備え


昨日、

ある方と・お話しさせて頂きました際に、

こんなこと・申し上げたのです。

診察の際に、

患者さんの手首を触れて・脈をとり、

両顎の関節部分を・両の中指で触れて、

顎の動きを感じる。

これが・私の歯科治療の・最初の行為ナンですが、

最近では、

検温も・加わり、

歯科治療と医科が、

より重なりあってきたように・思います。

コレは、

間違いなく、

コロナウィルス感染への配慮がキッカケになりました。

ピンチがチャンスと云う・言葉を思い出しましたし、

ただ1日のために・100日でしたっけ?

兵は馬を養う。

そのような・大きな気づきを、

最近の生活から・学んでいます・と。

コロナウィルス感染を恐れた、

世間から、

歯科医院から患者さんが離れ、

また、

治療する側の歯科医院でも、

スタッフなどは家族から感染の危険を案じられ、

職場を離れ、

また歯科医師も、

患者さん・スタッフ双方の人離れに・呆然とし、

経営に苦しみ、

自身も感染に対する恐さから、

防御策に・頭を悩ませている様子を、

テレビなどの・放送、

業界からの情報で・日々・耳にします。

クドイようですが、

歯科治療を始め・医療行為と云う仕事は、

平日においても、

あらゆる微生物からの・感染リスクがあります。

ですから、

今、

初めて、

特別な状況下に・置かれている訳では・ないのですよ。

私の診療所は、

平日と・特別に変わっていません。

お越しになられます患者さんは、

その辺りは、

絶対的な安心感を持っておられます。

ただ、

私が気遣いますのは、

診療所への往復の際の、

感染リスクなんです。

もう昨日などは、

マスクをつけていない大勢の方を

往来で・目にしました。

ひとり・ひとり・ご自身の行動の適否を、

今、

見つめ直す時期かなと。

もしもに・備えて・という気持ちで、

大人は・模範を示さねばなりませんね。