夜、
息子とその愛犬アール君と
芦屋の街を散歩していたら、
偶然、
アルファロメオの店のショーウインドーが
目に入りました。
在った!
発売仕立てのジュリアです。
凝視する私。
息子は私の顔を凝視しています。
で、
父ちゃん、どう思う?
俺は要らねぇな!
ジュリアって車には、
思い入れが強いのです。
コレが【愛しのジュリア】と呼ばれた
本当のジュリアなのです。
何でもかんでも新しいモノが良い訳ではありません。
確かに、
夏はクーラーが無いので暑い!
でもね、
それでも窓を閉めきって、
涼しい顔をして、
ハンドル握るのが、
通のアルフェッタなのです。
冬はエンジンのかかりの悪いこと
この上なし!
チョークを引き引き、
エンジンを吹かす。
コレが愛しのジュリアの始動儀式でもあるのです。
年に1度の割合で、
元気いっぱい取り戻すジュリア。
普段は、
車に気を遣って気を遣って
乗らねば、
いつ止まるかも判らない
気儘なジュリア。
それでも、
そのスタイリングの良さと、
元気の良い時?のエンジンサウンドに魅了されるのです。
誰でもお金さへ支払えば乗れる車って、
名車ではありません。