心を納める


明日の手術は、

今年1番に難しいモノになるでしょう。

昨日、

息子に頼んでいたミサのCDが送られてきました。

神父さんから、

古いカセットテープを頂き、

それをCDに入れて貰ったのです。

50を半ばにして、

朝夕にお経を唱える熱心な仏教徒であった父が、

何を思ったのか?

いきなりカトリックに改修すると、

聞かされた息子ですが、

いきなりばかりの父でしたから、

あぁ、そうかい!

てな処かもしれません。

ダビングする際に、

息子も聴いたようです。

人の身体の治療に携わるってことって、

苦しんやな。

ポツンと呟いた台詞が

耳に残っています。

患者さんは自らの身体を

全面的に、

この私に預けてくれていらっしゃいます。

その気持ちに、

絶対的に、

安定した状況で、

私は応えなければなりません。

心を静めるために、

昨日からミサに参加したつもりで、

CDを聴いています。