歯周病に罹患しているにも関わらず、
修復処置を行うと、
ご覧の通り。
患者さんから歯科医学への
信頼を失うことになります。
旧修復物を外し、
歯茎が喜ぶ環境を整備しなければなりません。
先般、
ブリッジの土台となる大切な歯に
亀裂が見つかりました。
抜歯になります。
しかし、
周囲の歯肉の環境が抜くには
まだ整っていません。
で、
周囲の歯肉に対して、
歯周外科を行い、
仮の歯を装着しました。
今日の状態です。
今まさに歯茎は熟成の最中に在ります。
問題の歯は抜歯しました。
薄く茶色に染色液に染まっている
歯の長径のど真ん中を走る筋が、
亀裂線です。
根の先のブヨブヨした組織は、
亀裂から感染した肉芽組織です。
今日はこのような状態に手当てして治療を終えました。
後は、
歯肉の完全熟成を待たねば、
次のステップには進めません。
治りきるまで、
ジッと待つ。
コレが大切なのです。