私の友人である
香川こまちの山田氏は
流石に情報通で、
仕事柄、様々なものに
目を通している事に
驚かされる。
毎月、雑誌を創ると言う作業は
これ程までに
四方八方に
アンテナを張り巡らせなければ
為らないのだろう。
氏から
歯科に関連ある記事が
送られてくる機会が多い。
先日、インプラント治療に於ける
医療裁判の記事がファクシミリで届いた。
目を通し終り
被害をうけられた患者さんに対して
大変お気の毒な気持ちになった。
インプラント治療に限らず
人の身体を預かる仕事に
事故はつきものである。
故意でなくても
不慮の事故は生じ得る。
想うに、
インプラント治療が
一般化する迄の
歯科医療は
余り危険な仕事が多くなかったので
歯科医師の側に
人の身体を預かる認識が
欠けていたのだろう。
歯科医師である私が
この様に思わざる得ない程に
完成度の低い仕事に
遭遇する機会が多かった。
愚鈍な位に
真面目に丁寧な仕事を
心掛けないと
患者さんにとって
良い治療は出来ない。
ステップ.バイ.ステップを
的確に踏んだインプラント治療は
私は患者さんの為になる
良い治療だと確信している。