外は・雨

せっかくの・お盆休みなのに、

天候に・恵まれて・いないのが・残念ですね。

まぁ・私は・仕事ですが。

院長室の・開け放った窓から、

濡れたアスファルトの水溜りを・跳ねながら・走るタイヤの音が・

物悲しい・ですね。

それでも・高松市のオフィス街の中心部に位置する

私の診療所・付近は、

静まりかえって・います。

それが、

ますます・物悲しさを・つのらせ・ます。

そう云えば、

最近、

演歌の話に・なりました。

クラッシック音楽の仕事に就いておられる患者さん・なんですが、

演歌に・心打たれるのは、

DNAに・日本人としての軌跡が・刻まれているからでしょう・と。

都はるみさん・石川さゆりさん・八代亜紀さん・北島三郎さん。

彼らの歌を・聴くと、

落ち着くのは、

私が・日本人である・証なんでしょうね。

今日は、

朝から・大きな修復治療の・連続です。

気が・張り詰める・1日に・なりそうです。

そんな・重い仕事の後の・演歌。

イイもん・なんです。

三枝院長・三國志を・断念す

昨年、新潟に参りました際に、

日本歯科大学の歯科放射線学の小椋教授と、

恒例の・古町グルメ認定医の実地試験の際に、

刺身を・つまみながら、

先生が、

ポツリと・語った内容が・脳裏に焼きついて・いたのでしょう。

先生は・大変な・読書家です。

論文や著作の・執筆の方も・立派なモノで、

私が・一目置く・大変な知性派で・いらっしゃる。

その先生が、

三枝先生、

私は・再び・三國志に・戻りました。

多くの作家が・描いた・三國志。

片っ端から・読破してるんですよ。

東京人の先生は、

新型コロナウィルスからの感染防止対策のため、

週末毎の・帰京は・断念されて・おられた様子。

で、

久しぶりに、

新潟から・自宅へと・帰京されたようで、

ほんの・数日・ご家族と過ごされ、

新潟に舞い戻ったのですが、

大学構内へは・入れないのです。

上京した職員は、

それが・東京キャンパスへの業務であれ、

新潟キャンパスへは、

1週間の・自宅待機を・余儀なく・過ごさねば・ならないのです。

先生は・単身赴任。

大学へは・徒歩5分のところに、

質素な・住まいを・構えて・いらっしゃる。

ご当人には・申し訳ありませんが、

構える・という代物では・ありません。

そんな住まいには、

電化製品は・洗濯機・ただ一つ。

それを・聞いた私は、

仰け反ったのです。

あのぉ・冷蔵庫は?

ありません。

テレビは?

ありません。

電子レンジは?

ありません。

電化ポットは?

ありません。

先生!一体・何が・あるんですか⁉︎

布団だけです。

ちゃぶ台は?

こちらも・やけバチになって・問いかけていたのです。

先生!家で・何してるんですか。

本を・読んでいます。

だって、

夜の11時くらいまでは、

余裕で・大学で研究していますから。

平然と・言い切ったのです。

筋金入りの・学者ですよ。

その自宅待機期間、

三國志あれこれ・だったん・です!

朗らかに・語るじゃ・ないですか!

私も・読書は・嗜みますが、

先生の・足元にも・及びません。

先生、良いんですか?

コロナウィルスへの厳戒態勢の中。

こんな所で、私と・のんびり・してて?

今日の・古町グルメ認定医・実地試験。

学内の現場の規則に・則り、

完全に・オッケー・です。

事前に・調べましたので。

現状4人まで・オッケー・ですから。

先生と・二人きり・なんで・問題ありません。

また、

会食場所は、先生の目に・かなった処。

流石、

換気のための窓のある個室、

価格からの・客層、

女将の・気遣い、

ここは、

下手すれば、医療機関よりも・安心でしょう。

その後は、

どんどん感染者が・増え続け、

これが・最後の機会と・なりましたが。

そんな時を・思い出し、

私も・三國志へ・挑戦したのですが。

これが・イケマセン・でした。

根が・善の塊、

良人の結晶を・自覚する私です。

それと、

かの国嫌いも・筋金入り。

頁を捲りながら、

人間不信に・なりそうで、

ヤッパリ・読むのを辞めて、

壁に・叩きつけたのが・最後です。

小椋先生とは・ウマが合うんですが、

三國志は・イケマセン・でした。

楽しいこと・って

今朝、

診療を始める前に、

恩師である・川崎孝一先生と、岩下博美先生と、

相次いで・長電話。

楽しかった・です。

あとは、

美しいものに・触れた時。

マセラティを・操る時、

若い青春期を・思い出すのです。

ナンパなら・負けないぜ!

レクサスや・メルセデスのような・優等生は、

私には・向いていません。

一点集中の・極意・とでも言いましょうか。

歯科医学の魅力も、

マセラティのようなモノ・かも・しれません。

緊急事態宣言しても・良いくらい

かわいい子には・旅をさせろ・では・ありませんが、

弟子たちには、

全国各地や・海外へと・出向いて行き、

見聞を広め、

歯科以外の・佳いモノに・触れる・機会を・増やすことが、

本業たる・歯科医療の・深みを身につける・最短距離である・と、

常々・口酸っぱく・言っているものですから、

こんな状況ですが、

どこへも、

行くな・とは・言えません。

医学を学ぶ・専門職ですから、

相当な・感染防止対策は・講じていると・思って・観ています。

新潟県の赤倉観光ホテルは・とても佳い・ホテルであることから、

弟子たちにも、

しばしば・勧めています。

で、

この・お盆休みを利用して、

赤倉観光ホテルへ向かった弟子が、

丁度、

途中で・長野市を通過すると・聞いていました・モノで、

長野市の・善光寺界隈の・街づくり・の見事なことを、

これも・常々・話をしておりましたから、

彼は・立ち寄る・ことに・したのでしょう。

また、

超高齢者の・おばあちゃま・が居られることから、

別段・おばあちゃま・ご本人に・聞かせる・話では・ありませんから、

旅立たれる際に・新たに仏様となる方が、

三途の川を・渡る際に、

河原で立つ・六地蔵菩薩さまに、

舟賃として・準備しなければ・ならない・6文銭。

長野・善光寺の・6文銭は・名高いことからも、

是非に・買っとけば良いよ・と。

そう云えば、

ウチの・母の・6文銭は・用意していねぇな・と。

しょうもない・ことを・思い出し、

今度、

新潟へ・出向いた際には、

遠回りして・買って来ようと・考えていた始末。

そんな弟子から・旅先から、

電話を・いただき、

先生!

凄まじい・人出です!

危険を・感じます・と。

そりゃ・大変だ!

速く・赤倉観光ホテルへ・逃げ込みなせぃ!

あそこは・私が好きなくらいに・客筋も・よろしい・ですから・と。

しかし、

新型コロナウィルスの怖さって・一般の方には・判らないのでしょうかね。

やっぱり・危険

今朝の・恩師達との・電話からも、

診療所と自宅との・自家用車での往復と、

週に1回の・スーパーへの買い物、

それ以外の・外出は・絶対に、避けているくらい、

新型コロナウィルスに対する・警戒は・怠っては・イケナイことを

再認識・させられた・のです。

ワクチン接種していても、

重症化へのリスクが・軽減する程度で、

感染することから・回避できる訳ではないのが、

このウィルスの・イヤラシイところ。

既に・1年半程度・続く状況に、

慣れて・しまうことが・1番・恐ろしいですね。

ワクチン接種したから、

もう大丈夫・だろう・って・のが、

イケマセンよ!

まだまだ・三枝デンタルオフィスは・厳戒態勢の・最中です。

墓参りの・ついでに

某歯科メーカーが・得意先のために作った・予約帳を愛用しています。

この類のモノは・なんでも良い訳では・ないのです。

患者さんからの・見た目の良さは・勿論のこと、

ページを開くと、

1週間の・チェアの稼働状態が・一目瞭然であることが、

必須条件なのです。

この予約帳、

今年は、オリンピックが開催されるのか、

はたまた、

新型コロナウィルスのせいで・断念せざるを得ないのか、

判断できない時期に・最終構成を迎えたのでしょう。

で、

このメーカーは、

オリンピックは・断念と・判断したのでしょうね。

祝祭日が・例年通りで・製造されていました。

カレンダーよりも、

日々の・動きを、

この予約帳・中心に・構成し、

カレンダーなど・見る習慣など・無かった私は、

先週の月曜は仕事を、

で、

水曜日を祭日だと・思い込んで・おりましたので、

昨日は・お休みを・いただき、

先祖の・お墓の掃除へと・高松市の郊外へと・足を運んだのです。

猛暑の盛りの・猫の額ほどの讃岐平野の外れの・高台に、

先祖の墓地を移築したのは、

私が・高松市に診療所を・構えたのと・同じ時期。

開業資金として・銀行から借り入れしたものから、

墓地資金を・拝借したのは、

これから始める診療所の仕事、

ご先祖さまの・力に・すがる想いが・あったからです。

開業当初の数年間は、

本当に・しょっちゅう・お墓参りに・行っていた・モノです。

私の診療所のスタイルは・独特なモノです。

軌道に乗るまでは・大変でした。

もう・いっそ、

一般の歯科医院のように・戻ろうかしら・とか、

難しい症例に遭遇した際には、

もう・ダメだ!

自分には・まだ・力不足であったのかも。

そんな・迷い、叫び、不安からの怯え、

随分と・長い年月を、

心穏やかに・暮らせることは・無かったですね。

どうして・歯科の道に・入ったのかしら。

どうして・修行僧のような・イバラの道を・選ぶのかしら。

そんな・想いを・払拭するために、

いそいそと、

墓地へと・足を運んでいた頃を・懐かしく・思い出します。

患者さんの・病状の原因への診断、

そして・治療方法と、その実際は、

耳に・歯の声が聴こへ、

治療方法は、

脳裏に・天から降ってき、

実際の治療は、

手先が・勝手に・動くことで、

自然に・無我を創ることで、

成り立つことが・判る歳に・なって・しまいました。

欲という・邪魔が、

全てを・台無しに・することが・判る歳に・なりました。

墓石に・近況を語りながら、

お盆の準備を・清楚に整へ、

墓地を後にした私は、

思いついたように、

今度は、

全く正反対の方向へと、

坂出市に向かって・車を向けたのです。

向かった先は、

市役所に問い合わせて・調べた・坂出市塩業資料館。

私の家は、

元来は・播州赤穂の出。

塩を商い・していた事から、

屋号を・当初は、

潮金・と名乗って・いたことを・思い出したのです。

良い・資料館でした。

幼少期の・記憶にある・塩田風景が・懐かしかった。

ほんに・瀬戸内海は・美しくもあり、

懐が・あたたかい・のです。

私流を・貫くこと

なんにつけ、

変わり者だと云う・そしりを・受けても、

聞き流す叔父の姿に・大いに影響を受けた私は、

なんにつけ、

この叔父を比喩に・よく似てきた・と、

親戚縁者一同からの・そしりを・受けること・度々。

それを・モノともせず、

ただ・聞き流すのも、

悟りの境地に・至ったのだと、

自己認識しながら、日々・過ごしています。

大概のことは・一通り以上、

常人の3倍くらいは、

放蕩してきた自負からくる・境地とでも・言えましょう。

仕事が・趣味というキザな台詞を吐いても、

誰からも・文句を言われないくらいに、

歯科の魅力に・取り憑かれて、

一生懸命に・歯の手当てに精進してきたこと、

それも・事実であればこそ、

大きな口を・叩けるのかも・しれません。

お盆

日本は・全く変わって・しまいました。

この季節、

幼い頃ならば・夜になると、

祭囃子が・聞こえてき、

参道の両側に・ビッシリと並んだ・露店の店先で、

掌の中に・しっかりと握りしめた・お小遣いから

思案しつつ・宝物を・買い求めて・いたもの・でした。

オレンジ色のテント屋根と、

光り輝く・電燈の・鮮やかさが・忘れられません。

私が・高松市に越して来た・平成の始めには、

夏になると・ライオン通り付近には、

毎土曜日の夜は・露店で・イッパイの人が・出ていたモノでした。

今では・当時の面影さへ・ありません。

診療所近くの・アーケード。

昼の最中から、

店からのクーラーの冷気と、

高松踊りの音楽が・高らかに・鳴り響いて・いたモノでした。

今は、

静かな・モノです。

何故でしょう?

せっかくの・四季に恵まれし・この国土。

季節季節の・伝統行事を・楽しみたいモノです。

そう言えば、

除夜の鐘に対して、

近所の住人が・騒音を苦情に・申し立てたことを・聞いたことが・ありました。

何故・こういう事態が・起きるんでしょうか?

世の中は・お盆休みの・大連休の最中です。

ご先祖さまの・お墓参りに・行きましたか?

どうか、

そうして・くださいね。

必ず・御霊は・帰ってきて・下さっていますから。

どうして・そんなこと・判るのか?ですって?

私なら、

必ず・帰って狗流からです。

もっか・診療中

世間では、

大企業にお勤めの方などは、

10日間も・連続した・お盆休み・なのだ・そうな。

1週間って方は・ザラ・なんだとか。

そんなに・休んだら、

暇を・持て余すんじゃ・ないかと・心配するのは、

私だけで・しょうか?

私は・もっか・診療中。

手術・総入れ歯・根管治療、などなど。

労働こそ・美徳という私は・古いんでしょうか?

難しいモノですね・世の中の変化って

何処かの・市長殿が、

金メダリストの表敬訪問の際に、

選手の・金メダルを・歯で噛んで観せての・大批判の嵐に

見舞われている・ようです。

オリンピックですから、

毎年の行事では・ありませんので、

もう、

私の若い時分の・ことだと・思います。

確かに、

同じような・シチュエーションが・ありました。

しかしながら、

その時代では、

批判どころか・微笑ましいような・空気で、

報道されていたと・記憶していましたので、

今回の騒動は、

別の意味において・驚いてしまいました。

同じ行為でも、

時代によっては、

全く別の・評価を受ける・んだと。

ただし、

今回の・金メダル噛み、

仮に、

ジャニーズ系のイケメンが・同じことを・したならば、

あり得ないですが・スポーツ音痴の私ですから、

もし・私が奇跡で・勝ち取った金メダルを、

森高千里さん・なりからインタビューされて、

金メダルに・チューでも・して下さったら、

ガラスのケースを・特注し、

大切に保管する際に、

キスマークが・消えないように、

透明の防水スプレーを噴射して、

大いに自慢すると・思います。

時代も・変わりましたが、

誰が・したのか!

それが・問題なんだと・思うんです。

パワハラにしても、

セクハラにしても、

誰が・したかによって、

逆に、

愛情ある叱咤、

気にかけてくれて・嬉しい!

に・変わって・しまいますもの。

市長殿ですから、

選挙で選ばれた人ですから、

相応の支持者は・居られるんでしょうが、

年齢の近い私から観て、

清潔感は・全く感じませんし、

爽やかさも、

紳士的所作、

言葉使い、

そう云う部分は、

決して・賛同できかねる感じの方です。

そこ・なんじゃ・ないですか?

ただ、

選手の所属先の・トヨタ自動車が・批判に乗り出してきたのは、

私は・感心できません。

世論を・気にし過ぎ・だと・思います。

世界のトヨタ自動車です。

所属選手に対する無礼な行いと云う理屈なんでしょうが、

相手も・政令都市の市長です。

相当に・叩かれているのですから、

大人の対応、

この歳の大人の対応というのは、

黙っていることだと・思います。

鞭打たれている人を、

再び、

追加の・鞭を打つ必要は・ないでしょう。

それこそ、

社長がテレビ番組なんかに出演して、

金メダリストである所属選手を讃え、

大笑いしながら、

金メダルに・消毒スプレーをかけた方が・受けるでしょうに。

厳しいことも・大切なんですが、

笑いに・変える・余裕を見せることが、

大人の所作なんじゃ・ないかと・思うんです。