私は・大きな関心を持っています。

未来の都市創りに挑む・トヨタ自動車に、

敬意を表します。

同社は元来・織物業であったと・記憶しています。

その技術を、自動車に方向転換。

どこの・普通の家庭でも、

普通に自動車を持て、

また、

道路網の整備と伴に、

運搬を始め、

日本中・隈無く、

物も・人も、

行き交う事が出来る時代に沿った、

自動車を創る。

今では・当たり前となった事が、

当時、

夢のようなチャレンジだったのです。

ソレを実現したからこそ、

日本車の代名詞が、

トヨタとなったのは・自明の理と・言えましょう。

歯科界においても、

そうで・在って欲しいンですが、

なかなか、

そう上手くは・いっていないのが、現実。

IT技術依存に完全に舵をきれないのは、

むしろ、

良いノかも・しれません。

医療行為には・心が・欠けてはならないからです。

患者さんの・脈を、

医師自身の指先で、

直接・触れて、

序でに、

肌の張りも・感じ、

体温を・くみ取り、

聴診器で、

鼓動の音を拾う。

患者さんと・向き合って、

眼球の色、

肌の変化、

さまざまな・人の健康からズレた変化を

虎の目で・追いかけ、

気配で・感じる。

此処に・医学の真髄が在る訳です。

鈍った目で、

進化した機械から得られる情報を、

見抜ける筈は・ありませんから。

進化するためのチャレンジ精神と、

太古の昔からの野生的感性の一致。

医学を学ぶ者は、

そこを・肝に銘じるべきかなと。

 

不器用

人生は、

いろんな・想定外の事象の連続と言って良いでしょう。

ソレでも、

継続し・続けること。

ソレは、

才能よりも、

もっと大きな力に・なることを、

私は信じています。

小さな【縁】に気づいて、

その【縁】を大切に温め、

【縁】を得たことでの、

喜怒哀楽を身体いっぱいで・ぶつかって、

その・継続が、

人生の本当の味わい方・だと、

私は・思うように・なりました。

その私を、

他人が・どのように感じるのか・

その・ひとひとの・生きよう・によっても、

評価と批判と云う・全く真逆な・見方に・なるモノです。

私が・誰よりも、

不器用な生き方しか・出来ないノかも・しれません。

歯科医師と云う

休日でも、

祭日でも、

こうして・毎日を、

いつも通りに・起きて、

診療所へと通い、

忙しい日には・気がつかない、

階段や廊下の隅、

飾り棚の上の埃や、

壁の額縁の硝子や・額そのもの・

など・の汚れを、

落としながら、

あるいは、

コツコツと・進めている実験を・したり、

雑務など・苦手な経理業務を嫌々ながら・したり、

そうして、

このような休みの日が、

たまたま・患者さんの都合から、

抜糸や、

調製などの、

比較的簡単な治療であったなら

私は・喜んで、

掃除夫・事務員から、

白衣姿の歯科医師へと、

一時、

戻り、

で、

また日が暮れるまで、

明日からの患者さんが、

快適に・此処で・落ち着いて、

時間を過ごせるように、

掃除夫・事務員へと、

着替えるのです。

このような・決まりきった365日は、

何十年も・繰り返してきた訳で、

その継続の源泉となる訳は、

私が歯科医師と云う仕事を、

自ら・選び、

自ら・進んできた・

落とし前・と言って良いのかもしれません。

他人目からすれば、

オモシロ味のない・人生に見えるでしょう。

でも、

私は・歯科医師と云う仕事を全う・したいのです。

好奇心

祭日の、

今、

午前7時過ぎ・ナンですが、

診療所の院長室で、

いつもの通り、

デスクワークに・取り掛かる前の、

一服という・次第です。

歯科医学に自らを・完全埋没してこそ、

今までの四半世紀以上の助走期間が、

効いてくるんだ!

そんな風に・思っていますから、

今からこそ、

いよいよ・上昇気流に乗って、

歯科医学を・堪能したいのです。

歯科医学の消化には、

専門書ばかり読んでも、

奥行きは・深くなりません。

工学、

光学、

芸術、

文学・歴史、

さまざまなジャンルの、

優れもの・に・触れる事が、

とても大切なんです。

私の好奇心が・尽きる事は・ありません。