息子の寝顔


息子は昨夜は殆んど眠っていません。

朝の出勤時に、

夜中に見つけたんでしょう。

小学時代のランドセルを探し出し、

コレ持って帰るわと。

夜中に目が覚めた私と

再び酒を飲んで、

3時間も眠っていないと思います。

その前の晩も、

起きていたようですから。

私を支えてくれたのは、

大いなる変わり者を貫く私の

家族でした。

が、

この人たち、

本当に私をハラハラさせてもくれましたし、

怒りの極地にまで連れてってくれたモンです。

息子が言いました。

父ちゃん、

車のテールランプみたいになるんやないで!

ホラ!

直ぐに真っ赤な茹で蛸みたいに。

瞬間湯沸し器やで!

私には申し開き出来ません。

本当ですから。

思春期の娘たちに茹で蛸!

年の差離れた家人に瞬間湯沸し器!

コレが私の本当の姿ですから。

息子のヤンチャ振りにはテポドンって処でしょうね。

私には、

まだまだしなければならない責任ってモンを、

息子の寝顔を観て、

娘たちの笑顔を思い出し、

家人のヤンチャと笑顔、そして怒りの顔を

思い出し、

あぁ、

まだまだ歳とれねぇな!